大正生まれの『レトロ電車』を運行している高松琴平電鉄、通称“ことでん”。
『レトロ電車』の運行の基本は月一回、2両編成で運行しているようですがゴールデンウィーク期間中に
行われた『レトロ電車』の特別運行は存在するレトロ電車の4両の全てを使ったフル編成?で走りました。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/1600sec -0.7EV ISO400 (70mm)
大正15年生まれの1000形120号という形式の電車を先頭に豪華なラインナップが連なっています。
4両もの古い電車をこの様にしっかり走れるコンディションで保有している“ことでん”は素晴らしいと思います。
通過時に聞いた吊り掛け駆動のモーター音も私がかつて聞いた事の有る昭和時代の吊り掛け式の電車よりも
更にレトロ感漂うモーター音でした。
基本は高松築港~琴電琴平間の1往復の運行ですがGW中の特別サービスなのか?
琴電琴平で折り返す合い間の時間にフル編成から2両を切り離した2両編成で
琴電琴平~滝宮間1往復の運行が有りましたので場所を移動して2両編成を狙いました。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/1000sec -0.3EV ISO400 (300mm)
PENTAXのカスタムイメージの中で使い方が難しくまともに使った事の無かった『ほのか』を使ってみました。
3000形300号と呼ばれるこげ茶色の電車の車体は現代においてノスタルジーを強く感じさせます。
最初は安易にモノクロでと思ったのですがこげ茶色は残したかったので『ほのか』をチョイスしました。
勾配標識をアクセントに車体を少しボカして軽い感じの写真にしてみました。
軽やかに吊り掛け駆動のモーター音が聞こえてくる感じになったでしょうか?
その後琴平から高松へ向う4両編成を撮影する為に移動しましたが余り良い撮影場所が見つからず
以前、撮影した事の有る跨線橋からカメラを構える事にしました。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/320sec ISO200 (70mm)
半逆光気味の為に露出をどうしようか?シャドー補正を掛けなければ!なんて色々考えていたら4両編成はやって来ました。
4両全部が有る程度写る様に充分引き付けてシャッターを切りましたが1/320secだったので少し被写体ブレを起こしています。
少し悔しかったので翌日は撮影する予定では無かったのですが琴電琴平へ向う午前の列車を撮影して撤収する事にしました。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/1000sec -0.3EV ISO400 (120mm)
土器川に掛かる橋梁の撮影です。
ここは良い場所で有名な撮影ポイントの様です。私が到着した時には大型三脚を構えた先客らを含めて十数名が
カメラを構えていました。列車がやって来る時間が近づくと更に撮影者は増えて来ました。
昨日とは編成の並びが変わった様でこげ茶単色の後にツートーン車が並ぶ美しい編成でした。
光線具合もまずまずでしたが僅かにレリーズタイミングが早くパンタグラフが架線柱に掛かっていました。
その点が少々残念でしたが行き当たりばったりで出かけた割にはレトロ電車を満喫出来た良い休日となりました。
※YouTubeにレトロ電車動画をアップしました。
ことでん 2013年GWレトロ電車特別運行
地元の北勢線もかつてはこんなレトロ電車だったのを覚えています。
唸るようなモーター音も聞こえてきそうです。
4枚目のような鉄橋とのコラボが古き良き時代の風景を授けてくれましたね。
懐古趣味という訳では無いのですがずっと前から「ことでん」のレトロ電車を
1度撮影したいと思っていましたので4両編成での運行を知った時に
休みが取れたら出撃すると決めていました。
とりあえず撮っただけで終わりましたがtake44さんが仰る通り
最後の橋梁、橋脚の雰囲気がレトロ電車にバッチリはまってくれました。
私はベースが乗り鉄であることから、昨年GWに乗車しました。どれか1両に乗ると、この時期は4両分の乗車証明書が貰えます。
多分今年も仏生山工場で、4両を横に並べ撮影会が催されたでしょう。停まっている電車では面白くない、という気もしますが、琴電で何かあるときは、志度線なら今橋、それ以外なら先ず仏生山に行くことをお薦めします。多分、当日情報が入ると思います。社員と仲の良い地元ファンもいるようで、確実です。
やはり、生きている車両は良いですねえ!
また古い車両を使っていますねえ。一つ焦げ茶色をした奴が、思わず阪急京都本線の名車・デイ100(P-6)を思い出してしまいました。
綺麗に走行出来る旧車、他社からの名車を譲り受けて走らせる・・・。
瀬戸内の気候のように、とても暖かな鉄道会社と感じられた写真たちでした。
ではでは。
ようやく撮影&乗車する事が出来ました。
正直、沿線でカメラを構えるファンの多さにも驚きました。
これ程レトロ電車運行が浸透、支持されているとは思っていませんでした。
仏生山、確か車庫の有った駅ですね。
了解しました。次の機会には立ち寄る様に致します。
4両編成のレトロ電車はなかなかのものでした。
乗って良し!撮って良し!です。
仰る通りこの様な古い車両を維持し特別運行を行うというのはかなりの労力と
費用が必要だと思います。
今回は1日フリー切符は使わず乗車区間毎にしっかりと切符を購入しました。
お布施という訳では無いのですが少しでも応援したい気持ちになりますよね。
またレトロ電車特別運行の日には出撃したいものです。
次のチャンスに向けて情報収集をしておきたいと思います。
私がレトロ電車の運行を知ったのは一昨年でした。
いつかこの古い電車達を撮影してみたいと思っていました。
GW中の運行は4両運行と聞き休みも何とか取れましたので
撮影&乗車が叶いました。
今回は下調べも無くぶっつけ本番でしたが次の機会までに私もしっかり
情報収集しておこうと思います。