東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

運航再開(2021年12月18日前編)

2022年04月07日 06時59分56秒 | 航空機
木曽の山は深い。
そして木は本当にいっぱいで、ある日整備士曰く「終わりが見えない」そうだ。
そんな現場で力自慢の機体を喪失したのは本当に痛手だ。
それでも仕事はこなさなくてはいけないので非力な機体で行うしかない。

そんな中、K-MAXが運航再開すると聞く。
その噂は本当だったようで、14日に事故現場付近の現場にK-MAX JA6184が入る。
近いうちに撮りに行かなくては…
そう気をもんでいたら恵みの雪(?)で作業が遅れる。
これで予定よりちょっと遅くなったかな。

ちょっと早起きして早朝散歩。
前回来たためショートカットの場所も把握済み。
場外に到着するとクルーも来たばかりか、ちょうどスマキ解除開始だった。


7:50 雪が降ることを見越してメインローターにもカバーしたが…


内側の水が凍って張り付いていつもみたいにとれず「べりべり」と音がする。


寒そうだ…


 機体に乗り込んだ整備士が「うわ、マイナス9℃!」と言う。
 そんなに寒かったか。

 これからの撮影にいい場所を探して山登り開始。
 四苦八苦しているとその間にエンジンスタート。



8:35 朝一点検中。


8:37 機長がこちらに向かってサムアップ。こちらもサムアップで返す。


8:38 離陸。離れているとはいえ…


予想以上に雪が飛んでくる。


そのまま上昇、反転して山へと向かう。


山の近くはまだ陽が当たっていないから暗い。


向こうの山は日が当たっているけどこちらはまだ。撮り辛い光線具合だ。


K-MAXの足跡


土場までの距離が近いのでかなり仕事はハイペース


そういえば…


引っこ抜くところが見える現場は少ないかな。


相変わらずのロングスリング。


ダウンウォッシュで木の雪が舞う。


あそこは日が当たっているが、


土場はまだ。


木を降ろしたら反転して滑降していき、


しっかりと吊って土場へ。


色々な表情が撮れる。


一度機長の視線で撮ってみたいな~


絶叫必至かも(笑)


フレアをかけて減速して


フックを降ろす。


ようやく土場にも光が当たり始めた。


こっちは暗くし過ぎると見難いし、露出少しでも上げると白飛びしてしまう。


K-MAXでのお皿作りは相当の腕が無いと難しい。


真下を見つつ台付けをかけてもらう。


続きます。
コメント
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