先日の土曜日、日本酒オタクの会員Kさんと、Kさんの卒業旅行を兼ねて(笑)??徳島の芳水酒造の蔵見学に行ってまいりました~!!
朝7時50分にKさんに迎えに来て頂き、乗り合わせて出発!!
*年上の先輩に迎えに来て頂き、恐縮しております。。。Kさん本当にありがとうございました!!
道中、有名うどん店、「山内」で朝食!!
朝9時開店で、8時50分頃到着しましたが、もうすでにお客さんがいて、うどん食べていました~!
県外ナンバーの車もいたので、これからハシゴするのかなぁ??
私が注文したのは「あつあつのかけうどんとちくわ」!!
なんとも素朴な味わいでしたが、しっかりと出汁がきいて美味しかったです!
よい意味で、田舎のうどん!ってな感じです☆ロケーションも良いし!!
さて、腹ごしらえも出来、道中会話が弾み、あっという間に芳水酒造に到着。
今回は、芳水の当店PB酒となる山廃純米無濾過生原酒「責め(せめ)」の搾りの模様を見学させていただきます。
蔵に入って、竹内杜氏にご挨拶をして案内してもらいました。
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◎甑(こしき)・・・蒸しムラをなくすために疑似米を下に敷き詰めています。
約600~700Kgのお米を蒸せるそうです。
続いて、蒸したお米に麹を振りかけ・・・
麹室で麹を繁殖させているところです↓↓↓
蒸してすぐのお米は、半透明な色ですが、麹の力で白く変色していきます!
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ある程度麹を繁殖させたら、麹室から出して、乾燥させます。(出麹)
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ここで竹内杜氏曰く「麹を握ってサバケの良いものは、キレの良いお酒が出来る」とのこと。
なるほど、麹を握らせてもらい手を離すとパラパラと散らばります(*^^*)v
いい麹米に仕上がっているんだろうなぁ~
続いて、酒母室
只今、2本のタンクにお酒が仕込まれていました。
一つ目は仕込1日目の酒母
何も変化が見られません・・・酵母が糖を食べ初めているころかな??
二つ目は5日目の酒母
泡がブクブク!!発酵して酸を感じる香りになっていました~!!酒は生き物だぁ~!!
続いて、発酵蔵へ移動して、山廃のもろみを見せてもらうことに!!
すると、竹内杜氏が「せっかくですから・・・」と、長~い柄杓みたいなものをもろみに突っ込み・・・
「・・・!?・・・」
スプーンを頂き・・・
「頂きま~す♪」
まさか、どぶろく(もろみ)を飲めるとは!!
ラッキー☆
最後にいよいよ今回の蔵見学のメインの搾りの見学!!
しか~し!!
搾り機が置いてあるところに移動したとき、何やら、はがしているのです!!
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・・・そう。酒粕!!
しまった!!
なんと、搾り終わっているではありませんかぁぁ~~!!!!ショック!!!
私たちが、落ち込んでモジモジしていると、竹内杜氏から、「今搾り終わったばかりなので、垂れ口の無濾過生原酒を飲んでみてください。ちょうど責めの部分を取ってますから」と・・・・!!
やった~!!
さっそく一口・・・
おぉぉ!今年は旨味があって昨年よりバランスがいいなぁ~!!
香りは控えめですが、お米の凝縮感と後口のキレが良い出来です!!
新酒で飲んでもグットですが、熟成にも相当期待が出来る逸品に仕上がっております!!
*責めとは、搾りの段階で、最初に搾った部分を「あらばしり」、真ん中の部分を「中取り」、最後のギュッと搾った部分を「責め」と言います。一番最後のギュッと搾った部分ですので、前者二つより、荒々しく、アルコール度数・酸度・アミノ酸度などが高くなります。(ゴツイ酒質になると言われています)
試飲させてもらって好みの酒質で安心しました~!!
皆様もうしばらくお待ちくださいね~(*^。^*)b
そして、気を使って頂き、なんと純米大吟醸のもろみまで飲ませて頂きました!
「なにかお土産がないと申し訳ないですから」と、竹内杜氏のお心遣い、感謝申し上げますm(_ _)m
と言うわけで、今回は、山廃純米無濾過生原酒責めの搾っている場面は拝見できませんでしたが、ちょうど搾ったばかりの垂れ口無濾過生原酒責めを試飲させて頂き、大満足で帰路につくことが出来ました!!
芳水酒造の馬場社長!奥様、従業員の皆様、そして竹内杜氏!!忙しい中ご案内頂き、本当にありがとうございました!大変勉強になりました!!
*芳水 山廃純米無濾過生原酒責めは近日中の入荷になりますので、お楽しみに~☆
最後に蔵の看板の前で記念写真
”パシャリ”
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芳水酒造 山廃純米責め搾り見学(完)