旅行、ときどき車弄り

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<三重~奈良 その4>東大寺 大仏殿&戒壇堂・伊賀上野城/漢方薬膳料理の宿 はづ木(愛知)

2019年05月05日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

その3より

 「東大寺 大仏殿」です。

 
西洋人はメダルに興味があるようです。
 
光背も立体的で凄い。
 
賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃ)にも西洋人が多いですね。ちゃんと撫でています。ガイドブックに書いてあるのですね。
 
「東大寺 戒壇堂」です。四天王はパンフから拝借しました。お堂は江戸の再建、四天王は奈良時代の国宝です。
  

 滋賀県の伊賀上野へやってきました。「伊賀流忍者博物館」で資料館を見てから、忍者の衣装を着た説明員のアクションを見学します。「どんでん返し」「抜け道」「隠し戸」「刀隠し」etc
 

「伊賀上野城」は模擬天守ですが木造です。正式には「伊賀文化産業城」ですしね。
 

 

 



宿は愛知県新城市の「漢方薬膳料理の宿 はづ木」です。@20,520円 二食付きです。僅か全5部屋です。

 

 
風呂は内湯と露天が、時刻で男女交代制です。2名程度しか入れませんがオフシーズンなので3組でした。無味ですが僅かに塩素臭有りでした。橋の向こうに同系列の大型旅館があります。価格は更に安いです。
 
なかなかの景色です。潰れた旅館もありますが。
 
同じナトリウム・カルシウム泉ですが塩素臭有りです。7-8分歩くし行く意味が無いかも。料理は薬膳です。
 
最初の3品と最後の2品が美味しかったです。価格的には良い料理です。
  
 
  

 全走行 1,280kmでした。

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<三重~奈良 その2>薬師寺・唐招提寺・大安寺・春日大社 国宝殿

2019年05月05日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

その1より

宿から奈良市内までは1時間余りですので、時間的なロスは許せる範囲内です。80%の雨予報ですが降っていないので「薬師寺」へ。2016年は妻が熱を出したので宿へ送って、私一人で見学しました。やはりガイドブックの見開きに出ている薬師三尊像は見ておかないとね~

修学旅行生が僧侶の説法を聞いています。私の修学旅行のときは、芝生の上でした。内容も面白かった覚えがあります。何しろココの説法と法隆寺しか覚えていませんので(東大寺の大仏も忘れた)。
 
東塔(国宝)は修復中でした。年内に完成するようです。西塔は昭和の再建で内部が公開されていましたが、今風の芸術モノは似合わないかと。
 
金堂は鉄筋です。少し薬師三尊像(飛鳥~奈良 国宝)が見えますが3mと大きいのです。そして美しいのです。
 
HPから拝借しました。詳細はコチラです。 次の画像は大講堂で、ここにも三尊像(重文 画像無し)が並びます。
 
新たに完成した食堂(じきどう)です。内部は仏教絵で田渕俊夫画伯作とか。前回は閉館していた玄奘三蔵院伽藍(平成)は平山郁夫画伯とか。うーん。
 
東院堂(鎌倉 国宝)は良いですね。聖観世音菩薩像(飛鳥 国宝)と四天王像(鎌倉 重文)です。
 
四天王は彫刻も見事で金箔もかなり残っていました。古い木造建築の香りが堪らん。


ついでに隣の「唐招提寺」にも寄ります。「東大寺 法華堂」「興福寺 国宝館」「新薬師寺」「金峯山寺」と並ぶ"MYお薦めスポット"です。画像はパンフからの取り込みです。

金堂(奈良 国宝)は柱も太く壮観です。また5m超えの千手観音菩薩(奈良 国宝)もデカイです。廬舎那仏(平安 国宝)、薬師如来(鎌倉 国宝)と並びます。ちなみに四天王は小さく見えますが180cmを超えます。中央の梵天と帝釈天含めて全て奈良時代の国宝です。
 
左は鼓楼(鎌倉 国宝)右は礼堂(鎌倉 重文)。写真はありませんが講堂(奈良 国宝)内部にも国宝&重文の像が並びます。御影堂(江戸 重文)は2022年まで修復中で、国宝の鑑真和尚像や襖絵は拝観できません。
 
瓊花(けいか)のシーズンでした。ガイドによるとココと皇居にしか無いそうです。僅かに甘い香りがしました。林道にも似た花が咲いているんですが違うのかな。
 
唐招提寺 金堂平成大改修のあゆみ 3:50あたりから全体が写ります。


「大安寺(だいあんじ)」 平安時代までは「南大寺」と呼ばれ、伽藍は東大寺、興福寺と並んで壮大であり、東西に2基の七重塔が立っていたそうです。焼失後は元の再建はならずに、敷地も狭くなりました。しかし何故か「病気平癒」で有名なのです。
 
手水が渋い。
 
おみくじコレクションに加わりました。出発前のPET-CTの結果が悪かったので癌封じ守も買いました。闘病中のお友達の分も。
 

奈良公園の近くに車を停めました。前回は9月上旬でしたが、どこも満車でしたね。

「春日大社 国宝殿」は前回は建替え中でしたが、完成したので見に行きました。1Fの和風喫茶 鹿音(KAON)で「ぜんざい」を。この汁っぽいのは私的には「おしるこ」と呼ぶのですが、関西では粒あんで汁気のある奴を「ぜんざい」、こしあんで汁気有りが「おしるこ」、汁気の無いのは「亀山」と呼ぶそうです。
 
ここだけは写真可です。右の鼉太鼓(だだいこ)が雅楽に使われる太鼓です。展示物のレプリカで興福寺 中金堂のお披露目でも使われました。国宝の蒔絵や琴も見事でしたが、もっと武具を展示して欲しいところです。数百点もの国宝を持つのですから。今回の"旅行目的その3"でしたが少々期待が大きすぎたのかも。
 

その3へ続く

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<三重~奈良 その1>関宿・金峯山寺・三輪・室生寺/ホテルローザブランカ(三重)

2019年05月04日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

GW直前の4/22-26(月-金)での夫婦旅行です。目的は奈良。2016年にも訪れていますが、"期間限定"の見ていない寺社を狙いました。

妻は仕事後に新幹線で近鉄奈良駅にやってきます。私は7時前に埼玉を出発。休憩しつつ桑名(三重県)の「はまぐりプラザ」に昼過ぎに到着しました。揖斐川(いびがわ)の橋はR23の揖斐長良大橋(いびながらおおはし)です。
 
「赤須賀定食」1,700円 アルミホイルが蛤です。小ぶりですがプリプリでクリーミー♪ 火曜は定休で11:30~13:30迄。蛤の磯部揚げとフライも付きます。
 
「関宿(せきじゅく)」へ。三重県の東海道の宿場町です。京都方面から御伊勢参りする際は、ここから伊勢への道がありました。普通に人が生活していまして海野宿みたいな感じです。
 
「玉屋」という大旅籠です。ちなみに庶民は木賃宿(自炊)に泊まりますので、庄屋や商人向けでしょうか。
 
 
立派な宿です。建屋が縦に長いのは宿場町の"お約束"です。
 
「関まちなみ資料館」です。町屋ということですが、富裕層でしょうね。
 
家の中に井戸があります。

「信楽」です。滋賀県甲賀市になります。「中村陶器」の店主は感じの良い人で買い物しやすかったですね。信楽らしい奴ってことでコレに。とても軽いです。
 
奈良の宿探しには苦労します。1泊は近鉄奈良から徒歩10分弱の「ホテルフジタ奈良」@10,000円朝食付を選びました。ホテルの敷地ですが駐車料金1,200円が追加となります。食事処は近くにたくさんありました。
 
