今年も鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラの第1回公式合同テスト。
2日目の今日、午前10:30からの3回目の走行だけですが
今年初めてのモータースポーツ撮影に出掛けました。
朝から強風が吹き荒れ、時折り小雨や雪がチラつく状態で路面は大部分がウエット。
走行が始まる頃には路面も徐々に乾き始めて来ました。
OLYMPUS OM-D E-M10+Canon FD200mm F4 S.S.C
Avモード・MFによる撮影 (以下、全ての写真も同じ)
今日はE-M10にマウントアダプターを付けてキヤノンのFDレンズを使っての撮影です。
実絞りによる絞り優先AEが使えますので露出は楽ですがピントはマニュアルとなります。
最初は撮る位置を決めて置きピンで撮っていましたが路面状態も悪く
マシンのラインもそれぞれが好き勝手に走るバラバラ状態なので苦労します。
仕方なくAF-C、いや人力によるMF-C?モードも併用しながらの撮影です。
REAL RACING 10号車の塚越 広大。
チームメイトは11号車の伊沢 拓也です。今年はSFで心機一転ですね。
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
40号車は野尻 智紀。昨年はルーキーながらSFで1勝を挙げました。
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
チームメイトは41号車のナレイン・カーティケヤン。
昨年のTEAM IMPULからの移籍で、TOYOTAエンジンからHONDAエンジンへスイッチです。
KONDO RACINGは3号車のジェームス・ロシター。
今年は同チームで2年目となります。
KONDO RACING、4号車はウィリアム・ブラー。
昨年まではフォーミュラ・ルノー3.5だったらしいのでほぼ同格のSF14は問題無さそうです。
P.MU/CERUMO・INGING
38号車は石浦 宏明。この鈴鹿のテストは好調だったみたいです。
P.MU/CERUMO・INGING
39号車の国本 雄資ですが石浦とは対象的に苦労しています。
DRAGO CORSE
昨年生まれた新興チーム。今年は何とあの小暮 卓史が古巣NAKAJIMA RACINGを
離れ、道上 龍率いるDRAGO CORSEの34号車をドライブします。
頑張れ!小暮!
NAKAJIMA RACINGの64号車は中嶋 大祐。
小暮の抜けたチームを今年は引っ張っていく重圧も有ります。
NAKAJIMA RACINGの65号車はフォーミュラ・ルノー3.5、インディカーで
経験は十分のベルトラン・バゲット。
LENOVO TEAM IMPUL
19号車は安田 裕信がドライブ。
LENOVO TEAM IMPUL
そして20号車はアンドレア・カルダレッリです。
正直な所、過去と較べれば今年は選手が地味な印象を受けますね。
KCMGの18号車は今年も中山 雄一がドライブします。
PETRONAS TEAM TOM'Sの2号車はアンドレ・ロッテラー。
このテストを通じて最速の1'37.157をセッション4でマークしました。
尚、1号車の中嶋 一貴は本日出走していませんので写真は有りません。
TEAM MUGENの16号車はHONDAのエース山本 尚貴。
急遽、シーズンスタートは1カーエントリーとなったようです。
合同テスト総合タイムでロッテラーに続く2番手タイムをマークし今年は期待が持てそうですね。
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
7号車は今年も平川 亮がドライブです。脅威の新人だった平川がF1ドライバーだった
小林 可夢偉相手にどこまで対抗出来るのか?楽しみですね。
KYGNUS SUNOCO Team LeMansの8号車はお待たせの小林 可夢偉です。
トップのロッテラーから約1秒遅れのタイムですが手の内は見せない!といったところでしょうか?
開幕戦の予選、そして決勝でどの様な走りを見せてくれるか?とても楽しみです。
果たしてあの高木虎之介がF1から帰って来た時の様な異次元の速さを見せてくれるのか?
いまの僕には出来ない芸当です。お見事!
写真を始めたとうの昔はもちろんマニュアルでしたが、
デジタルで大画面で確認できる今は事情が違います。
僕がマニュアルで撮ったなら、ほとんどのカットはボツになりそうです。
それだけ機材に助けられているのですね。
レギュレーションがコロコロ変わるF1と違い、
SFマシンはとてもデザインが洗練されていると想います。
もっとメジャーになって欲しいカテゴリーです。
今でもカメラのファインダーに関してはOVF派なんですが
EVFの進化とOVFには真似の出来ない機能にに感嘆しました。
どちらが良いとか悪いと言うのではなく、それぞれの持ち味を活かす使い方を
すればより楽しく撮影する事が出来ると思います。
スーパーフォーミュラですが本当、メジャーになって欲しいですね。
マシン、ドライバー共にレベルは非常に高いので純粋にモータースポーツを
楽しむのなら文句無いカテゴリーです。