東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

帰りの途に(2020年6月30日その1)

2020年10月27日 07時02分25秒 | 航空機
昨日のトライで今回の仕事は終わり。
ただ、今日は本生産をするかもとの情報が入る。

ホテルを出るのにそんなに慌てなくてもいいので普段の生活リズムよりもちょっと遅めに朝ご飯。
バイキング形式だったが会場に入る前にマスク着用と手指消毒し、ビニール手袋をしてから食器類を受け取る。



お腹が空いていたから普通のメニューを撮り忘れてお腹の中に。最後にデザートとコーヒー。


 ホテルを8時半頃に出て一路某所へ。
 今日は訓練予定となっていたがホテル周辺でガスっている。
 海岸線に出たら一層濃くなり諦め状態。
 撮影ポイントに到着したがそこには現地のマニアもいないくらいひどい天気だった。
 訳も分からず連れてこられた相棒は困惑するのみ。



真っ白でハンガーすら見えん。


しかし一瞬ガスが薄くなる。何とか証拠程度で…


 来たのは航空自衛隊松島基地。
 ブルーインパルスのホームベースだ。
 先ほどのハンガーの上にも「Home of The Blue Impulse」と書かれており、ずらっと並んだ機体と共に撮影できる。
 しかし今日は出ている機体も少ない。



26-5692


36-5697


 これじゃあ飛ぶこともできないだろう。
 早々に見切りをつけて移動開始。
 機体もハンガーへと移動されるところだったので未練は…無いとは言わない(泣)

 昨日のトライの時に担当者から「帰りにどこか観光していくの?」と聞かれた。
 ブルーのホームベースでも…と話したら「あ~、もう見飽きたわ。」と言われる。
 そりゃ現地の人にとってはね…。

 整備は各務原に来るから他基地の中でも見れる方とはいえまとまった数で見れるわけではない。
 今年はコロナの影響もあって航空祭は軒並み中止。
 飛んでいるところは見れないだろうな。

 松島基地を離脱して再び高速入口へと向かう。
 その際にふと目に入った看板に「東日本大震災津波浸水位置」が書かれていた。
 その高さは車が完全に水没してしまうような高さだった。
 災害は忘れた頃にやって来るというが忘れないようにしたい。

 再び高速に乗って三陸道を南下。
 空港も過ぎてしばらくして高速を降り、たどり着いたのは阿武隈川沿い

 

ここは角田滑空場。ナビにお任せしたら対岸に連れてこられた。慌てて左岸側へ移動。


 再び何もないようなところに連れてこられて困惑する相棒。
 しかし自分は同業者を見つけて安心する。

 実はホテルを出る前に宮城県防災航空隊に電話をしていた自分。
 本日の訓練場所と時間に変更が無いか確認しておいたのだ。
 宮城県は月間スケジュールを公表しているので助かる。
 以前は隊舎見学もできたのだが、コロナの影響で今はお断りしているとのことだった。

 同業者は夫婦で訪れていたTMさん。
 そうか、この人が宮城防災の広報担当ね。
 やっぱりどこの隊にも一人はいるんだな~。

 TMさんご夫妻と話していると聞き覚えのあるフェネストロンの音が。
 天候が悪くて心配だったが来てくれてよかったよ。



11:04 機影をインサイト。


滑空場東側を航過しつつ場外を確認。


11:05 南東から進入開始。


ファイナルアプローチ。


早速お手振りいただきました(^^)/~~~


11:06 ゆっくり降下して


あと5メートル


11:07 着陸よし。


 地元民ですら諦めかけていたところだから本当に来てくれてホッとした。
 それでは撮影開始。
 基本的に堤防上からならどこでも大丈夫とのこと。
 機体に走って近付きながら撮影する。



一人が降機して機体前方へ


11:08 上がれ~


向こうへ離脱。


JA04FD AS365N3 宮城県防災航空隊(総務省消防庁貸与)「みやぎ」  前進して


11:09 すぐにライトターン。


 ここで副隊長らしき方が自分達の方へと来る。
 訓練時間等を教えてくれたのだった。
 また、管理範囲もはっきりとさせてもらったので助かる。
 うっかり危険範囲に入ってしまったら迷惑かけてしまうからね。



11:11 再び場外へと進入。


11:12 ダミーを抱いて降下。


あと1メートル


接地。装備を外して


巻いて~  レスキュースリングかな?


11:13 ダミーを置いてヘリへと戻る。どんなことをやるのかな。



続きます。
コメント (2)
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