だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

四万十川水泳マラソン その後2

2016年08月02日 10時37分21秒 | 四万十川水泳マラソン
体は痛いが大したダメージではない。
足は足の裏と爪だけだ。
今回もゆっくり下道で帰る。
海沿いの快適なドライブルートで窪川まで。

途中の道の駅に立ち寄ると、あ、足が・・・、痛くて歩けない・・・。
しかも段々痛くなる・・・。

窪川ポークのどんぶりを食べる。
普通だった。高知はなぜか米が美味い。

龍馬パスポートのハンコを増やすためにとさてらすへ。痛い・・・。

龍馬伝のセットを見たり


イベント見たり。でも痛い。
のんびり下道を止めて高速道路へ。

涼しくなってきたので最後はオープンにしてドライブ

人生は素晴らしい。



四万十川水泳マラソン その後

2016年08月01日 10時07分13秒 | 四万十川水泳マラソン
ゴールして祝福の拍手の中チップを外して記録証を受け取る。今年は1時間を切っている。水量は少なかったが流れはあった。

いつも通りインタビューを受けるが、いつもの記者さん・・・、俺のこと全く覚えていない。
「初出場ですか?」(笑)

今年はいつもに増してたくさん質問してくるがこの話が記事になったことは一度もない。それより濱田さんと握手して健闘を讃え合いたい。

濱田さんと即席四万十温泉でレースのことをたくさん話した。山崎さん、濱田さんの同じチームの方、西川君、住田さんとおなじみのメンバーが合流し、レースの話をした。この時間は結構好きだ。

今回はなんと前々回の3,5kmの優勝者!筒井君が声をかけてくれた。以前「他人に興味がない人」と評していたがとんでもない。とても気さくな方でスポクラの会員さんの引率途中でわざわざ声をかけてくださった。

小金井さんがいつも通りゴール後すぐ帰って行った。(笑)

井川さんともたくさんお話しできた。高津川はやはり宿がとれず出場されないらしい。残念。

今回は「ブログ見てます」の方より「西應さん」という方の方が多かった。四万十も今年で7年目。知り合いの方も多くなっている。

表彰式。
年代別表彰は総合3位の山崎さん・大先輩住田さんと一緒。
山崎さんは肩の調子が悪く練習出来ていないとおっしゃっていたが総合でも3位!流石です。

そして総合優勝の月桂冠の戴冠。
女子総合一位はあの森田さん!? まさか東京からいらっしゃっていたとは・・・・。お若く見えるなぁ。

強敵!濱田さんと写真を撮って頂いた。

昨年からオープンウォーターを始められたそうだ。これからいろいろな大会でお会いするだろう。
今回良かったことの一つは濱田さんと知り合いになれたこと。

山崎さんご夫妻と駐車場でずっとおしゃべり。(笑)
お二人はこれから大阪までの長旅なのに・・・。すみません・・・。話が尽きません。

奥様にも今回は大変お世話になりました。表彰式の写真、ありがとうございました。
前日の試泳も当日も折りたたみ自転車で併走! 大変でしたね。

お二人が大きく手を振って見送って下さった。窓を開け大きく手を振りながら四万十川を後にした。




四万十川水泳マラソン スタート!

2016年07月31日 21時58分43秒 | 四万十川水泳マラソン
カウントダウンで250人一斉スタート
流れに向かうが明らかに中心から外れている。

濱田さんが体一つ前にいる。しかし前に5人以上いる?
ペースを上げて追いつくが川の流れは本当に恐ろしい。少しの泳力差など全く無効に出来るパワーだ。

200mで濱田さんと2トップになった。少し前に出た。出たと言うより川のレースが初めての濱田さんが様子見で引いたという感じだ。

勝負所は浅瀬の河原走りだ。仕掛け所は3カ所。浅瀬で全力で走り心を摘む。
泳力が下がり続ける今でもこの足の裏だけはまだ武器として使える。(笑)

500mの第一瀬に着いた。すぐに立ち上がり全力で走る。痛いのは痛いがだからどうした!
後を確認するとソックスだけの濱田さんはヨチヨチ歩きだ。普通の人はソックスだけだと耐えられない痛みだろう。行ける!

