本日PENTAX K-3が発表されました。
一部に期待の有ったフルサイズセンサー機では無く、順当なK-5シリーズの後継機としての登場です。
外観は従来のイメージを踏襲したものですがPENTAX機としてはその中身の進化が凄いです!
●「ローパスセレクター」搭載の光学ローパスフィルターレス24Mセンサー
●約8.6万画素RGB測光センサー
●新画像処理エンジン PRIME III
●8.3コマ/秒連写(大容量バッファー搭載で連写可能枚数はRAWで23コマ、JPEGで60コマ)
●3モーターシステム ミラー、シャッター、絞りをそれぞれ専用モーターで駆動
●SAFOX 11 測距点27点(クロス25点)・-3EV対応、動体追尾・AFカスタマイズ機能搭載
●SDXC/SDHC/SD デュアルスロットを採用(UHS-I対応)
●「フリー・ロック切り替え式」モードダイヤルロック解除レバー
●視野率約100%の光学ファインダーは反射面に新コートを採用し、明るさを約15%アップ(K-5II比)
特徴を挙げているとキリが無いですが今回はAF機能と連写の刷新が目に付きます。
これでようやくライバル機に追いついたのではないでしょうか?
鉄道やレーシングカーの様な動体撮影が多い私には24MのRAWで23コマ連写が可能なのはありがたいですね。
27点AFですが欲を言えばもう一回り広い範囲に測距点を配置して欲しかったのと
測距点選択用にキヤノン機で採用されているマルチコントローラーが欲しいですね。
これだけAF性能と連写性能が向上すると更に望むのはレリーズタイムラグに代表されるレスポンス面の向上です。
今回は具体的な数値は出ていませんが出来ればこの面でもライバル機に追いついて欲しいですね。
ローパスフィルターレスに24Mセンサーですから従来機よりも更にシャープで精細な画像を得る事が出来るでしょうが
多画素化によって高感度時の画質がどの様になるのかが興味が有ります。
今回はISO51200が拡張では無く常用設定になっているのでRICOHは24Mでも高感度時の画質に自信が有るのかも知れません。
ただISO80の設定が無くなったのは残念です。
今回動きモノに対するボディの性能向上は凄いものが有りますがAFの速度性能を考えるとレンズ面では
まだまだライバルに対して不十分でしょうね。その辺が今後の課題でしょうか?
でも正直、今回の進化は期待以上のものです。
ひょっとすればまだ見ぬ7DMarkⅡをもう待つ必要は無いかも知れません。
発売となる来月上旬が楽しみです。
それにビビビっと来たのは、縦グリのデザインの統一感です。
Canonはこの点、下手です。
スペックも満足行くのではないでしょうか?
物欲の秋、加速ですね?
フルサイズかAPS-Cか?との噂もありましたが遂に発表されましたね。
測距点増加による動体追従性能の進化と、高画素化での高感度性能に興味しんしんです。
私も未だ見ぬD400を待つ必要はないかもしれません。
個人的に静物ならAPS-Cとしては文句無しのペンタ機ですが
動体追従に関してはCやNには及びません。が。今回のK-3は発表された
スペック上、ボディ側の刷新はかなり期待出来ますがレンズ側も
その性能に対応出来なければ正直な所、片手落ちだと思います。
7D2への未練がましい期待はその辺りの不安から起きるのだと思います。
物欲と格闘するのは毎度の事なので色んな妄想や期待と戯れながら
楽しみたいと思います(笑)。
また海外出張だったのでしょうか?
私は過去、キヤノン機と言えども40Dの9点やペンタ機の11点が
AF最高測距点数でしたので今回のK-3、スペック上では問題無しですが
Nikonの51点を知るbeach windさんには私以上に気になるかも知れませんね。
AFフレーム数は27点でも一応我慢出来ますが問題は追従性能です。
またローパスレスの24Mなので高感度特性さえ満足出来れば慌てて
フルサイズの以降を考えなくても良さそうです。
そうなれば私も頑張ってリミ単沼に沈まないといけないかも?です(笑)。