花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

静かに方向転換

2021年04月23日 | 環境システム科
先日、陽気に誘われてたくさんの名農生が農場に出てきました。
ここは園芸科学科の本拠地である第2農場の草花温室あたり。
何やら濃紺の実習服を着た生徒たちが斜面で環境整備をしています。
高校の多くは学年によって運動着の色を変えるのが一般的ですが
農業高校の場合、実習服の色もよく変えます。
名久井農業高校も例に漏れず変えていて、この濃紺は2年生。
ベージュなど今までよく使っていた明るい色ではないため
初めて紺の集団を見たときは、大勢の警察が名農に来たと驚いたものです。
それはともかくここは園芸科学科の本拠地。しかし園芸科学科はもう募集していないので
現在いるのは3年生だけ。じゃあいったい彼らはどこの学科でしょう。
よく見るとフローラハンターズのメンバーがいます。
ということは彼らは環境システム科の2年生ということになります。
園芸科学科は現在の3年生が卒業すると閉科となります。
しかし園芸科学科は名農のアイデンティテーである「環境緑化」を牽引してきた学科。
このまま緑化活動も廃止されると、地域とのつながりも消えかねません。
そこで今まで園芸科学科が扱って来た果樹は生物生産科へ、
草花は環境システム科へと移行されることになったのです。
そんな理由から環境システム科がこの場所の環境整備をしているようです。
おそらくこれから学校の花植えなどの活動も彼らによって行われることでしょう。
何気ない、いつもの実習風景のように見えますが
時代によって大きく方向転換している過渡期ならではの名農の姿なのです。
さて今日は金曜日。本来なら課題研究は行われますが、学校行事のため休講。
恐ろしいことに来週の金曜日も開港記念日で休講予定。
スケジュールにもう余裕はありません。段取りが命です。
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Still Camera & Video Camera

2021年04月23日 | 研究
ここに2台のカメラがあります。
いずれもNikonの一眼レフカメラですが
面白いことに環境班では用途に応じて使い分けています。
右のDfは一般的な静止画を撮るスチールカメラ。
左のちょっと古いD5200はなんとビデオカメラなんです。
昔は写真さえあればレポート作りや発表をする際、何の問題もなかったのですが
最近は主催者から動画を求められる機会が増えてきました。
ところがいろんな資材を持っている環境班ですが、
なぜかビデオカメラだけはありません。
高価なうえに使う機会が少なく、使っても短期間という理由から
なかなか買い求める気にならないのです。
しかし今はコロナ禍。発表会ができないため、ますます動画が求められています。
そんな時、フローラやハンターズを救ったのはスマートフォンのiPhone。
そしてこのD5200。D5200はビギナーズ用とはいえ、
ちゃんとしたデジタル写真用カメラですが、
動画を選択しシャッターを切るだけでフルハイビジョンの動画が撮影できるのです。
さらに一眼レフなので交換レンズも広角から望遠まで揃っています。
三脚に据えて写真を撮っているように見えて実はビデオ。
見ただけではよくわからなくなりました。
さて環境班第3世代のフローラハンターズですが
昨年の先輩同様、大会主催者から動画を求められています。
ロケはGW。調査で出校する日に合わせて撮影を行う予定です。
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