花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2代目左官屋ハンターズ

2021年04月05日 | 研究
ご覧ください。一瞬、1年前にタイムスリップしたかと錯覚するような光景です。
ここは数日前の土肥実験室。トレジャーハンターズの代名詞ともなった
懐かしの三和土をみんなで製作しています。
しかし製作しているメンバーは男子ではなく女子たち。
同じハンターズでもこちらは2021年ハンターズ、花盗人フローラハンターズです。
このテーマの主任研究員は左端のメンバー。
もちろん先輩が昨年、世界グランプリに輝いた研究にインスパイアされたものです。
まだ始まったばかりで内容を紹介するには早すぎますが
先輩と同じ三和土を題材にしているのに使い方がまったく違います。
それどころか先輩ハンターズの三和土の欠点を
逆転の発想で長所として捉えた新技術の開発なのです。
なかなか女子らしい発想で面白いと思うのですが、まだ頭の中だけの話。
そう簡単に思ったようにはいかないはずです。
でも自分たちのアイデアを信じてみんなで協力しながら取り組み始めました。
毎年のように活動の様子を見させてもらっていますが
今年のメンバーは女子だけに賑やか。そして一つの仕事が終わると
自分で考えて次の仕事に取り掛かります。
初代は寡黙で真面目な職人ハンターズでしたが
2代目左官屋ハンターズは、さらに活気を纏って復活してきました。
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自助と共助

2021年04月05日 | 研究
2代目左官屋ハンターズが作った三和土がこれ。
先輩に倣って紙コップに充填しました。
この日作った三和土は茶色とグレーの2種類といいたいところですが
実はみんな中身が違っていて全部で12種類。
どれも素敵なアースカラーなので、まるでお洒落なデザートのようです。
昨年の経験から確実に固まると思いますが
この中から研究に適した数種類を主任研究員が選択することになります。
つまりこれは本格的な実験を行うための予備実験。
本試験のスタートは、もう少し先になるかと思われます。
さてこの日は、女子チームの活動日。
とはいっても、みんなで一人のメンバーの研究準備に協力しました。
もちろん主任研究員が一番頑張りますが、一人でやっていたら丸一日かかります。
このように困った時はお互い様。みんなで協力し合うという
先代フローラの流儀が今年も踏襲されているのです。
今度は男子チームだけの活動日。そして課題研究が始まったら
別の女子メンバーの準備にみんなで協力する予定。
研究が軌道に乗るまでこんな自助、共助が繰り広げられます。
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