東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

映らないところでは…(2021年3月8日その1)

2021年06月27日 07時05分00秒 | 仕事
計画段階からヘリを使うとは聞いていた某計画。
取材受付も編集部経由で何とかなったが、何ともならないのは当日の天気。
前日夜からの雨は朝になっても残っていた。
場所の下見も兼ねて早めに現地に着いたが小雨で周辺の高層ビルの上にガスがかかっている。
今日は作業はやらないだろうと判断して仕事に行くつもりで再び高速に乗る。
小牧東インター手前の登坂車線から市内を見ると先ほどより視界がよくなっている。
もしかして、と思い直し小牧東で降りて名古屋タワーに周波数を合わせておく。
そして7時になり、管制官の声が聞こえたと思ったらあるヘリがコンタクト。
名古屋市内へ向けて飛行する旨を告げるのを聞くと同時に車を発進させ、再び名古屋市内へと向かった。

現地到着はちょうどメディア受付開始時間。
本当はヘリが現地確認をしている様子から撮影したかったが、自分の勇み足だから致し方ない。
取材エリアは2箇所設定されており、事前に申し込む方式だった。
自分は降りてきた対象物が接地するところを撮影する方を選んだ。
まだ上にあるところも見えるだろうと思ったが、立ち木に隠れておりそちらはちらっと見える程度。
そして吊り上げた方を選んだ人は接地するところは全く見えないということ。
ここまで徹底しているとは…

規制線には大手報道がたくさん。
聞こえてくる話からいくつもグループがあるようで、対象に対して包囲網を敷いている。
そして機材もさすがという他ない。


7:35 打ち合わせも終了してエンジンスタートの準備に入る。


フックを装着。


 上にいる組からOKが出る。
 そして営業さんから機長へ仕事開始が伝えられる。



7:41 NO.2エンジンスタート


7:45 フック開閉確認、よし!


7:47 上がれ~


ゆっくりと上昇開始


ロープも短いほうかな。


7:48 仕事場へ向けて移動。


 ここからの画像は色々あるため自粛。
 作業自体に何かあったということは一切無い。
 まあ…察してください。

 作業は順調に進み、予定よりも早く終了。
 ヘリは着陸態勢へ入る。



7:58 フック確保。降ろして~


着陸よし。


腹下のフックを外して


7:59 フックをキャビンに収納。整備長が降ろした荷物の確認へ。


8:01 荷物に異常なし。ありがとうございました。


8:02 離陸して高度を取って…


JA9965 AS332L1 中日本航空  お疲れ様でした!


 この後、吊り荷が目の前へとフォークリフトで運ばれてくる。
 並べられたところで一斉にカメラが向けられる。
 
 市長のインタビューとかもあったけどそちらは知ったこっちゃない。
 荷物の近くに中日本航空の営業さんにしては歳が行った人がいたので声をかける。
 こちらの肩書を聞いて快く対応してくれた。
 色々と説明をしていただき、有意義な時間だった。

 その営業さんから離れた位置に戻って来た上にいた人達や他の営業さん達が集まっていた。
 荷物バックに記念撮影をお願いしたら整備士の一人が先ほどの営業さんに声をかける。
「おーい!、社長!!」
 え?さっきの社長さんだったの?
 大変失礼しました!



残念ながらパイロット他ヘリ乗員は無しだけど。ありがとうございました。


また次もよろしくお願いします。
コメント
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