だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

四万十川水泳マラソン その後1

2017年08月01日 07時24分51秒 | 四万十川水泳マラソン
ぐっ! 身体が・・・。

立ち上がって皆さんの祝福の中、階段を上る。

途中で立ち止まり2位の選手を待ってがっちり握手。いやぁ、抜きつ抜かれつ良いレースでした。

そしていつもの四万十温泉へ。癒やされる・・・。2位の谷口選手と温泉内で新聞社のインタビューを受ける。いつもはゴール直後立って話すがどうせこの内容が新聞に載ることはない。せいぜい名前・年齢・市までだ。その名前さえ間違えたりする。今年は無理しないでゆったり温泉で癒やされながら谷口くんと雑談しながら答える。

まだ20歳! 若いなぁ。azさんと一緒に練習されているそうだ。そりゃ強いはずだ。
最初トップだった山崎くんもゴール。お二人で一緒に来たそうだ。沈下橋下の加速スゴかったです。

お二人のガーミンだと泳いだ距離は6000m以上!! やっぱりか!(笑)

荷物を受け取って着替える。今年は特に暑い!汗が止まらない。

谷口くんと記念写真。

山崎くんとも撮りたかった・・・。

そして表彰式。鈴木さん、久しぶりの四万十川表彰台! やりましたねぇ。

写真は鈴木さんに頂きました。ありがとうございます。
番長さん、鈴木さんが「不参加ありがとうございます。」とおっしゃってました。(笑)

いつもの月桂樹戴冠。これは写真がない・・・。

西川さんにもお会いした。60歳以上の部2位。今年はご子息が不参加。寂しいですねぇ。

谷口くん山崎くんと雑談してお別れ。これから大阪までのロングドライブ。お気をつけて。またどこかのレースでお会いしましょう。
住田先生ご夫婦にもご挨拶。また来年ここでお会いしましょう。

今年も満たされた気持ちで四万十川を後にした。

来年もまたお世話になります。よろしくお願いします。

8月1日に一番近い日曜日 四万十川水泳マラソン スタート

2017年07月31日 15時43分10秒 | 四万十川水泳マラソン
フォーンでスタート! 流れが速い! 2位で佐田の沈下橋をくぐった。激流だ。先頭はすぐ前にいる。2ストロークしてヘッドアップすると、えっ? 5m前にいる。一気に置いていかれた! 左を見ると3人俺より前にいる!
流れの主流から外れてしまっているようだ。

5位になって前の4人を追う。

200mくらいで追い抜き2位になった。しかしトップは5mも前だ。絶対ついていく!途中で力尽きてもいい。ここは四万十。1位じゃないなら何位になっても良い。

少しずつ追いついている。第一の瀬を越えたあたりで完全に追いついた。どうやら泳力は俺の方が上だ。

追い抜いていく。

3.5kmコースのスタート地点に到着し、後を確認すると少し間を空けることができた。

第二の瀬を越えてヘッドアップすると、な、なにぃ? 前にいる? なっ、何なんだ?
流れに乗れていないのか?4ストロークで遙か前に行ってしまった。
必死で追いかける。

すぐ追いつくことが出来た。でもこれはうかつに前に出られないぞ・・・。

しばらく後について泳ぐが余裕だ。「最後までこのままついて温存して赤鉄橋からスパートして差す」が理想的なレース展開だとは思うが四万十でそんな勝ち方は嫌だ。

2.5km地点で前に出た。後に気配はあるが触られなくなった。

第三の瀬に着いた。昨日より浅い!ギリギリまで泳ぐがもう無理だ。立ち上がって走る。それほど痛くはない。

後を確認すると6.7mくらいの差だ。しかも走ってる!俺と同じタイプだ。走れる人らしい。

飛び込んで全力! ここからはずっと流れがある。後の気配は完全に消えた。

最後の急流。激流だが全力で泳ぐ。流れに沿って赤鉄橋へ。残り400m!勝てる!

なっ!なにぃ~?並ばれている! 遙か左側に! しかも少し負けている?川の流れの力か?何なんだ!

ここが土壇場!際の際!トップに立った。

これが四万十で優勝する最後のチャンスかもしれない。

たとえ貧弱でもこれが今の俺の全力!もう後の確認など必要ない。ひたすら全力!ありったけを!


ようやくゴールが見えた。





勝った!

四万十川水泳マラソン 当日

2017年07月31日 15時08分20秒 | 四万十川水泳マラソン
例年通りワケのわからない夢にうなされて目が覚めた。今年の夢はここには書けない(笑)

時計を見ると、げっ!3時16分! マズい・・・。もう眠れない・・・。
頑張って眠ろうとするが眠れず・・・。ようやくウトウトしかけたところでアラームが鳴った。

5時50分起床。入浴・ストレッチ。6時30分朝食。朝食会場は大混雑。当然この時間の朝食は全員参加者。

少なめの朝食を終え部屋で休憩。予定より早めの7:40チェックアウト。

会場入り口が混んでいた。今年から駐車場が変わったがこのやり方だと会場前どころか一般道まで渋滞してしまう・・・。

何とか駐車して受付へ。今年は会場近くに椅子をセットした。これで車への往復を減らせる。

今年もコガネイさんが来ている。鈴木さん・井川さん・和田さんとも再会。

住田先生はケガのため不参加。残念。それでも会場まで足を運ぶ気持ち、わかります。(笑)

