新しい相棒としてK-5がやって来ました。自分に対するバースデープレゼントです。
当初、サブカメラとしての新しいコンデジの購入を目論んでいたのですが色んな理由が有ってしばし見送るつもりが・・・。
今のメイン機K-r購入時にK-5も候補として比較検討し見送っただけに今回の購入は自分でも以外でした。閑話休題。
K-5は一昨年の11月に登場、ほぼ同時期に登場したD7000や60Dに比べて動体撮影に対するAF性能は劣るものの
高感度における写りを含めた画質面ではAPS‐C機では未だ最高の写りと言う評判も有ります。
とにかく今のメイン機K‐rとK-5とどれ程違うのか?本日試し撮りをしてみました。
前記事でご紹介しましたがまずは風景と絡めたカットは383系『しなの』を撮りました。
光線状態は今一つでしたが画素数アップの恩恵と『エクストラシャープネス』の威力を感じました。
続いて気になるのはやはりAF性能と私の伝家の宝刀?BIGMAとのマッチングテストです。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f8 1/1250sec -0.3EV ISO320 (500mm) JPEG
米原駅を通過する上りN700系のぞみ号。お昼からは上り列車は半逆光から逆光となります。
ここはN700系の前頭部の複雑なラインを強調する為にカスタムイメージ『銀残し』でグリーン調色をセット。
デフォルトで-1のシャープネスを2段強め、エクストラシャープネス+1で狙います。
恐らく250km/hを越えているであろうN700系にレンズを向けAFボタンを押しながらAF-Cモードで5カット連写。
逆光とヘッドライトの影響も有ったのかピントは1コマ目はチョイ甘。2コマ目が少しハズレて3コマ目で食い付き
続く4・5コマもOKでした。写真は4コマ目のカットです。
AF性能の印象としてはK-rと同等ですが倍率と視野率が高まったファインダーは被写体を捉えるには大きな武器となりました。
ただ100パーセントの視野率なのでK-rの時の様はフレームアウトしそうなぐらいが丁度良い!という感じでファインダーから
被写体が飛び出る位の場所でレリーズしていましたがK-5で同じ事をすれば恐らく被写体がはみ出てしまいますので
視野率100パーセントを意識した撮影を心掛けないと駄目ですね。
シャッターのタイムラグも個人的にはK-rより僅かに速く感じますが7DやD300Sの比では有りません。
PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
Avモード f7.1 1/1600sec -0.3EV ISO400 (500mm) JPEG
こちらは順光で下りのN700系をカスタムイメージ『リバーサルフィルム』で狙いました。
K-rの時からコントラストが高めでパンチの有る発色がお気に入りで疾走する鉄道車両には似合っていると思います。
側面の暗さを持ち上げる為にシャドー補正を『弱』で適用しました。
K-rに較べると階調が豊かで白トビし難い様ですね。私の様な素人でもK-rとの差が見えたのは意外でした。
この写真を見て思ったのはこの場所でK-5+BIGMAの組み合わせを使って500系を撮影したかったという事です。
購入直後で少し舞い上がっているのか?あばたもえくぼに見えるのかも知れませんね。
でも画質以外にも握り心地や使い勝手やといった面でも今日一日でK-5のポテンシャルを充分感じました。
K-5に笑われない様、頑張って使いこなせる様になりたいものです。