東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

マイナートラブル(2021年7月17日)

2021年10月20日 07時15分53秒 | 航空機
トライや仕事のことでバタバタしていた7月。
もう完全にJET A-1成分が抜けきってしまいそうなときに近場で物輸があるという。
長梅雨でこちらも工期が押しており、少しの晴れ間でも、土曜日でも仕事するという。
この日は何とか午前中だけなら行けそう。

現場は直線で行けるならヘリで5分とかからないが、車だと大きく回るように行くので約1時間ほどかかる。
機体は昨日のうちに来ていたのか、スマキも解除済で整備士が各部チェック中。


始業点検ももうすぐ終わり。


 今日は生コン打設がメインという。
 資機材搬送もあるようだけど現場間移送で終わるとのこと。
 でもダウンウォッシュを浴びれるならいいや。

 9時作業開始予定ということで、それに合わせてミキサー車もやってくる。
 生コン車が着いた瞬間、場外は一気に引き締まる。



8:47 機長が乗り込んで準備中。


8:50 NO.1エンジンスタート。


 朝一番はどこの会社も始業点検をしながらになる。
 なので自然と普段よりちょっと長めのエンジンスタートシーケンスとなる。



8:57 フック作動よし。


8:59 準備完了。生コンの準備もOK


離陸。


9:00 JA6720 AS332L1 新日本ヘリコプター


前進してフックをバケットにかける。


下を見ながら地上員の動きに合わせる。


テンション~?


あれ?フックを外して…


9:01 後退して


着陸。


9:02 整備長が降機してレドームを開ける。


9:03 エンジンカット。機体トラブルのようだ。


 何度かこのような光景は見たことあるけどちょっと緊張する。
 本社から部品を空輸で取り寄せてでも作業する、ということもありえる。
 今回は現場だけで何とかなるトラブルだといいんだけど…。

 

9:24 色々とやってみて大まかな原因がつかめてきたみたい。


10:00 マニュアルを見つつある部品を交換する。


 しばらくして機体周辺から歓声があがる。
 どうやら無事に直ったようだ。
 しかしこれから生コン車を手配して作業するには時間がなさすぎる。
 そのため作業は昼からになった。



10:40 固まらないようにずっと混ぜていた営業さん、本当にお疲れ様。


 町中からラフター1台を手配して生コンを廃棄する。
 時間が経ち過ぎていたり、水が多すぎても少なすぎてもだめ。
 生コンは生き物だね。

 午前中の作業は無い、ということなら機体見学ができるかも。
 ダメ元で監督に聞くとあっさりとOK。
 ありがとうございます。

 

久しぶりにピューマとの接近戦。


まもなく梅雨明けかな、と思ったらこの日梅雨明け宣言がされた。


愛嬌あるノーズ。


ありがとうございました。


これにて撤収。
ダウンウォッシュは1回しか浴びれなかったが、これで少しの間は持つだろう。
お昼からの仕事を頑張ろう。


今回もお世話になりました。
コメント
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