花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

蕪式会社 秋の陣

2020年09月01日 | 環境システム科
1学期からカブの生産販売をしながら、
それに関わる経費や活動によって得られる利益などの仕組みを
体験的に学んでいる環境システム科の2年生。
ただ生産販売しては面白くないので
3つのグループを作っては競い合っています。
夏休みに入る直前に上半期の総決算をして
各グループがどれぐらいのポジションにいるかを確認したところ
順位はともかく、残念ながらどのグループもかかった経費を
まだ回収できていないことが明らかになりました。
先日、夏休みも終わり最初の実習となりましたが
みんな利益を上げるためには、2学期の戦いが
いかに重要であるかを知っています。
また二十日大根なら約1ヶ月で収穫できますが
カブはその倍の60日前後かかります。
つまり収穫時期は10月中下旬。
北国の青森ではこれ以上遅くなると寒くて栽培できません。
したがって秋の陣は一発勝負。
そこで1学期とは違ってみんな手際よく播種の準備を始めていました。
今日から9月、秋の陣が始まりました。

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これって違法

2020年09月01日 | 研究
昨年から土を使った研究を続けてきたハンターズ。
その辺の土を勝手に掘って使うわけにもいかないため
その都度、農業資材屋さんから購入することになります。
この1年半でいったい何十袋購入したでしょう。おそらくとんでもない数。
畑がいっぱいある農業高校なのに何万円も土を買うとは変な話です。
さて先日、研究も一段落したので温室を片付けながら
実験に使った土を廃棄することになりました。
学校には草などを捨てる大きな穴があります。
大型機械で土を掘って作ったものですが、そこに捨てるのは何だか気が引けます。
せっかく穴を掘ったのに土で埋めているようなものだからです。
そこで土を廃棄する係になったハンターズのメンバー。
困ったので温室周辺に土をまいてきたと報告してきました。
植物残渣や変なものを散布した土をばらまくのはいけませんが
汚染されていない土を土の上にまくいたのなら問題はないだろう。
そう思って先日見たら、何と土の色が周囲とはっきり違うではありませんか。
これでは赤玉土や砂を廃棄したのがバレバレです。
傾斜でもないため、この土はしばらくの間ここのまま。
これって違法でしょうか。産廃を無断投棄したわけではありませんが、
何だかうしろめたいものを感じます。
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