今年は暑い!汗が止まらない。パラソルも役に立たない。こまめに水分を摂る。

参加者をチェックするが泳力を調べる事が出来ない。今年は若者が多い。参加者を見渡すと全員強そうに見える・・・。自分の泳力の低下がそう思わせているのだろう。心がポンコツだ・・・。

開会式が長かった・・・。暑い!その後の準備体操が辛かった。

いつものように飲物を多めに持ってバスへ移動。

バスで隣の人はこのブログの読者の方だった。
こんな内容でも大会参加の参考になったとしたら嬉しく思います・・・。

き、緊張感はピーク。

バスを降りてスタート地点まで歩く。暑い!

川に入ると気持ちいい。水量は昨日より少し少ないくらいか?何カ所か走る必要があるかもしれない。

皆さんのアップを見る。ちょっと落ち着いてきた。ハマダさんやカワジさんみたいな人がそう何人もいないだろう。いくら何でも・・・。

おっ?速い人がいた! 20歳の近大トライアスロン部。そう簡単には勝てそうにない。
少しお話しすると家島にも出場されたそうだ。同じくらいにゴールされたとのこと・・・。ということはあの時の6人パックにいた人か?

あの時も遅かったが今はそれよりもっと遅い。大丈夫だろうか・・・。

いや! ここは四万十川。四万十川では絶対負けない。

気合いが入って1分前からカウントダウン。いくぜ!



四万十川水泳マラソン 前日2

2017年07月30日 20時50分47秒 | 四万十川水泳マラソン
いつも通り大浴場へ。あれ?混んでいる?

そうか・・・。いつもより遅いんだ。

おっ?左手の爪が割れている。無理矢理止まった時か?

太ももだけでなく膝も打っているようだ。

入浴後はホテルレストランで夕食。

そして昨年同様マルナカに夜食の買い出し。街はお祭りで賑やかだ。

あれ?こんなに賑やかだったっけ?そうだいつもより遅いからだ。
これからお祭り本番という感じだ。

給水車。いや求酔者!! 高知らしい(笑)

サンタさんやコガネイさんが集まりそうだ。

マルナカの向かいの神社へ。


「明日勝てますように・・・」

いや!こんな泳力で図々しいっ! もう一つお社があったのでもう一度お参り。

「明日、全力が出せますように。」

もう一度入浴し、早めに就寝。しかしなかなか眠れず・・・。

何度も頭の中でシミュレーションしてみるが勝てるイメージが出来ない。眠れない・・・。

四万十川水泳マラソン 前日1

2017年07月29日 19時34分51秒 | 四万十川水泳マラソン
予定通り10時出発。大野原まで下道を走り途中給油して高速へ。

南国SAで龍馬パスポート目的の買い物をしてから窪川の道の駅へ。


ここはいつも満席だったり、ここに到着するまで空腹に耐えられず途中で食事になり、利用するのは初めて。

米豚というブランドポーク。ポークはそれほどでもないがここは「仁井田米」という米が美味い!

もう一カ所道の駅に立ち寄り、快適なドライブの後いつもの四万十ロイヤルホテルへ。

2時25分到着。少し早いがチェックインする事が出来た。

すぐに着替えてタクシーを呼んでももらう。
いつも通り恥ずかしいエレベーター・フロントをクリアーしてタクシーに乗り込む。

タクシーの運転手さんは明るく朗らかな方だった。楽しくおしゃべりしながら佐田の沈下橋に到着!

お、多い! 水も多いが人も多い! どうやら明日の参加者らしい。

いつものスタート地点から泳ごうとするとお一人河原に下りてきた。

「西應さんですよね?」
「はい?」
「サンタさんと同じ関西酔まーです。」
あぁ!

今回で3回目のご参加だそうだ。

沈下橋の上のたくさんの人に見られながらスタート。かなり流れはあるが浅い!まともに泳げない。

橋を越えると普通に泳げる。400mくらいで完全に流れがなくなった。

第一の瀬は今年も浅い無理してクロコダイルスタイルで進んでいると太ももを強打した。

3.5kmのスタート地点までが一番の山場だ。流れがない。

あぁ~っ!! 大自然一人っきり!! あまりの泳ぎの酷さにテンション下がりまくりだったが楽しくなってきた!
自然はなんて素晴らしい!!

第二の瀬は全く問題ない。気持ちよく泳げる。

第三の瀬も浅い。浅すぎる!! 流れはあるのに泳げないというかつてない状況だ。今までとは全く別の川になっている。

第四の瀬は泳げるがかなり上流に移動したようだ。ここからゴールまで遠すぎる。今までは第四瀬でラストスパートだったがここからスパートすると潰れる。

赤鉄橋の下も逆流がスゴい!

赤鉄橋の上でも多くの人が見ていて手を振って下さっている。(笑)

ゴールして例年通りホテルまでウェットのまま歩く。7回目だが何回やっても恥ずかしい・・・