5月中旬に自作の栽培装置に作物を植え付けた男子メンバー。
他のみんなが水質分析など毎回忙しく活動しているのに
彼の作物は芽がいっこうに出てこないのでいつもサポートばかり。
だんだん不安になってきた頃だと思いますが、先日は慣行区から、
そしてその数日後には2つある試験区のひとつから芽が出てきました。
さて出てきた芽の形状からなんという作物かわかりますか。
答えはナガイモ。彼は爪の大きさぐらいのムカゴを植えていたのです。
場所は馴化温室内。雨が降らないので自動かん水装置を取り付け
さらに気温が上がらないよう側窓と天窓を全開し、換気扇も回しています。
その甲斐あって芽が出てきたんですね。それにしても1ヶ月かかりました。
お疲れ様ですといいたいところですが、実験は今始まったばかり。
収穫の秋までちゃんと育ってくれるか、またまた心配の日々が続きます。
彼の企みは目に見えない装置の中にあります。
こちらは後日紹介しますのでどうぞお楽しみに。
なお今日は課題研究ですが、農ク県大会の閉会式を全校生徒で
オンラインで視聴予定。こちらも楽しみです。