8日に諏訪のグライダー協会の総会があることを彼女に話したら、「それじゃ私は土曜日から東京の友達のところに泊まりに行く」ということになった。土曜日をどうしようかと週の初めに考えていたけど、ここのところ4ヶ月以上飛んでいないし、時間もあるし…長野のグライダークラブで練習させてもらおう!と思いつく。
長野のクラブにメールを送るも返事が来なかったので金曜日に電話をした。案外あっさりとOKとなった。
しかも明日は諏訪で理事会だから、家まで帰る2往復分の燃料代と高速代を考えるとどこかで泊まっていったほうが安いと判断。松本の東横インで宿泊することにした」。
金曜日の夜から彼女のところに泊まり、彼女を朝一の高速バスに間に合うようにバス乗り場へ送る。自分は先方に10時頃到着すると話してあったから、松本まで国道19号で行くことにして出発したのだが…中津川市内からいくらも走らないうちに大渋滞にはまる。スキーシーズンもラストになることからスキーやボードに向かう人達で渋滞になってしまったようだ。
すぐにUターンして中津川から高速に乗って、とりあえず100キロ圏の伊北へ向かう。
高速に乗る前に彼女にも高速で行くことをメールで伝達。高速に乗ってから恵那山トンネル内で彼女の乗ったバスを追い抜く。
阿智PAでコーヒーを買って飲んでいると彼女の乗ったバスも到着。「なんでここにいるの?」と彼女。メール送ったよ、と話すとバスに乗ってすぐに寝てしまっていたようだった。
彼女に見送られて阿智を出発。伊北までFC岐阜のバスと一緒。
もうちっといいバスに乗せてあげんと選手がちょっとかわいそう。
伊北から塩尻北まで下道。塩尻北から再び高速に乗って須坂を目指す。長野の滑空場は須坂インターから結構近い。
途中姨捨SAに寄ったけど天気がいまいち。雲底が低いから今日は飛べるかどうか…。
善光寺平に入ると天気は徐々に回復、須坂あたりは晴れていたものの北からの風が強い。冬型の天気だった。
予定通り10時頃に到着。ピストにいた方に挨拶して手伝いをする。
10時50分頃ブリーフィング。今日は北からの風で、リッジで飛ぶには最高!とのこと。もうこの時点で「一人一時間ノルマ!」と皆さんが話していた。練習生は自分も含めて5人、大丈夫なんかな。
長野のクラブの練習機はSZD-50-3(JA2540)プハッチ。去年も冬に練習で搭乗しているけど、そのときはバッタだったし、どのようなパターンなのかもよく解っていなかったからほとんど教官にまかせきりだった。
今回は1時間は飛べるということもあり、しっかりと練習できそうだ。
本当に1発目から1時間くらいのフライトとなる。Ka-6であがったSさんは当分帰って来なさそう。デュオディスカスTもエンジンかけてどこかに行ってしまった。
そんなこんなで自分の番が回ってくる。4ヶ月ぶりなのでよろしくお願いします、と後席のB教官に挨拶。「今日は長野特有の上がり方を体験して行ってください。」とおっしゃる。他の方の飛び方を見ていると、離陸後すぐに山(太郎山)に向かい、リッジで高度を稼いで妙徳山に向かう。
着陸は、近くにラジオ送信アンテナがあるから、高度600メートル以上で、マーカーの外を通るように、とのこと。
離陸はR/W04、MAX10メートル以上の向かい風。地上高340メートルに対して離脱高度は790メートル。うは、結構稼げた。
離脱後すぐに右旋回して山に向かうわけなんだけど…操縦桿を右に倒しても思った以上に傾きが小さい。ラダーを踏んでも結構重く、ぐっと踏み込んでようやく効く感じ。普段乗っているASK-13は舵が効きやすい方なんだな。
リッジソアリングの練習。山に近づかなければリッジの効果は薄い、けど怖い。そろそろと近づいているとあっという間に山の端に行ってしまう。効率よく上がるには近づかなければいけない。
途中教官が助けてくれて次の山に向かう。このときに高圧線の飛び越し方を習う。霧ヶ峰にはない練習だ。以前のブログにも書いた通り、霧ヶ峰では滑空場より高いところに送電線が存在しない。
これはいい練習だ、と思い話をよく聞く。送電線に対し平行に飛行し、送電線の位置の確認、高度を確認してから低いところで飛び越す。高さは100メートルくらい余裕を見ておいたほうがいい、ということだった。大丈夫と思っても緊張する~。
教官から「湯田中へ行ってみましょうか?」と聞かれて「ぜひ!」と思わず返事する。
しかし、山から山へ移る際に自分が速度を付けなかったこともあって沈下帯に入ってしまう。それまで高度1300メートルで維持していたのが100メートルほど落ちてしまい断念。
写真は湯田中方面、もうちょっとだったんだけどな。
長野市内を眺めながら高度処理。
エムウェーブが目立ちます。
640メートルくらいでラジオアンテナ脇を抜けて、第3旋回、第4旋回と入っていく。高度は高めだけど、強い向かい風のことを考えたらちょうどいいはず。
ダイブブレーキが思った以上に効いたため操縦桿を倒して速度を付けた…と思ったけどスピードがそんなに付いていない。風にもあおられていたから教官から「ダイブを少し閉めようか」と言われる。それにしても重い。
着陸はできたもののドン着だった気がする。やっぱり着陸は下手だなぁ。
片付けの手伝いをしたときにプハッチの重さを実感する。デュオディスカスの組み立て、バラしは何度か手伝っているからその重さを知っていたけど、プハッチは本当に重い。主翼を二人で持つには大変で、4人がかりだった。
