花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

自分自身を褒めてあげたい

2020年09月13日 | 研究
3年生のハンターズ。
早いもので卒業まで半年となりました。
すると本格的に始まったのが卒業アルバム用の写真撮影。
この日は各科各研究班の撮影日でした。
環境班は結成当時から本拠地である馴化温室で撮影するのがほとんどでした。
しかし年々ビッグタイトルを受賞するようになると
2年間で頂いたたくさんのトロフィーや賞状を並べて、
土肥実験室など思い出深い場所で撮影するようになってきました。
もちろん今年のハンターズも先輩方にならって
温室ではなく賞状に囲まれた撮影を選択。
ご覧ください。どのようにトロフィーをレイアウトすると
よく映えるか考えながら自分たちで撮影準備をしています。
実はここに並べたのは2020年になって頂いたものばかり。
置き場所がないので今回、2019年の賞状は遠慮してもらいました。
願わくば世界一のトロフィーも並べたかったのですが
残念ながら間に合いませんでした。
なんだか自慢しているように見えますが、いいんです。
この日ばかりは自分自身を褒めてあげましょう。
でも思い出深い場所として選んだのがなんと校長室。
確かに練習とはいえ彼らほど校長室に入り浸りした名農生はいないと思います。
さて名久井農業高校が地域の子供たちの作品を募集するアグリチャレンジ
まもなく締め切りとなります。
応募用紙は本校ホームページからダウンロードできるので
皆さん奮って応募してくださ。



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大丈夫なの

2020年09月13日 | その他
9月に入り、早いところでは稲刈りが始まったという
新聞記事が目に入るようになりました。
さて先日、こんな水田を見つけました。
ほとんどが写真の奥に写っている田んぼのように
だんだん黄色になってきているのですが、手前の田んぼは濃い緑色です。
別の作物ではないのかと思ってよく見ると、ちゃんと穂があり水稲です。
いったいどうしたのでしょう。
一般に肥料、特に窒素肥料を与えすぎると
いつまでたっても青々とし、適期に収穫できなくなってしまいます。
よく田んぼの四隅とか一部が濃い緑色をしている田んぼを見かけます。
あれは栽培前に堆肥を積んでいたところ。
肥料成分がそこだけたくさん滲み出たからだと思われます。
また水を取り入れる水路の水口でも同じ現象が起こる場合があります。
それは水温が低いから。冷害のように常に冷たい水が入ってくるので
なかなか成長しないのが原因です。でも今は登熟期。水はいれません。
ではなぜこの田んぼは見事なぐらい全面濃い緑色なのでしょう。
やはり肥料設計を間違って、肥料を多く入れすぎたのかも知れません。
窒素肥料が多いと倒伏しやすく、病気も多くなります。
台風などが発生する時期なので、どうなるのかちょっと心配です。
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