 
まずは吉野山に近い「金峯山寺(きんぷせんじ)」へ。ここの蔵王権現は秘仏で毎年3月末~GW迄しか公開されないのです。今回の"旅行目的その1"です。ロープウェイを使わず写真の辺りの有料駐車場に停めました。しかしMAX10台程度ですので平日の朝一前提のお薦めです。
 
この二王門(室町)と本堂(戦国)は国宝です。修復中なのでネットでよく見えませんでした。
  
彫刻は修復が待たれますね。
 
HPから貼りました。 7mもある居丈高で迫力あります。生で見たかったのよね~。
 
三輪で昼食です。ガイドブックに記載されていた「三輪山本」へ。
 
とても美味しかったです。手打蕎麦みたいに麺にコシがあるのです。お薦めです。柿の葉寿司は平宗の方が美味いっすけどね。
 
「室生寺」へ。近くの長谷寺は2016年に見ていますが、今一にて今回はパスです。仁王門は修復中ですが重要な見所ではなく問題ありません。
 
金堂(平安・鎌倉に大修復 国宝)のなかには、HPにある一面観音(国宝)、文殊菩薩(重文)、本尊釈迦如来(国宝)、薬師如来(重文)、地蔵菩薩立像(重文)の5体が横一列に並び、これらの像の手前には十二神将立像(重文)がズラリと並びます。
 
来年は国宝&重文な仏像を宝物館へ移すので、今春から金堂の現状を最後に拝観できる機会として、堂内の特別入場拝観中なのです。今回の"旅行目的その2"です。画像はHPからお借りしました。詳細はリンク先で御確認ください。
 
本堂(鎌倉 国宝)です。室生寺は苔むして風情があります。JRもCMならコチラにすれば良かったのに。
 
散った桜の花びらが浮きます。


挫折しそうになりましたが、無理をして登り切りました。無理が祟って翌日から階段が一段づつしか登れなくなりました。
 
奥ノ院です。
 
かなり登ってきました。しかしまさかの凶。「水くさり 飛ぶ鳥も落ちて 日はさみし それにも似たる わが身なるかな」 容赦がない(苦笑)
 
宿は三重県伊賀市の「ホテルローザブランカ」 @19,800円 二食付きです。室生寺から1時間余りでした。中国人の従業員も何人かいたので多いのかも知れません。当日は宿泊客自体が少なかったのですが。
 
レストランもガラガラです。
 
フレンチです。料理が美味いというクチコミで選びましたが、確かに美味しかったです。ちょっと意外でした。
  
  
観光場所に寄ってはこの宿も有効に使えると思います。

その2へ続く

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(後編)掛川城・閑谷学校・備中松山城・吹屋・津山城跡・白兎神社・鳥取砂丘/川根温泉ホテル(静岡)、三朝温泉 万翆楼(鳥取)

2019年03月27日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(前編)より

「吹屋」へ移動します。
【江戸時代中期頃より、銅山を中心とする鉱山町へと発展。幕末頃から明治時代にかけては、銅鉱とともに硫化鉄鉱石を酸化・還元させて人造的に製造したベンガラ(酸化第二鉄)における日本唯一の巨大産地として繁栄を極めた】

ベンガラとは、染料や塗装材です。"漆器の内側の朱色"がソレです。右の家屋が「旧片山家住宅」です。


板の赤い塗料がベンガラです。

「旧片山家住宅(重文)」は、江戸時代から続くベンガラの老舗でした。2枚目の画像、奥が店先で左の急な階段は女中部屋に続きます。
   
奥はベンガラ(弁柄)工場です。酸化鉄を熱して作成します。今でも建屋に赤い粉が残っています。こんなものを長年吸引したら肺の病気になりそう。
  
郭みたいな格子戸は乾燥させる所かな?
    
昼飯は蕎麦にしました。薄いゴマ味な汁でした。
 

津山城跡へ。宿のある三朝温泉への途中なのです。備中櫓はH17年に完成したばかりです。

  
敷地面積が巨大です。、広島城の76棟、姫路城61棟をしのぐ77棟の櫓が建ち並んでいました。2枚目の画像は天守の外側を石垣が囲んでいるのが分かります。
      
天守台です。天守には地下から入りました。
  
規模は姫路城に近い程でした。文化庁のサイトからの空撮画像です。 そして津山瓦版に津山城の画像があります。
  

人形峠には残雪があって寒かった。

宿は「三朝温泉(みささおんせん) 万翆楼」 素泊まり 8,000円 事前検索では塩素消毒な宿が多かったのですが、ココは源泉掛け流しでした。しかし1:00でCLOSEでした。珍しいラドン温泉とのこと。僅かにヌルヌル、ほぼ無味無臭でした。
 
障子を開けると屋根です。椅子とテーブルSETはありません。
  
橋の向こうの茶色い宿が万翆楼です。良い位置にあります。この像は映画のワンシーンだそうです。
  
橋の下の温泉に入っている人も居ました。まる見えです。この天気予報では山沿いは雪ですね~
  

「白兎神社」です。因幡の白ウサギです。画像の右端の階段が神社へ続きます。2枚目の画像の白い石には「縁」の赤字が書いてありました。

   
階段の下で売っていた餅です。モチモチ餡入りで美味かったです。150円
        
おみくじも可愛い。ここは海岸沿いなので雪も大丈夫です。
 
そのまま道なりに進んで「鳥取砂丘」です。2012年以来です。展望台の標識に従って登ったら×でした。見えん。

冬でも人が多いのです。中国人も多かった。

高速で足柄SAまで650km。東名横浜の事故渋滞で三島からノロノロでした。大井松田ー秦野中井以外は渋滞マークです。体調が悪く途中で1時間程休んだのですが今一歩です。雪も降って来たので宿泊に決定。SA内のホテルは休前日6,500円でした。土日は事故が多いのですよね。

 
出発遅れで結局2泊も無駄に増えてしまいました。おでんはダイコンとツミレが美味かったけどね。5:30に外に出たら凍っていて駄目でした。写真は7:30の出発時のものです。
    
全行程 1,760kmでした。
現存12天守、制覇しました♪

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(前編)掛川城・閑谷学校・備中松山城・吹屋・津山城跡・白兎神社・鳥取砂丘/川根温泉ホテル(静岡)、三朝温泉 万翆楼(鳥取)

2019年03月26日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
3/20-24(水-日・木は祭日)でのソロ旅行です。目的はギャランの車高調の慣らしと備中松山城、三朝温泉です。 
車の自主点検をしたために午後出発となりました。3日分の宿を予約して出発。初日に岡山に入る予定が1日遅れました。これが更に1泊伸びる原因となってしまうのですが。
 
宿は「川根温泉ホテル」 10,240円 2食付 大井川鉄道沿いで寸又峡との中間地点にあります。「道の駅 川根温泉」の隣で源泉も共用とのことです。埼玉県央部から250km以上あります。4時間余りを要しました。 
   
電子レンジや大型冷蔵庫もあって湯治可能な宿でした。大浴場は内湯が源泉掛け流し、露天が合成炭酸泉です。露天は塩素臭ありでした。内湯はMAX6名かな。部屋数的に狭いし1:00で終了です。私は19時(バイキングタイム)と0:30に入りに行きましたが大丈夫でした。土曜は駄目でしょうね。バイキングはテーブルの間隔も充分で内容も価格的に良好かと思います。
 
「掛川城」へ寄りました。2回目の訪問です。木造復元天守なのですが、天井から延びる板張りなどは他の天守で見た覚えがありません。
   
    
御殿がありましたが、天守とSETになった入場券を紛失しました。御殿の係員の前で探し回りました(苦笑) スマホで確認したら学校や役所に使われた後で昭和51年に御殿として改修されたようです。私的には再度購入は致しませんでした。外見だけの撮影でOK
 