全力で飛び込んで泳ぎ出す。うっ! 左足の中指の爪がイッたな。でも泳げる。 
裸足で河原を走ると間違いなく爪は無事には済まない。

差は15m程。ここからは全く流れがない箇所が1km続く。今回イチの難所だ。
ここで泳力差が現れる。少しずつ追いつかれている。

完全に追いつかれドラフティング状態だ。しかも上手い! これだけ接近していて1度も足に触れることなく、気配も感じない。かなりの泳力だ。
これを繰り返すと最後の赤鉄橋からゴールまでに差される!

第2瀬に着いた。昨日より浅い。ということはここが一番走る距離が長い。ここで離せなければ負ける。

ドンドン浅くなりまともにストロークは出来ない。普段ならクロコダイルスタイルでまだ泳げる深さだが立ち上がって走り出す。
裸足のまま全力で走る。今日は100mはある。チャンスだ。

かなり引き離せた。全力で飛び込む。 痛ったぁ! 左足薬指と右の小指もヤッてる。くそっ。

差は50mになっている。 足にダメージが・・・。走りすぎたな。攣りそうだ。

第3瀬はなんとか泳げる急流だ。いつも通り全力で泳ぐ。
濱田さんはグライドで進んだらしく差が広がっている。

第4瀬は純粋に急流。怖い程だ。でも全力で泳ぐ。ラスト2kmからはずっと流れがある。体も回復しどんどんペースアップする。

最後の急流の前には3.5kmkの人たちに追いついた。後700m程全力。

赤鉄橋を越えて時間的には干潮から満潮に変わって川が逆流を始めている。

全然進まない! 後から来る濱田さんに怯え、ひたすらゴールに向かう。


ゴール!  良かったぁ。まだ川なら闘える。かなり痛いけど・・・。

8月1日に一番近い日曜日

2016年07月31日 20時04分19秒 | 四万十川水泳マラソン
いよいよこの日が来た。昨夜は余りにも緊張しすぎで10時前にベッドに入ったのに寝たのは12時過ぎ・・・。
一応寝る用小説は持って行ったが短編ミステリーを読んでいてもストーリーが全く頭に入ってこない。
今日泳いだコースのシュミレーションが何度も頭に浮かんでくる。

もう逃げ出したい・・・・。

5時10分起床。ストレッチ・シャワー。6時30分朝食。
朝食会場は参加者で大行列だった。果物を多めに摂った。

部屋に戻りできる限りの準備をする。特に暑さ対策。スタート前に決してダメージを受けないように。大荷物になる。

3年前より綺麗になっている赤鉄橋を渡り会場へ。



なんと駐車場は山崎さんの隣! なんて偶然!

少し遠い受付へ。暑い。西川君親子と再会。1年に1回から3年に1回の再会になりましたね。(笑)

住田さんとも再会。いろいろな大会でお会いする大先輩だ。

参加者をチェックすると川路さんも辻岡さんも来ていない。勝てる可能性がある。

他に若者のエントリーはあるが調べる事は出来ない。

座って休憩していると、んっ? 遠くに強そうな人が見えた? おや? あれは・・・・。濱田さん?
まさか濱田さんが来ているとは! 昨年すさきOWSで負けている。

敗北を予感した・・・・。

山崎さんとシューズをどうするか話し合った。散々迷ったが裸足にした。一番自分らしいスタイルで。
今日勝てるとしたら河原走りで引き離すしかない。問題は痛みに耐えて走れるかどうかだが、絶対耐えてみせる。

小金井さんと井川さんにもお会いした。お二人とも東京から長旅だ。

山崎さんと開会式へ。暑い。首に保冷剤を巻き、日傘をさす。

多めに水分を持ちバスへ。いつものことだがバス内は緊張の局地だ。もう逃げ出したい・・・・・。

スタートは予想通り橋を越えた所だった。スタートまで移動するが多くの方が流されていく・・・。移動には問題がある。

川の入り口で濱田さんに声をかけた。覚えていて下さった。
余りにも話しやすい方で楽しく話しているうちにさっきまでの緊張が一気になくなった。(笑)

