東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

フィッティングテスト(2021年12月22日その2)

2022年04月13日 08時37分55秒 | 航空機
いきなりやって来たBK117D-3最新型ヘリコプター。
顔馴染みの営業さんも乗って来ていた。
また、よく知るY機長も同乗していたのでお二人に話を聞く。

最新型故に色々と確認することがあるようで…
まずは各地のドクターヘリ基地格納庫に入るか確認。
図面以外に心配な点があるそうだ。
次は格納庫からヘリパッドまで機体を運ぶローダーの確認。
空港ではトーバーとトラクタで運ぶから胴体下面については大丈夫。
しかし基地病院では特殊な道具で出し入れを行なう。
お腹の下にある突起物が干渉して運べないんじゃ大変だ。
そのため現物確認を行うとのこと。
図面と微妙に違うのはモノ作りあるあるだからね。


若い人が率先して動く。


さて、ローダーが入るかな。


噂を聞きつけた交代のナースや職員が見学に来る。


この辺りでいいかな?


干渉していないかしっかりとチェック。


尾部は本当に大きく見える。


テールフィンはH135同様左に少しオフセットしている。


当たっているところが無いので上げますよ~


持ち上げて移動開始。


声をかけつつ間口を確認。


いけるかな…


ちょっとメインローターを回転させて入れるにいいポジションへ。


 これまではメインローターは4枚だったがD-3からは5枚となる。
 ローター回転直径は11メートルから10.8メートルと小さくなった。
 しかし正方形と五角形では最小個所が正方形は7.8メートルとなるが、
 五角形の場合は9.8メートルとなり、ちょっと工夫しないといけなくなる。



そのまま真直ぐだとお尻が出ちゃう。


ちょっと振って


これなら閉めれそう?


風が吹いたら当たりそうなのでもう少し奥へ。


OK! これなら余裕かな。


 その後、他のことを確認したところで今度は格納庫から出す手順。
 床をよく見るとC-1とC-2でローダーの動かし方が違うようで線が2種類引かれていた。



はい、動きまーす


テールOK。


メインロータークリア。


もう一度確認…


この角度が一番よさそう。


このまま出して…


ヘリパット上へ持って来る。


降ろしても干渉は無さそうだね。


続きます。
コメント
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