時間があるので岡山の「閑谷学校」へ。講堂は国宝。江戸時代初期に岡山藩によって開設された日本最古の武士&庶民学校で、建築は2期に分けて行われ、32年の月日を費やしました。掘りと石垣があって砦のようです。

 
「講堂」は国宝です。他も重要文化財です。
 
内部へは立ち入り禁止となっています。かえって雰囲気が良いですね。


奥の間には囲炉裏跡がありました。講師の控室かな?
奥へ進みます。この石垣の外に掘りがあったら登れませんし、道が狭いです。寡兵でも守りやすい構造です。山から撃たれても移動できますし。学校の柵にしては手間が掛かりすぎています。
 
校舎は明治38年とのこと。私の卒業した小学校は明治5年築で横浜市で最後まで使われた旧校舎でした。なので古さを感じません。ちなみに中学・高校の校舎は大正12年築でした。
  
 

到着時に中国の団体がいたので急ぎ追い越して来たのです。危ないところでした。2枚目の写真は左が「聖堂」、右が「神社」です。

「聖堂」です。うーん、このタイルは何かな。

聖堂への入口は泥だらけで一部は濡れています。はい、中国人は靴も脱ぎません。いつもの事です。締まっていますが中には金色の孔子像があります。礼学の基礎を築いた孔子もさぞや落胆することでしょう(苦笑)

再び「ベッセルホテル倉敷」 7,900円に宿泊しました。ギャランは駅近くの立体Pには腹がつかえて入らないケースがありましたので。
 

 3日目は漸く「備中松山城」です。駐車場からは峠道をバスで登ります。尾瀬や上高地みたい。階段は健常者で20分位かな。

石垣が立派です。

道は曲がっており、当時の有効射程100mの鉄砲で撃ち下ろせます。






階段を上ると中庭の天守に到着です。ここから有料となります。





奥の櫓には入れません。入口の先は、跳ね上げ梯子だったと思われます。

蛍光灯や展示棚で雰囲気が・・・。2枚目の画像は囲炉裏跡だそうです。

腹切りの間です。はるか下に川と家屋が見えます。とんでもない山城です。

ちょっと城内に資料が多いかな。

城の真下には高梁の旧市街です。トイレや休憩スペースのある駐車場でMAPも良くできています。良く整備されています。愛媛の内子町は参考にして欲しいですね。

2枚目の画像から「頼久寺(らいきゅうじ)」です。江戸初期、大名 「小堀遠州」が備中松山城構築まで滞在しました。茶人でもあり名古屋城も築城しています。なかなかに見事です。

「武家屋敷 旧折井家」 江戸時代のもので200石だそうです。板の間にはゴザを敷いていたのですね。お膳も良い感じです。庭の池の鯉は、有事の際に食料とするそうです。

「武家屋敷 旧埴原家」 150石で近習や番頭役だったそうです。上の折原家ともども、結構広い屋敷です。
 

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(後編)門司港・秋芳洞・秋吉台・別府弁天池・雲林寺・萩・津和野・元乃隅神社・角島大橋・防府/湯田温泉 松田屋、湯田温泉 古稀庵、長門湯本温泉 大谷山荘

2019年03月19日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

前編より

元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)へ。長門湯本温泉からは30分ほどです。昭和30年にできた新しい神社です。4年前とは大きく変貌していました。
やたらと看板が増えて狐にはハートマークが。観光バスも停まれる大駐車場が完成。お店も出来ました。

当時、入口にあった鳥居は上に移動しました。ここには賽銭を投げ入れるのですが、元の位置では車道に転がりますのでね。奥にはキャラっぽい稲荷様が出来ました。

砂利道はコンクリで舗装、鳥居も綺麗に作り直されました。

より写真映えするようになりました。

青と赤のコントラストが良いですね。l


<2015年の写真です>
入口に賽銭を投げいれる鳥居があります。奥には砂利の狭い駐車場。私のギャランが見えます。鳥居のペンキも剥げています。

9月上旬ですが観光客は皆無で、カニとフナムシが走り回っていました。倒れた鳥居も見えますね。4年間でここまでの観光地にした力量は大したものです。

隣の「千畳敷」はガスって遠くが見えませんでした。


「角島」です。前回は雨でした。妻の要望で寄りましたが、冬の日本海なのに良い天気で青い海が見れました。






秋吉台の西の「別府弁天池」です。






「秋吉台」

秋吉台は新緑の季節以降がお薦めです。

地肌が茶色いのは野焼の跡です。この石灰岩が鍾乳洞の元なのですが、ちょっと脆そうな感じ。夏みかんソフトも良かったのですが、津和野のゆずソフトの方が更に美味しかったそうです。


山口に戻ってきました。「国宝 瑠璃光寺 五重塔」です。1442年頃建立(室町)。京都の醍醐寺&奈良の法隆寺で日本三名塔ですが、写真映えなら瑠璃光寺が一番でしょう。雪の写真も綺麗です。





賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)です。身体の悪い所を撫でると除病の功徳があるとされます。東大寺と善光寺が有名ですね。隣の香山墓所は「毛利家墓所」のうちの一つで"泥饅頭"が並びます。以前は柵が無かったのです(3枚目の画像が以前のもの)。


宿は、「湯田温泉 古稀庵」 麒麟草 露天風呂+和洋室 @34,560円  広々した敷地に広い部屋で、大谷山荘と同様で床暖も入っていました。テラスやバスルームにソファがあったりして寛ぐことを重視しています。

部屋付半露天は、源泉掛け流しでしたが湯量が少なく、全開でも朝はヌルくて湯を足さないと入れません(大谷山荘よりマシですが)。ph9.2だそうですが、足し湯するのでツルツル度は低目です。大浴場は軽い塩素臭ありです。

食事はレストラン。価格的には個室が欲しいところ。味は2万クラスかな~。量は少な目、刺身は半分はOKでした。

敷地が広いので、結構外を歩きます。冬は寒いかも。湯量も少ないので夏が良いでしょう。

通常、最終日は空港へ行くだけにしていますが、「防府」に寄りました。その結果、帰路はラッシュアワーとなってしまいましたが。
「防府天満宮」です。妻は初めて、私は2回目となります。

"おみくじ"コレクションに加わりました。川越氷川神社に似ていますが、手作り感のある凸凹で金色もありました。


「周防国分寺」は防府天満宮から車で5分です。741年の創建当時の境内に、移転なく残っているのは珍しいのです。槙は樹齢1000年とか。室町時代の金堂(本堂)は勿論、阿弥陀仏・四天王は平安時代、左右の菩薩は室町の重文です。画像(HPより)にはありませんが12体の菩薩像も良かったです。30cm位と目の前まで寄ることができます(ガイドが付きます)。

しかし山門の阿吽の像の片方は眼球が失われ、土塀もほとんど崩れてビニールシートに覆われていました。重要文化財でない部分が管理されていません。山門の上には16羅漢があるようですが、修復して公開して欲しいものです。

山口宇部空港出口の左側に、リムジンバスの券売機が設置されています。

走行533km 温泉宿のコスパはMY定宿を大きく下回り、11月の九州の3宿に負けました。しかし歴史遺産や景色に恵まれた山口県だからこそリピートしているとも言えます。温泉宿は一泊程度に絞って駅前ホテル+居酒屋も選択肢の一つになると感じました(飲めない私は別として)。

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(前編)門司港・秋芳洞・秋吉台・別府弁天池・雲林寺・萩・津和野・元乃隅神社・角島大橋・防府/湯田温泉 松田屋、湯田温泉 古稀庵、長門湯本温泉 大谷山荘

2019年03月18日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

3/9-13(土~水)夫婦旅行です。今回の旅行は妻の観光がメインとなります。私は2013&2015年にソロで訪れていますので。9(土)は妻の仕事に合わせて最終便19:10で山口宇部空港へ。羽田の展望デッキにはアマチュアカメラマンが並びます。私は花粉で無理!