スタートはいつもと違い何だか訳がわからない体制だ。位置によってかなり有利不利がある。
濱田さんと出来るだけ流れの方に近づいた。

「よろしくお願いします。」と笑って挨拶して30秒前。



四万十川水泳マラソン 前日

2016年07月30日 19時11分24秒 | 四万十川水泳マラソン
予定通り10時出発。大野原まで下道を走って高速へ。

予定では窪川でポークどんぶりの予定だったがなぜか急激に空腹になり、須崎で鰹丼を食す。

途中大名行列に取り込まれ予定より15分遅れでいつものホテルに到着。

山崎さんに連絡してみると、んっ? あれ? 一昨日試泳について連絡を下さっていた。

山崎さんはすでに試泳を終えられていた。残念・・・。
なのに私の試泳のためスタート地点まで送って下さる。何て有り難い!

これでウェットスーツ着てホテル前で待つという難関をクリア(笑)
奥様にもお手数をお掛けしました。ありがとうございます。

楽しくおしゃべりしながら沈下橋へ。やはり水は少ない。

スタート地点は3年前と変わらないくらいだが全体的に水は多かった。
今回アクアソックス・スリッパ・シューズとフルメンバー。

スタートはシューズが絶対良い。

沈下橋を越えると流れはあるが大したことはなくすぐに流れのないゾーンへ入る。 

第一瀬は当然泳げないがここは流れが速く走るのに苦労する。ここでもが絶対シューズだ。
ソックスで走ってみたが走れないことはないが痛い!
裸足でも走れるが痛いのは当然として滑る。ここで全力で走れば爪が酷いことになりそうだ。

1km地点から3.5kmの部スタート地点までは500mとは思えない! 流れもないし距離もある。
絶対500mじゃない!

そこからはいつもの四万十と変わらないが明日のスタート時間にはこれより水位が下がる。そうするとまともに泳げないところがかなりの距離になる。
シューズで走るべきか・・・。

3kmから4kmまではずっと流れがあり快適に泳げる。

最後の急流は年々上流に移動している気がする。急流を越えてゴールまでが遠い!そして水質が・・・。

ゴールには明日の参加者らしき人がたくさんいて質問攻めだった。

例年通りウェットで赤鉄橋を渡ってホテルに帰る途中も質問攻めだ。

・・・にしても、・・・ほとんどの方は普通に丁寧なのだがなぜか偉そうに質問してくる人がいた。
集団の引率で来ている感じだ・・・。コースはご存じの様なので経験者だとは思うが経験者だから偉そうなのか?

ホテルに戻り隠れるようにエレベーターを待っていると男性が走ってきてまた川の質問だった。
奥様が出場されるようで、奥様のために情報をお知りになりたかったらしい。
同い年くらいのとても品の良さそうなご夫婦だった。

エレベーターに乗り込み「早く着け」と念じていると4階結婚式場で止まり、結婚式の出席者らしいドレス姿の美しい女性が入ってきた。(笑)
「・・・・・すみません・・・・」と謝って(?)気まずい10秒間。(笑)


すぐに大浴場へ。お風呂でいきなり名前を呼ばれた。どうやらこのブログの読者の方ではないのに名前を覚えて下さっている。

今年で5回目。顔なじみの方も増えてきている。
たくさんの方に「今年も優勝ですか?」と言われる。 辛い。

とてもそんなレベルじゃないんです。本当にヒドい結果になるかも・・・。今回泳ぐより走るに賭けているのです・・・。
赤穂OWSは昨年1位で今回6位。赤穂OWSはそれでも良いが四万十では辛い。

もし辻岡さんが来ていれば3分以上の差になるだろう。250m以上。目視出来ない距離だ。


食事付きのプランにしたので楽だ。なぜか個室に通された。確か4年前、初めて四万十で負けたときも個室だった様な・・・。不吉だ。


四万十市はお祭りらしく凄い人出。マルナカでヨーグルトを購入し近くの神社でお参り。


そして再び入浴。明日の参加者らしい人がたくさんいた。初出場の方としばらくお話しした。