教官からフライトログのサインをいただいてから長野を後にする。国道19号を南下して松本に到着。明日は昼からだからのんびりとしましょう。
長野のクラブにメールを送るも返事が来なかったので金曜日に電話をした。案外あっさりとOKとなった。
しかも明日は諏訪で理事会だから、家まで帰る2往復分の燃料代と高速代を考えるとどこかで泊まっていったほうが安いと判断。松本の東横インで宿泊することにした」。
金曜日の夜から彼女のところに泊まり、彼女を朝一の高速バスに間に合うようにバス乗り場へ送る。自分は先方に10時頃到着すると話してあったから、松本まで国道19号で行くことにして出発したのだが…中津川市内からいくらも走らないうちに大渋滞にはまる。スキーシーズンもラストになることからスキーやボードに向かう人達で渋滞になってしまったようだ。
すぐにUターンして中津川から高速に乗って、とりあえず100キロ圏の伊北へ向かう。
高速に乗る前に彼女にも高速で行くことをメールで伝達。高速に乗ってから恵那山トンネル内で彼女の乗ったバスを追い抜く。
阿智PAでコーヒーを買って飲んでいると彼女の乗ったバスも到着。「なんでここにいるの?」と彼女。メール送ったよ、と話すとバスに乗ってすぐに寝てしまっていたようだった。
彼女に見送られて阿智を出発。伊北までFC岐阜のバスと一緒。
もうちっといいバスに乗せてあげんと選手がちょっとかわいそう。
伊北から塩尻北まで下道。塩尻北から再び高速に乗って須坂を目指す。長野の滑空場は須坂インターから結構近い。
途中姨捨SAに寄ったけど天気がいまいち。雲底が低いから今日は飛べるかどうか…。
善光寺平に入ると天気は徐々に回復、須坂あたりは晴れていたものの北からの風が強い。冬型の天気だった。
予定通り10時頃に到着。ピストにいた方に挨拶して手伝いをする。
10時50分頃ブリーフィング。今日は北からの風で、リッジで飛ぶには最高!とのこと。もうこの時点で「一人一時間ノルマ!」と皆さんが話していた。練習生は自分も含めて5人、大丈夫なんかな。
長野のクラブの練習機はSZD-50-3(JA2540)プハッチ。去年も冬に練習で搭乗しているけど、そのときはバッタだったし、どのようなパターンなのかもよく解っていなかったからほとんど教官にまかせきりだった。
今回は1時間は飛べるということもあり、しっかりと練習できそうだ。
本当に1発目から1時間くらいのフライトとなる。Ka-6であがったSさんは当分帰って来なさそう。デュオディスカスTもエンジンかけてどこかに行ってしまった。
そんなこんなで自分の番が回ってくる。4ヶ月ぶりなのでよろしくお願いします、と後席のB教官に挨拶。「今日は長野特有の上がり方を体験して行ってください。」とおっしゃる。他の方の飛び方を見ていると、離陸後すぐに山(太郎山)に向かい、リッジで高度を稼いで妙徳山に向かう。
着陸は、近くにラジオ送信アンテナがあるから、高度600メートル以上で、マーカーの外を通るように、とのこと。
離陸はR/W04、MAX10メートル以上の向かい風。地上高340メートルに対して離脱高度は790メートル。うは、結構稼げた。
離脱後すぐに右旋回して山に向かうわけなんだけど…操縦桿を右に倒しても思った以上に傾きが小さい。ラダーを踏んでも結構重く、ぐっと踏み込んでようやく効く感じ。普段乗っているASK-13は舵が効きやすい方なんだな。
リッジソアリングの練習。山に近づかなければリッジの効果は薄い、けど怖い。そろそろと近づいているとあっという間に山の端に行ってしまう。効率よく上がるには近づかなければいけない。
途中教官が助けてくれて次の山に向かう。このときに高圧線の飛び越し方を習う。霧ヶ峰にはない練習だ。以前のブログにも書いた通り、霧ヶ峰では滑空場より高いところに送電線が存在しない。
これはいい練習だ、と思い話をよく聞く。送電線に対し平行に飛行し、送電線の位置の確認、高度を確認してから低いところで飛び越す。高さは100メートルくらい余裕を見ておいたほうがいい、ということだった。大丈夫と思っても緊張する~。
教官から「湯田中へ行ってみましょうか?」と聞かれて「ぜひ!」と思わず返事する。
しかし、山から山へ移る際に自分が速度を付けなかったこともあって沈下帯に入ってしまう。それまで高度1300メートルで維持していたのが100メートルほど落ちてしまい断念。
写真は湯田中方面、もうちょっとだったんだけどな。
長野市内を眺めながら高度処理。
エムウェーブが目立ちます。
640メートルくらいでラジオアンテナ脇を抜けて、第3旋回、第4旋回と入っていく。高度は高めだけど、強い向かい風のことを考えたらちょうどいいはず。
ダイブブレーキが思った以上に効いたため操縦桿を倒して速度を付けた…と思ったけどスピードがそんなに付いていない。風にもあおられていたから教官から「ダイブを少し閉めようか」と言われる。それにしても重い。
着陸はできたもののドン着だった気がする。やっぱり着陸は下手だなぁ。
片付けの手伝いをしたときにプハッチの重さを実感する。デュオディスカスの組み立て、バラしは何度か手伝っているからその重さを知っていたけど、プハッチは本当に重い。主翼を二人で持つには大変で、4人がかりだった。
教官からフライトログのサインをいただいてから長野を後にする。国道19号を南下して松本に到着。明日は昼からだからのんびりとしましょう。