新山口駅までは最終のリムジンバスです。綺麗な駅でした。23時に営業している居酒屋はチェーン店のみ。「魚鮮水産」が混んでいたので入ってみました。イカだけは美味しかったです。「銀次」には客が1組しか居ませんでしたね~。
 



まずは、「旧門司三井倶楽部」へ。大正10年築。アインシュタインが宿泊した時の環境を再現しています。林芙美子の記念室があって、時系列で整理されております。ここはお勧めです。詳しくは2015年のブログを参照ください。今回リニューアル中だった「海峡レトロ通り」もUPされていますので。



復元中の「門司港駅」が3/10本日よりお披露目です。日曜日なので凄い人出でした。駅舎の屋根も良い感じで制服もレトロ調です。最後の写真は昭和初期のもの。






「海峡プラザ」です。「焼きカレー」を食べようと思いましたが、どこの店も満員でした。河豚の干物etcを買いました。

海峡プラザの先は「旧門司税関」(左のレンガ)と「大連友好記念館」です。

「大連友好記念館」は2015年訪問時には「国際友好記念図書館」でした。東海汽船が大連に建てた事務所で、1926年には図書館に変わりました。「日本橋図書館」という名称だったそうです。これはコピー建築で1995年に完成しました。現在では休憩所になっています。雰囲気が変わってしまいました。



「旧門司税関」です。明治45年築。焼けた跡も残っています。空襲ですよね、たぶん。内部は相変わらず税関の宣伝コーナーですが2Fは整備されて休憩コーナーとなりました。



「関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)」に車で移動しましたが、先に書いたとおりで「海峡レトロ通り」はリニューアル中です。

向かいの「旧大連航路上屋」昭和4年築へ寄りました。ここが当時の国際旅客ターミナルでした。こちらも2015年版ブログに詳しく書いてあります。爺さんが満州に渡った船の写真がありました。




土砂降りのなか、「秋芳洞」へ。妻は2回目、私は3回目です。ここは歩くと往路が登坂、帰路が下りの往復となります。まず車を置いたらバスで「黒谷口」まで行きます(190円)。ここからなら下り片道で駐車場所まで戻って来れます。早いし楽です。



国内の鍾乳洞ではココが最も広くて開放感があります。

















何回見ても飽きませんね。妻も久々で楽しめたようです。


宿は「湯田温泉 松田屋」です。2013年にも泊まっています。【本館(旧館)】「含雪」 源泉掛け流し露天風呂(和洋室) @37,800円 前回は「雪舟」でした。2枚目の写真は西郷・木戸・大久保会見場所の復元だそうです。

明治末の建屋ですし江戸時代からの老舗です。部屋名の「含雪」とは「山県 有朋」の署名(書や句で使う)です。掛け軸も「山県 有朋」直筆ですが、意味が分からない・・・(苦笑) 加湿器が2台あるのはGOOD、鍵が1本は価格的に厳しいです。無料の貸切風呂が2ヶ所ありますし。 





部屋食です。前回のフク料理の方が美味しかったです。フク飯は妻には合わなかったようです。刺身も今一歩ですね。大浴場は塩素臭です。

しかし、部屋付露天は湯量豊富で塩素臭なく最高でした。少しツルツルしますがph9.2にしては弱めかな。タープがあるので雨でも濡れませんでした。勿論、「維新の湯」も塩素臭はありません。

「維新の湯」に付加価値を感じないと割高かも知れませんね。あと、他の部屋にも「伊藤博文」の掛け軸とか多いので、泥酔する奴や足腰の弱い高齢者は泊まらん方が良いです。破くと高いでしょう。あと、濡れた靴を乾かしてくれたのには助かりました。

翌日は「津和野」へ。またも雨です。2015年に画像が多いです。




濁っているので鯉が見えません。ゆずソフトは美味しかったそうです。






「太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」 昭和44年築 ここには妻の希望で"おみくじ"を引きに参りました。車で直付けできますが麓から鳥居の参道を登ることもできます。



お供えSETです。景色も良いので津和野に来たら寄りましょう。




萩の「雲林寺」です。通称"猫寺"です。





記念撮影コーナーです♪ このために三脚まで持参しました(笑)



住職から茶を入れて貰いました。休憩室があるのです。今度は猫のみくじを引きます。


漸く晴れてきました。萩の「松陰神社」です。妻は2回目ですが私は初めてです。「松下村塾」です。



こちらは「杉家旧宅」です。 吉田松陰が伊豆下田でアメリカ渡航に失敗して父 杉百合之助預けとなり、謹慎しました。やがて松陰は松下村塾を主宰します。



この三畳半で暮らしたそうです。といっても父親の屋敷ですから待遇は悪くなかったのかも。

車で「明倫館(明倫学舎)」へ移動します。ここは妻も私も初めてです。萩藩の藩校で桂小五郎もここで松陰の教えを受けました。世界遺産のビジターセンターになっています。



机etcは新たに作ったもので、昔の奴ではありません。学校施設だけなら明治初期の旧開智学校のほうが見応えがありますが、ここでは幕末~明治維新の流れが学べます。





前回の旅程では、時間的に省いた場所です。私はココと「周防国分寺」が今回の旅の目的でした。予想より今風な感じでしたね。

萩の城下町周辺へ。ここは主に町人が住んだ区画です。右が「菊屋家住宅」で左が「旧久保田家住宅」です。
  



 
この右下の籠みたいな奴は、上から羽織を掛けて中で香を炊いて匂いを付ける道具だそうです。

この時計は、岩倉使節団のときに伊藤博文がアメリカで土産に買った物だそうです。しかも動いています。凄い。雛壇は江戸時代の物。



お向かいの「旧久保田家住宅」です。前回は普通に見学できましたが、今は節句ですので雨戸が閉まって雛壇が展示されていました。ほとんどが昭和初期のものでした。平常なら地下蔵とかも見れるのですけどね。奥に立っている市松人形が怖いです。あんなの部屋にあったら眠れん。





土塀を歩きつつ「高杉晋作生家」へ。側用人の屋敷だけあって広いです。







再び土塀を歩きつつ「木戸孝允旧宅」へ。この辺りをのんびり散策するのは楽しいのですが、我々は時間ギリギリでした。





萩博物館の駐車場を利用するのが便利です。やたらと夏ミカン?がなっていました。今回のレンタカーは大分・熊本ツアーと同じFITです。




宿は「長門湯本温泉 大谷山荘」 山側・露天風呂付プレミアムスイートB×特別会席 @42,120円 このホールは安倍総理がプーチンを迎えたところですね。





設備は最高ですが大浴場は塩素臭です。しかも部屋の源泉掛け流し半露天は、夜間に温泉の供給が停止します。 これは酷いです。朝から供給されますが熱湯が溜まるのは食後です。部屋風呂にはいつでも入れないとね。



食事はここも今一歩です。価格的に朝食バイキングは無いですし、部屋の設備以外に魅力を見出せませんでした。11月の九州の3宿の方がお勧めかな。

後編へ続く

余談ですが"おみくじ"の干支キャラは同じ物がどこにでもあります。できればご当地物が良いですね。

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四国旅行(後編)マイントピア別子・ 丸亀城・栗林公園/奥道後温泉 壱湯の守

