花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

白い玉

2020年09月26日 | 研究
ハンターズが持っている白い物体。
でもカイコの繭ではありません。
もちろんコットンボールでもありません。
これはフェルトボール。つまり絹でも綿でもなく羊毛です。
フェルトは羊毛を突いて作る手芸用品。
とはいってもハンターズがコロナで活動時間を持て余し
とうとう手芸を始めたわけではありません。
これはJr.の女子が研究で使うもの。
この他にも変なものをいろいろ集めています。
名農の研究活動は、りんご「ふじ」を扱っている果樹チーム以外は
どんなに頑張っても10月いっぱい。文化祭が終わるとそろそろ終了です。
なぜなら昔は文化祭の準備に当たっていると、よく初雪が降ってきたぐらい
11月になると急に寒くなってくるからです。
今は温暖化とはいいますが、今年は秋から
ラニーニャが現象が発生したといわれ厳冬になる可能性があります。
そんなこともあり、多くの研究班の残っている研究期間は約1ヶ月しかありません。
まもなく高校での研究生活が最後となるハンターズ。
研究をひきついでいる可愛いJr.たちには
思いついたら何でも挑戦してほしいとサポートを続けています。
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苔ガール

2020年09月26日 | その他
苔ガールという言葉があります。
苔を観察しては写真などを撮影し楽しむ人たちで、よく話題になります。
苔ガールの聖地といわれる場所が青森県にあります。
それが奥入瀬渓流。14kmもの長い長い渓流で
2013年に日本蘚苔類学会から 「日本の貴重なコケの森」に選定されています。
あたり一面手つかずの緑に覆われているので
湿度が保たれ、300種類以上の苔を見ることができるようです。
この奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出ていますが
歩くなら下流から上流へ。この方が高い方から水が流れてくるので
渓流の段差を楽しめるからです。
春の新緑、夏の深い緑も素敵ですが、
何といっても一番人気は紅葉した秋の奥入瀬渓流。
国立公園ということもあり、あまり観光地化していないので
それはそれは言葉を失う絶景の連続です。
渓流に沿って赤や黄色の木々の中を歩いていくと
そこは十和田湖。そして八甲田へと紅葉は続きます。
すぐそばにこんな十和田八幡平国立公園があるのに
地元の人はいつでも行けると思っているのかあまり足を運びません。
今年はコロナの影響であまり観光客も少ないようなので
ぜひ機会があったら苔ガール、苔ボーイになってみてください。
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