だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

怖くない

2020年11月30日 18時46分31秒 | インポート
今日も、金融機関巡りのついでにトレーニング!! っと思ったがWAMが休館日だった・・・。

まぁ、筋肉痛も残っているしトレーニングなしでいいか。

12月のLDSSにエントリーしているのでまだ一応シーズン中だ。昨年コガさんにお誘いいただいたが受験シーズンの為出場出来なかった。

いや、そうでなくても出れなかっただろう。年齢とともに下がり続ける泳力。プールでの競技はタイムではっきりと自分の衰えを突き付けられる。

怖いんだ。自分の泳力が低いという事を思い知らされるのが・・・。今までの練習のすべてが無駄だったと言われているようで恐ろしいんだ。

しかし最近は少し良くなっている。タイムを意識するならもう今しかないような気がする。何より怖くはない。今ならどんなタイムだったとしても受け入れられる。目標は3000m41分切り。短水路なら問題ないが長水路ならわからない。楽しみだ。

ついでに翌日の 「代々木Lets100m×50」 にも申し込んだ。
が、こちらは今の申し込みは2人だけ・・・。開催されるのかなぁ。

間違えている

2020年11月09日 21時06分49秒 | インポート
なんてことない事で簡単に泳力が戻りつつある。
あれだけ、長い間悩み続けたことがこんな簡単に・・・。
 
今回の事で1つ解ったことがある。
なぜ、どう見ても俺より筋力の無い小学生女子が俺より速いのか?
 
それは、悔しいが、間違いなく、
 
俺の方が泳ぎが下手だからだ。
 
何となく自分の泳ぎは正しいと無意識に思っていたのだろう。物理学や流体力学を勉強して水泳のことを分かったつもりが本当は何もわかっていなかったのだ。
恥ずかしい。恥ずべき事だ。
 
 
他の方のブログでも時々見かける。
 
50mFrが39秒台の方
「私も人間なので、完璧ではありません。 
私の練習や泳ぎを見ている人は、完璧と思う方も多いんだけど、できないことあるんですよ。」 
 
この方練習中のタイムトライアルのタイムが
Fly 53″  Ba 55″  Br 1′04″  Fr 43″ と、初心者レベルなのになぜか自信満々。
こんなんじゃ「完璧」どころか「出来ること」のほうが少ないはずだけど・・・。信じられないがこの方のマスターズコースではこの人が一番速いらしい。
 
 
50m平泳ぎ42秒97の方。
「うまく泳げないという人に共通しているただ一つの共通点
それは『水の抵抗』の事を考えていないという事です。
泳いでいる時に、水の抵抗のことを考えながら泳いだことがありますか?
ないですよね?
だから、あなたはうまく泳げないんです。」
 
年齢的に、大会に出てもこのタイムならビリの方だと思うが・・・。なぜか自分は上手く泳げていると思っている。この自信は一体どこから・・・。ブログで水泳指導の記事が多く、ご自身も指導しているが間違いなく競泳経験がない。なのに五輪選手の泳ぎのダメ出しをしたりとなぜか自信満々。50m42秒なのに?
 
 
他にも同年代の男性
「〇〇しなさい」「〇〇すれば上達する」という記事が沢山ある方。中学時代水泳部でマスターズを始めて5年。2個メが3分6秒から3分0秒になったそうだ。
「〇〇しなさい。僕はそうしたから速くなれた」
ハードな練習をしなくても「考えて泳ぐ」なら速くなれる。
 
っというような内容が多い。これは間違ってはないかもしれないが、途方もない練習量を乗り越えた人が言うならともかく、大して練習もしていない200mIM3分切れない程度の人の言う事じゃない。水泳経験者で5年練習しても2個メ3分程度でしか泳げないのは練習量が足りていないか、練習方法を間違えているんだろう。この方もなぜか自信満々で独自の水泳理論を沢山記事にされている。
 
 
この3人の方に共通しているのは「自分の泳ぎが正しい」と思っている事。
 
俺もそうだったんだ。「妄信」してたんだ。しかも自分自身を・・・。
何てことだ。恥ずかしい・・・。
 
水泳は解らないことばかりだ。科学的な研究が全く進んでいない。論文は多くあるがそのほとんどは追試をパスしていない予想のレベルだ。キックすると遅くなるとか・・・。
 
流体力学や解剖学の知識が足りないので結局ネットのお世話になるが・・・
 
①専門的な学習をしていないので「公理」が足りていない。
        ↓
②「公理」が足りていないので「定理」を間違えている。
        ↓ 
③「定理」が正しくないので当然「結論」も正しくない。
 
今の俺の水泳の知識には決定的な「何か」が欠けているんだ。
 
昔の日本の数学「和算」。日本にも数学はあったが残念ながら「虚数i」という概念がなかった。そのため答えにiが必要になると、それは問題自体が悪いモノ=「病題」とされた。
 
答えが出ないと問題を否定するというなんて愚かな考え・・・。
「解らない」を自分ではなく問題のせいにしている。
 
日本に虚数iが無かった原因は「鎖国」。
世界には微積分があったが「鎖国」のために日本には入ってこなかった。
開国後は外国から入ってきた「洋算」に押され「和算」は姿を消した。
 
この「鎖国」にあたるものが「自分への盲信」だろう。もしかして新しい知識を手に入れることが出来れば正解にたどり着けるかも知れないのに・・・。
 
「遅い」=「間違えている」これは確かなことだ。
 
俺は間違えている。残念だ。
 
今からでも開国すればまだ間に合うのか?