2019年01月30日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(前編)より

四国3日目、「別子銅山」を目指します。「マイントピア別子」は、上記銅山より麓寄りにある観光施設です。5分で到着しますが、本当に使っていた鉱山鉄道を走ります。長さ333mの観光坑道は、旧火薬庫を利用して作られました。
     
旧火薬庫の爆風除けの竪穴で地上に続きます。万一の誤爆に備えた圧力弁ですね。
 
こちらは、子供向けの勉強コーナーです。


次に「別子銅山・東平(とうなる)」を目指しましたが、通行止めでした。何と12/1以降は冬季閉鎖でした! 私だけは2016年に、林道ツアーのついでに見学しています(リンク先の中程に画像20枚)。

次は、しまなみ海道を通って妻の要望の「耕三寺」で締める予定でした。しかし耕三寺は富豪が現代に建てた寺です。越前大仏みたいなキワモノかも。

妻が行ったことのない「栗林公園」を目指すことにしました。金毘羅は2012年に訪れていますので、まずは「丸亀城」へ。ここは石垣が立派なのです。
 
この登り坂が急勾配なのです。
 
天守は修復中でした。流石に城3つでビッコな足は更にヘロヘロでしたが、係員さん2名から「そのままスニーカーで構わないから。歩きやすい方がいいでしょ」と有り難いお言葉。
 
ここは、変に展示物で飾っていないところが良いのです。
     
前回に教えて貰った、オリジナルの古い石垣を見ながら下ろうと裏手に回ります。
  


崩れており通行止めでした。台風の被害だそうです。

小型天守のなかでは丸亀城が最もお薦めなのです。早く修復して欲しいですね。あと好きなのは姫路・松本・松江・彦根城です(備中松山城はまだ見ていません)。
 
2016年のブログで「天守全体」「崩れる前の石垣や大井戸」「紹介記事」が参照できます。

「栗林公園」です。私は2年振りの3回目。妻は初めてです。梅が咲き始めていました。今回は多めに写真を貼ります。
    
この休憩所の団子がモチモチで美味い!
 
湧水が綺麗です。
 


上の写真の橋の上から。




  

宿は奥道後温泉なので高速で戻ります。えらく非効率ですが仕方ありません。宿は「奥道後 壱湯の守」【露天風呂付き客室】 渓谷側の和洋室 @25,920円 全160部屋の超大型旅館です。大浴場には様々な露天風呂がありました。とても広いのですが半分は塩素臭でした。
 
部屋の半露天は源泉掛け流しです。ほんのり硫黄臭な湯でした。室内は、風呂にもトイレにも洗面にも段差があります。大浴場の内湯にも露天にも階段を歩きます。足腰の弱い方には向きません。
 
バイキングの寿司はxでしたが、カンパチの刺身は新鮮でした。露天風呂付き客室前提で"お勧め"できます。


松山空港には早く着きすぎましたので例の無料ラウンジでお茶しました。セキュリティでは過去最高時間なほど拘束されました。
私の搭乗回数は国際線が120回以上、国内線など数えきれません。ノンビリ調べるのは誰も客が居ないからでしょうね。早く通すのも考え物です。"何度も開けては調べてベルトを掛けてまた通す"を繰り返していました。最後に「どうぞお通りください」w

流石に聞きました。「何が引っ掛かったの?」「バッテリーっぽい影なのでコレだと思います(USBコンセント)」「それは無いでしょ」「申し訳ありません」と。うーん、私にも思い当る物が無いですねー。

<過去、引っ掛かった事例>
1. うっかり100円ライターをスーツケースに入れたまま(成田)
2. 妻のハンドバッグに入れてあったチョコレートの"のべ棒"(EUのどこか)。C4(爆薬)と似ているし。
3. ICD(除細動付ペースメーカー) これは時々引っ掛かります。成田でも一度だけ。海外でも2-3回。

全走行は580kmでした。

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四国旅行(前編)内子座・宇和島城・開明学校・大洲城・臥竜山荘・松山城・萬翠荘・丸亀城・道後温泉本館・ 栗林公園/道後温泉 夢蔵、奥道後温泉 壱湯の守

2019年01月30日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

1/23-26(水-土)3泊4日の夫婦旅行です。2ヶ月前の九州と同様、飛行機+レンタカーを利用しました。以前は海外旅行等のマイルで配布される、航空会社のブロンズカードを持っていました。なので航空会社のラウンジを利用していました(ビジネスクラスなら海外でも)。

最近は慌ただしくてラウンジを利用していませんでしたが、今回は余裕が出来ました。カード会社のラウンジを初めて利用しました(ゴールド以上で無料)。この閑散期でも満席に近かったですね。飲み物だけセルフサービスで戴けます。
 

当初予定では、宇和島城・佐田岬・大洲城・臥龍山荘・別子銅山・耕三寺(広島県)が目的地でした。しかし、良い便が取れずに佐田岬の夕景は断念することに。代わりに「内子座(重文)」を見学しました。松山空港から南へ1時間程となります。
 
大正5年築の芝居小屋です。小屋というより劇場ですね。日本各所にあるのですが、重要文化財級は何故か西日本ばかりです。秋田の「康楽館」と愛知の「呉羽座」は東日本ですね。
 
2枚目の画像、手前の格子戸には鳴物(楽器担当)、上段には太夫(語り担当)が入ります。ここは秋田の「康楽館」と違って、説明を受けた後は自由に見て歩けます。また、天井等もクラシックで良いのです。
 
「奈落」です。床下の総称です。この縦棒を押して「回り舞台」を回します。
  
この後、上芳我邸(重文)や古い町並みを見学したかったのですが、2周しても駐車できずに撤退しました。全国に出掛けていますが初めてです。あまり観光には力を入れていないのでしょう。
「宇和島」を目指します。駅前のJRホテルに泊まりました。駅が自動改札ではない! しかしアーケードは広いです。
 
サイトで人気な店は満席でした。仕方なく駅近くでは二番目に高額だった提灯の店へ。
 
貝は宇和島では「ハシリコ」と呼ばれていました。正式名称は「マガキガイ」です。MYブログでも奄美大島の「トビンニャ」で登場しています。美味いけど身は少ないですね。
 
刺身は価格的に×でした。半分は鮮度が低かったですね。これは「ヨコの叩き」です。店員のオネーサンに「ヨコって魚の名前は?」と聞いたら「ヨコ」です、と。食ったらマグロでした(苦笑)

