花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

忙しい秋

2020年09月24日 | 学校
秋彼岸も終わり、一気にキャンパスは秋の気配を感じるようになりました。
植物の色がしだいに薄くなり、それとは対照的に空の青さが目に入ってきます。
さて名農は10月1〜2日が中間考査。1学期はコロナで
中間考査がありませんでしたが、2学期は予定通り行われるようです。
忙しいのはその後。2年生はインターンシップ(就業体験)に出かけます。
1年生は名久井岳の麓で野外炊飯。
名久井岳周辺は県立自然公園に指定されており
立派なキャンプ場や遊んだり体験する施設、
さらに蕎麦やバーベキューを食べさせてくれる場所や
入浴、宿泊ができる施設も整備されています。
でも不思議なものでそばにこんな自然豊かな公園があるのに
あまり利用することはありません。
地元あるあるの話ですが、今回はどうやら利用してみるようです。
それ以上に忙しいのが3年生。16日から就職試験に出かけます。
進学する名農生も面接や論文練習と時間を惜しんで励んでいます。
しかしその前にハンターズが乗り超えなければならないのが報告会。
いろいろご支援いただいた地域の方々に対して受賞報告します。
もちろん二人にはもう一度英語のスピーチしてもらいますが、
サポートメンバーにも取り組みの内容の紹介依頼が来ており
またまたハンターズ一丸となって取り組む予定です。
報告会は中間考査が終わった10月2日、夕方八戸市で開催予定です。
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薬味といえば

2020年09月24日 | 
薬としての効果、味を引き立たせる効果。
このふたつの機能を持つ香味野菜や香辛料を薬味といいます。
ワサビ、ショウガ、サンショウ、カラシ、シソ、ネギ。
さまざまな薬味となる植物がありますが、皆さんは何がお好きですか?
この植物はミョウガ。ショウガの仲間の多年草です。
日本では各地で自生していますが、野生種がないことから
食べるためにアジアから持ち込まれたのではないかと考えられています。
地面からミョウガである花穂が顔を出しているのが分かりますか。
そして中から白い花が咲いています。一般に花が咲く前に食べるので、
栽培していない人は花を見ることもないと思います。
しかし栽培している人ですら、めったに目にしないものがあります。
それがミョウガの実。花が咲くのだから実がつくはずですがミョウガは5倍体。
アジアから持ち込まれたミョウガが、
たまたま5倍体だったのではないかというのが専門家の意見です。
そのため、なかなか結実しにくいのです。
ところがたまに実がつくことがあります。
白い花が散ってから出てくるのですが、その色は何と真っ赤。
もし見つけたらラッキー。探してみてください。
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