東翔さんの「けのび25m」

2020年08月24日 20時41分45秒 | インポート
東翔さんがけのび25mの動画をアップされていた。やはり一流の人は25mいけるんだ。
タイムは1分11秒。

そして新しい動画がアップされていた。ラバーのスイムスーツなら?

1分8秒。3秒しか変わらない。誤差の範囲だ。

次はワンサイズ小さいラバー。
タイムは56秒!!  おぉっー!! 15秒アップ!!

動画を見る限り15m越えると抵抗はほぼ無くなっているように見える。そこまでの速度維持が最も重要なのだろう。

スーツだと摩擦抵抗が減るせいか、それだと最初のタイムが伸びていないのがおかしい。
ワンサイズ小さいモノだともしかして表面積が小さくなるのか?表面積が減少すれば摩擦抵抗が減る。
もしくは形状が変化と締め付けの姿勢安定で渦抵抗が減るのか? 
表面積の減少が原因なら小さい女の子が速く泳げる理由と繋がるけど・・・。 

う~ん。結局わからないや。(笑)

コンビニスィーツ

2020年08月23日 11時55分01秒 | インポート
テレビで職人達がローソンのスィーツを評価するという番組があった。

それを観ていたみのりに命令されてランキング1位から7位までの商品を買いに行かされた。(笑)


で、テレビを観ながら食べてみる。

まずエクレア。


マズくは無いけど美味くもない。でもこれは失格!! テレビ画面に映っている商品と今目の前にある商品、クランチの量が違いすぎる。

同じ商品とは思えない。それだけで失格の理由には十分だ。

4位はパリムッシュ

これは美味い。生地の香りが良い。しかしちょっと食べづらい。職人さんの評価は全員「不合格」あれ?俺、舌がバカなのか?

3位は どらもっち




これは不合格。もちもちの食感は面白いが味が・・・。森上屋のどら焼きと値段は同じくらいだが比べものにならない。
しかし評価は全員が「合格」
ホントに俺は舌がバカらしい。

2位は定番のロールケーキ


これは文句なく合格。実は今までコンビニスィーツはこれしか食べたことがない。大会前日の夜に、一人宿で食べていた。

1位は バスク風チーズケーキ

いやマズくは無いけど・・・。200円は高い。職人の一人はスケールを持ち出して「重さで原価がわかる」とか言っていた。

そして原価が高いから合格みたいなことも・・・。味と関係無い。原価が高いと合格なら原価だけ提出させて食べなくてもいいのでは?

これでわかった。

俺に高級なスィーツは必要ない。舌がバカだから。

もうおなかいっぱい。マカロンと生ワラモは明日にしよ~。

楽に泳いでも力を入れて泳いでも変わらない・・・

2020年03月03日 00時55分37秒 | インポート
他の方のブログを見ていて良くあるのは
「楽に泳いでも力を入れて泳いでもそんなに変わらない」

良かった。俺だけじゃ無い。(笑)

冷静に考えるとこれはただ「抵抗が大きい泳ぎ方」をしているか、「ハードになったときにフォームがくずれている」だけではないのかな・・・。

例えば筋力が2倍になる=動力が2倍。すると抵抗は4倍になる。 

抵抗係数CDが小さければ速度は上がるが、CDが大きいと速くはならない。

抵抗Dは (1/2)×ρ×V^2×S×CD で求めることが出来る。

ρは 水の密度 1000(g/m3)として
Vは 速度 1分30秒/100m で 1.11(m/s)

と数値化は簡単にできるが問題は Sの「物体の前面投影面積」と、「抗力係数」・・・。
静止している人体の形状だけなら数値化は出来るが4泳法どれをとっても数値は変わり続ける。
そりゃそうだ。形状は変わり続けているのだから・・・。
おまけにリカバリー時の前面抵抗や渦抵抗などを考えるともう何がなんだか。

よって抗力係数 CD もわからない。球体なら「0.4」くらいだが泳いでいる時の自分の抗力係数を知ることは出来ない。人によって、体型もフォームも違う。

このはっきりしないデーターがあるせいで水泳の抵抗を数値化が出来ない。
これが水泳の科学的な研究が全然進まない理由なのだろう。
いくつか論文はあるがどこも追試していない不確なもの、または粗悪なモノばかり・・・。

しかし、本当の問題はそこでは無い。

数値化出来なくても本当に才能のある者は、自分の抗力係数が大きいかどうかが感覚として解るのだろう。
「こうすれば速い」「こうすれば楽だ」を感じ取ることが出来れば、泳げば泳ぐほど速くなる。

残念ながら俺にはそんな能力は無い・・・。

それを外から見てそれを選手に伝えるのが本当のコーチの仕事なんだろうなぁ。
どうすれば速く泳げるかを知ってる人っているのだろうか?