翌日は「宇和島城」からスタートです。現存12天守の一つとなります。
   
天守は小さめ。
 
「高知城」程ではありませんが、城内には椅子・畳・屏風等が置かれています。四国の寺にも現代の物が多く飾られていますね。
   
山に囲まれた地形です。
 
下りはショートカットの階段で。大井戸です。
 
大洲市への途中、「宇和町卯之町(うわちょううのまち)」と「開明学校」に寄りました。愛媛県西予市にある「重要伝統的建造物群保存地区」です。
 
「開明学校」です。隣が立派な寺なのでお参りしました。
 
小さな学校でした。
 
教室の復元は一室のみです。
 
大洲市に到着。「大洲城」へ。大洲城は「木造復元天守」です。100年後には良い味が出ていると思います。

駐車場から徒歩5分と便利です。 

左側の高欄櫓(こうらんやぐら)と右側の台所櫓は江戸末期のもので重文です。

新築の匂いがしました。
     
高欄櫓です。
 
2枚目の写真は、明治の解体前に撮影したものです。解体とは勿体無いですねー。
 
街道沿いの「大洲まちの駅」に駐車しましたが、大洲神社にも臥龍山荘にも駐車場があります。狭いですが平日なら大丈夫でしょう。

「大洲神社」です。臥龍山荘の隣なのでお参りしました。この階段は私には登れませんが迂回できました。
  
「臥龍山荘(重文)」です。宇和島城とココが私の目的地でした。明治末期に木蝋(植物油)貿易の豪商河内氏が建てた別荘です。まずは母屋(臥龍院)から。
    
白く見えるのは川原の石です。方々に花が飾られ、良く管理されています。
 
当時は浴室でしたが戦後に茶室に改装。余計なことを。

茶室(不老庵)への道は日陰で苔むしていますが、茶室自体は風通しが良いです。



実物を見ると、かなり心許ない感じです。上がるとミシミシ音がして少々不安です。
  
当時はコンクリの大きな橋もないし景色は最高だったでしょうね。天井には竹が編んであって、川面の月光が映る仕掛けです。写真でも反射しています。
 
母屋と茶室の崖側には氷室がありました。風通しの良いここで"月の光と川面をつまみに冷酒を戴く"とは、最高の贅沢ですね。パンフの画像も添付します。ここは"お薦め"です。

車を置いた駐車場に「分油屋(わけあぶらや)」があり、郷土料理があるので昼食にしました。
 
「南予の鯛飯定食」鯛を卵入りの醤油汁に漬けこんで、茶漬けで食べます。鯛の鮮度が良く小鉢も含めて美味しかったです♪

「とんくりまぶし」はご当地グルメ用に開発された、栗と豚肉の"ひつまぶし"です。出汁を掛けて食べます。妻と半々に分けましたが、こちらも美味かったですね。"お勧め"です。


松山を目指します。時間が余ったので「松山城」へ。妻と2012年に訪れています。
    



      
7年前と同じソフトクリームです。昔の写真が展示されていました。瓦に座っていますね(笑)
 
「萬翠荘(ばんすいそう)(重文)」は、大正時代の洋館です。ここは初めてです。写っている車は今回のレンタカー「日産ノート」です。






    

道後温泉の宿にチェックインしてから、アーケードに買い物へ。以前、「道後温泉本館」の個室を借りております。"お勧め"ですので御参考まで。

お土産屋が並びます。


宿は「道後夢蔵」月庵 @32,400円 温泉内風呂付 道後温泉本館の裏ですのでロケーションは最高です。しかし大浴場は隣の宿ですので一度通りに出ます。道後温泉は、今回含めて3旅館に泊まっていますが、全て塩素臭いお湯です。
 
お一人様サイズですが、おしゃれですね。部屋風呂も塩素臭です。

食事処は横並びでした。向かい合わせが良いですね。もし男同士だったら気持ち悪いでしょ。ご当地ビールが3種類ありました。
   
河豚とステーキです。
 
伊勢海老は、創作に失敗した感じ。私も妻もxでした。
 
御飯は3種類から選べます。私は「鯛の日向飯(胡麻ダレ)」で妻は昼食同様の「鯛飯(茶漬け)」でした。しかし、肝心の鯛の鮮度が駄目でした。料理で選んでみましたが、今一歩な評価となりました。サービス・設備・ロケーションは良かったです。


後編へ続く

~~~~~
<天守閣の話>
現存する天守閣:
12ヶ所です。弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城・備中松山城・丸亀城・松山城・宇和島城・高知城。備中松山城以外はMYブログに登場しています。

木造復元天守:
忠実に復元した天守です。5ヶ所あります。白河小峰城(福島県)・掛川城(静岡県)・白石城(宮城県)・新発田城(新潟県)・大洲城(愛媛県)

これ以外は、鉄筋や"でっちあげ"です。しかし写真の郡上八幡城(岐阜県)は木造ですし、当時現存した大垣城を昭和8年にコピーしたもので風情がありました。

訪れていませんが、伊賀上野城(三重県)も木造で立派です。以上、全19天守が目標です。残り3天守(青字)となりました。

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【後編】宇佐神宮・耶馬溪・臼杵石仏・原尻の滝・岡城跡/別府温泉 ホテル白菊、由布院温泉 亀の井別荘、黒川温泉 黒川荘

2018年12月06日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
【前編】より

チェックアウトして宿の隣の「金鱗湖」へ歩きます。宿の隣の紅葉ポイントも終了していました。
 

11時過ぎですので湖面からの湯気は僅かです。

静かな湖です・・・嘘です。日本人は1割かな。韓国人も多いですね。
 
金鱗湖と駅を結ぶ「湯の坪街道」で"九州INDEX"に貼ってある写真もココです。外国人(中韓どちらか)のレンタカーが入ってきました。私には無理です。"かんざし"が並んでいたりします。京都の土産もありましたね(京都の文字や金閣のモチーフなど)。食べ物系土産も多いです。客も店員もアチラの方でした。
  
13年前の2005年に来た時とは様変わりしました、お店もね。静かな・・・落ち着いた感じは・・・皆無です。宿は悪くなかったのですが由布院自体の魅力が薄れましたね、私的には。

県道11号の狭霧台から。この道を熊本方面に向かうと"やまなみハイウェイ"となります。同様に景色の良い道です。
 

高速で大分を通り臼杵市の「福良天満宮(ふくらてんまんぐう)」へ。江戸初期から続くので大木もあったりしますが、いつの間にか猫神社に。ここは"おみくじ"目的で妻の希望で寄りました。
 
おみくじが可愛い。大吉です。今では「病気」「旅行」しか見ませんな。
 

人気の海鮮料理屋は残念ながら満車でした。観光目玉の国宝「臼杵石仏」へ。 4ヶ所のポイントのうちNO.1は修復工事中です。
  
しかし、一番の見所はNO.2の「ホキ石仏第一群」でしょう。平安~鎌倉時代の石仏ですが色も残っています。
    
いまでも風化せずに尖っている岩で、凄く硬そうです。彫るのは難儀だったでしょうね。以下、NO.3「山王山石仏群」、NO.4「古園石仏群(一部修復中)」と続きます。
    
昔は、石仏の首が落ちていたのですね。街でなく山間にあるのが良いですね。仏像は静かに見たいですから。


「原尻の滝」です。道の駅に隣接しており駐車場が使えます。昼食もここで済ませました。この案山子は夜に見たら怖いかも。
 
まずは上から。結構、迫力があります♪

怖いのを我慢して吊り橋から写真を撮りました。遠くの建屋が邪魔だなー。

下りましたが、25mmレンズでは寄れませんし平面に見えますね。滝の飛沫が霧みたいになっていますし。

動画を撮っとけば良かった!

「岡城跡」へ。「豊後竹田城(ぶんごたけたじょう)」とも呼ばれます。戦国時代には大友の支城として島津を再三退けました。江戸の中期に本丸等が焼けて寂れたようです。城跡ですが有料で案内も立派です。
  
大分は、どこへ行っても岩ばかりです。
 
この城、歩きやすいのです。紅葉も見れそうですね。

非常に規模の大きな城です。守備兵も大勢いたのでしょう。漸く天守台に到着。天守閣の場所に何故か新築の神社が。
  

宿は「黒川温泉 黒川荘」 離れ @36,220円 離れは5部屋で本館に20部屋弱です。床暖が入っています。夏は川の流れが聞こえますね。
  
部屋は、メゾネット構造で2Fが寝室でした。内風呂と露天が付きます。露天には屋根がありません。
   
ラウンジは誰も使っていませんでしたし寒かったな。皆さん、部屋に篭るパターンです。

まずは男性大浴場へ。
 
こちらは日帰り入浴専用の風呂です。翌朝に入りましたが、露天は雨で温くてxでした。湯の色は日光で青く、電灯で緑に見えるのかな?手元では薄く濁った黄色に見えました。
 
大浴場も、日帰り浴場も夜間は入れません。しかし宿帳に案内されていない風呂があります。離れの奥にあって入口の札を裏返せば貸し切れます。雨でも熱かったし奥は降られません。是非!

そしてウリの大浴場です。時間交代ですので男性は翌朝から入れます。女性は到着日になります。ナトリウムと炭酸水素が含まれておりヌルヌルします。前日と違って誰もいませんでした。気持ち良いです♪




食事は部屋の囲炉裏で。味は価格相応です。刺身は平目ですが何とか。追加料理の馬刺しは美味かったですね。白い四角いのも追加料理で豆腐チーズです(チーズ味な豆腐)。

朝食は、離れ5部屋が同じ場所です。吃驚、3部屋が中国の方でした。予約が取れない訳です。
 
部屋にムカデ・キンチョールがありました、良く効いてGOODです。ゲジx1、カメ虫x3、Gx1と"離れ"の宿命でした。温泉風呂付は魅力ですが、虫に弱い女性には厳しいのかな。鍵が2本あると露天の多い宿では助かります。離れまでは階段ですが、帰りも仲居さんに運んで貰えました。4日間だと荷物になります。

各宿で温泉にゆっくり入りましたので、走行は約450kmと少な目に終わりました。以下の理由により九州旅行は終了しました。今後の西方面では山口・愛媛を狙っています。
1. 主だった観光地は制覇した
2. 宿・観光地に外国人が多い
3. 人気宿の予約が取り難い
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【前編】宇佐神宮・耶馬溪・臼杵石仏・原尻の滝・岡城跡/別府温泉 ホテル白菊、由布院温泉 亀の井別荘、黒川温泉 黒川荘

2018年12月05日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
11/25-28(日~水)3連休最終日出発の夫婦旅行です。以前も記載していますが、九州の宿の予約は1ヶ月以上前でも遅いくらいです。1ヶ月半前でしたが、狙った宿or部屋は満室でした。羽田の手荷物預けの列は200人以上かな。到着から出発まで1時間半を見ていましたが、搭乗ゲートのトイレを出て10分で搭乗開始となりました(宅急便で送ったスーツケースも受け取ったりしていましたが)。


「宇佐神宮」です。八幡系神社の総本社です。思ったより広い境内でした。伊勢神宮みたいな雰囲気です♪
     

上宮と下宮に分かれます。まずは上宮へ。
  


二拝四拍手一拝。奥に僅かに見える本殿は国宝です。見れるのは皇族だけですね。
 
上宮と下宮は裏で繋がっていました。上宮、下宮とも3ヶ所ずつ拝みます。
  

宿は「別府 鉄輪温泉」の「ホテル白菊」 @39,420円 「菊彩香」和のフルコース 鉄輪温泉は2回目です。狙っていた宿は満室なので料理自慢の宿を選んでみました。

ロビーの広い大型旅館です。着物の仲居さんが10人位出迎えます。あー、こりゃ外人さんには新鮮でしょうね。加賀屋も同様です。駐車場係は私がビッコなのを見て、玄関の近くのパイロンをどかして案内してくれました。

部屋は眺望はありませんが綺麗です。足マッサージ器は今一歩。何故か寝室のTVの方が大型でした。 
  
この宿の和食レストラン「菊彩香」は、ミシュランです。予約サイトでなく直で申し込みました。過去で最も豪華な食事です。完全に密閉されており、隣室には専用のトイレまで付きます。しかし宿代込みで4万なので、食事内容自体に過度な期待は禁物です。
  
味は驚く程でもありませんでしたが、料理が綺麗です(器との組み合わせが良い)。河豚と関アジは美味しかったのですが、サワラとマグロは駄目でした。量は少な目でしたが、価格相応かと思います。妻は飲むので、食事処には電話が欲しいな。

大浴場は、僅かに塩素臭有りでした。別府は豊富な湯量がウリですので、ちょっと残念です。部屋の内風呂(画像)は問題ありませんが窓は無しです。僅かにツルツルしました。

朝食はバイキングです。この宿には、いたるところに生花があって勢いを感じます。平日ですが、たぶん満室に近いと思います。朝食会場から見た東側はガスっていて海が見えませんが、山側には温泉の湯気が見えます。
  

まずは、「耶馬溪」の「青の洞門」へ。


   
昔の手掘り部分も僅かに残っています。
 

「耶馬溪」の「羅漢寺」へ。本堂は焼けて昭和の再建ですが、山門・石仏・五百羅漢は室町時代の物。まずはリフトで登ります。
  
Webサイトも無いし、何故か撮影禁止でした。入場券の写真を添付します。変なオッサンは写っているし傾いているし・・・プロの写真じゃないよね、コレ(苦笑) 
 

奥ノ院は有料でしが、絶対に入りましょう。眺めが良いのです。景色、石段や洞窟、石仏に風情を感じます。石段がいびつなので、膝の脱力で座り込んで痛みで顔を顰めることに。大きい段差は歩けないのです。杖は車の中じゃ~・・・ということで高齢者・障碍者には難所です。

Wikipediaより 「羅漢山の中腹に位置する。岩壁に無数の洞窟があり、山門も本堂もその中に埋め込まれるように建築されている。洞窟の中に3,700体以上の石仏が安置されており・・・」。神社仏閣好きには"お勧め"です。

更にリフトで山頂に登れますが、何もありませんでした。妻に展望台に登って貰いましたが眺望もNGとのこと。頂上へのリフトの下りは、高所恐怖症の私的にはxです。
 
耶馬渓の道の駅「耶馬トピア」で蕎麦を。手打ちで美味しかったです。ついに台風の影響で天気が崩れてきました。
 
「耶馬渓橋(オランダ橋)」です。大正時代のもので外見は美しいのですが、修復されてアスファルト引きでサイドにはランプも埋め込まれています。結構、車も渡っていました。観光客用の駐車場まであります。


 
「耶馬溪」の「御霊もみじ」です。まだ、僅かに残っていました。ここは駐車場が10台しか停められません。シーズンは苦戦必至かと。階段に散ったモミジとイチョウが全盛期なら綺麗でしょうね~




 
落ち葉に埋もれていますが、苔むしているのもGOODです。

「深耶馬溪」です。一目八景(ひとめはっけい)という展望台から。駐車場から10分余り歩きます。道路の中奥に、展望台に登っている人達が見えます。

展望台で左から順に3枚撮りました。妙義山に似ている!
  
帰路は川向うの遊歩道で。凄い岩です。
  
宿は「由布院温泉 亀の井別荘」 @56,160円 部屋は【百番館】 観光客で一杯なので、宿までの迂回が大変でした。お庭に中国の方が。隣が金鱗湖なのです。由布院温泉は別府と並んで湯量が豊富なことでも有名です。
 
離れ14棟、本館6部屋のハイクラス宿です。由布院御三家と云われる宿で日程を変えながらで何とか予約できました。
  
離れ「百番館」、母屋から部屋付風呂までは屋外な廊下を歩きます。雪が降るとシンドイかな。
 
風情のある古民家で、松田屋ほど傾いても無く、向龍みたいにトイレも臭いません。他にベッドルームが付きますが、鏡台が広いのでスマホ等を並べるのに便利でした。
  
部屋付風呂は源泉掛け流しの単純泉です。温度管理も大浴場含めて完璧でした。CLOSEした庭に面した露天は気持ち良いです。堪らん♪
  
食事処は隣席が近く会話が聞こえます(特に外国人のね。酒が入ると五月蠅いのだ)。価格的には個室食事処が普通です。最近では三余庵・仙寿庵・湯主一条・花扇・山楽が同クラスに該当しますが、全て個室です。

グラス一杯だけビールを飲んじゃいました。鰻のシャブシャブと山女魚御飯は、チャレンジャーなメニューです。良質ですが量は少な目でした。まあ、オヤツは色々と持参していますが。大浴場は湯温も適度で、広さ的にも余裕があります。男性用は貸切でした。
 

【後編】へ続く
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少々、脱線しますが・・・宿の従業員はオーバーフロー状態でした。

チェックインでも、スーツケースを持って行った後に他の仲居さんから「お荷物はどこですか?」と。宿帳のサインも二度頼まれました。「夕飯はスッポンですが大丈夫ですか?」と聞かれましたが出てきたのは違った料理でした。「夕食時に部屋に迎えに来る」とのことでしたが、20分遅れても来ません。内線もなかなか繋がりませんでした。

妻は、大浴場が外国人(中国の)で騒々しかったそうです。タオル類、籠、汚れたパンツ(一応、富裕層向けなので履き捨て?)を放り散らして出て行ったそうで、「汚らしい」と。タオルも全て使われて従業員を呼んだとのこと。鍵が1本しかなく私が持っていたので、部屋へ戻れなかったのです。この価格なら鍵は2本が普通です。2本あれば部屋の風呂に入れました。

また、丹前が煙草臭かったしカメ虫がいるので、衣類の消臭剤と殺虫剤を頼みました。普通は離れには置いてあるのになー。チェックアウトも手荷物を運んでくれるそうでしたが、自分たちで運びました。いつになるか分からんですから。

当方は、謝られるので立腹はしませんでしたが、顔に苦笑が出ていたかもねー。親切な宿で、チェックアウト時に支配人からお詫び戴きました。

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内線が繋がらないこと、迎えに来れなかったことは、外国人対応で手間が掛かるからでしょうね。 外国人が多いのなら仕方ありません。宿も工夫しないと。「食事の迎えは不要・帰りの荷物も運ばせれば良い・鍵は2本に・タオル類は部屋のみに置く・レストランには「お飲み物は纏めてご注文願います」の札を置く」etc 

北海道には中国の方が多く、九州には中国人と韓国の方が多いと感じます(勿論、奈良・京都等も)。

1. 夕食は部屋食か個室食事処で。普段でも声が大きいでしょ? 飲んだら1.5倍です。
2. 部屋付風呂必須です。温泉でゆっくりしたいでしょ?(隠れた良宿を知っていれば別ですが)
3. 11:00チェックアウトの宿がお勧め。総じて、彼らは早めにチェックアウトします。観光しますからね。
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カテゴリー整理と今後の旅目標

2018年10月26日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
※ 「九州」カテゴリーを独立しました。
※ 「九州」カテゴリーに具体的な立ち寄り地名を追記しました。

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<今後の旅目標>
※ 九州・・・黒川温泉、耶馬渓
※ 中国・・・山口県(瑠璃光寺・湯田温泉etc 妻は萩と秋芳洞しか見ていない)
※ 四国・・・宇和島城、足摺岬(妻興味なし ソロ予定)
※ 関西・・・京都、比叡山(京都市内観光は車無しで回れるので最後に、比叡山・貴船・鞍馬・三千院再訪は早めに)
※ 中部・・・渥美半島(大アサリ)、木曽界隈再訪
※ 東北・・・笹川流れ~鳥海山(妻希望)
※ 北海道・・・札幌界隈(旧庁舎、開拓の村etc)、富良野ラベンダー(妻希望)

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<温 泉>
九州と東日本が良いですね。湯量が多い傾向です。九州の宿は予約が混みます。人気宿は一か月前でも厳しい。北海道は、一週間単位で6回出掛けています。有名温泉地には大体は宿泊しましたが・・・中国人は多いし、サービス含めたコスパも厳しいですね。宿評価(リンク)にも記載していますが、お気に入りは僅か4件です。

コスパと予約し易さ考慮すると、東北・北関東・甲信地方は良いと思います。

地理的に草津に脅かされている、四万・谷川温泉は高レベル(私的に)な宿が多いです。草津の老舗はもっと頑張って欲しいですね。奥飛騨温泉郷も良いと思います。

我が家は、東北の温泉へ行けていません。 作並、中ノ沢、土湯、湯野浜、あつみ、肘折、赤湯etc 鳴子や遠刈田にも良さそうな宿が多いのです。
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尾道・因島・岩国・松江城・足立美術館・大山寺・蒜山高原/玉造温泉 長楽園、武田尾温泉 別庭あざれ(後編)

2018年10月17日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(前編)より

「足立美術館」は玉造温泉から40分程です。庭園と横山大観のコレクションで有名です。
 
ガラス越しに見る庭園です。中には入れません。
 
滝も見えます。ここからは正面ではありませんが、生で見れます。
  
横山大観の『紅葉』も綺麗でしたねー。明るい紅葉の色とプラチナを使った渋い銀色の背景が見事でした。

「大山(鳥取県)」です。大山寺の奥の院を目指します。私は3年ぶり2回目、妻は初めてです。山岳信仰の山で、明治まで一般人の登山は禁止でした。奈良時代から続く古刹です。
 
妻は階段を登りましたが、私は無理なので迂回路へ。

迂回路も良い雰囲気です。
  
ついに階段が~
 
石垣が崩れかけて一部通行止めに。

奥ノ院は修復が必要な状態ですね。江戸時代かな。


  

帰路は妻が通った階段で下ります。本殿、下山観音堂、山門を通ります。おみくじは下山観音堂で売っていました。カラス天狗ですね。
  
宝物館には重文も展示されています。宋から伝わった観音菩薩立像は、40cm前後と小さいのですが彫刻が見事です。麓の駐車場からは弓ヶ浜と中海が見えます。2015年のブログはコチラです。
 
兵庫の宿へ向かう途中、岡山県の「蒜山高原(ひるぜんこうげん)」に寄りました。「ひるぜんジャージーランド(牧場)」のソフトクリームが美味しいとの記事を見つけたのです。
 
妻曰く、「光徳牧場・石筵ふれあい牧場よりウマイ」とのこと。私には区別できませんでしたが、美味しいのは確かです。

宿は兵庫の武田尾温泉。昔の鉄道のトンネルが道路になっています。結構な山奥で道が狭いですね。宿は「紅葉舘 別庭 あざれ」 @42,000円 展望温泉付メゾネット和洋室 全室露天付のハイクラスです。
 
到着~。大山寺の階段は無理でした。痛くて堪らん(泣) かなり変わった間取りです。和室には小机しかないので物が置けません。座椅子もありません。お茶請けもないし入れてもくれません。露天には自分で湯を張りますが40分タイマーなので、途中で再度操作して計1時間でSET完了です。しかし、掛け流せないので冷めてしまいます。また1時間掛かるのです。
    
冷蔵庫はフリーです。食事は非常に美味しかったです。ただ、量が少なすぎて部屋で持参の菓子を食べました。
    
ついに、ビール一杯でも不整脈が出るようになりました。でもオールフリーって不味いですねー。


大浴場です。露天はMAX2名かな。39.1℃とヌルかったです。内湯は大丈夫でした。源泉加温掛け流しで塩素臭はありません♪ 高級宿なのにヒゲ剃りが安物でカミソリ負けしました。
 
うーん、部屋風呂に好きに入れないのは駄目ですね。食事は美味しいのですがコスパ的には微妙。3万ちょいの価格なら"有り"かと。

帰路、土山SAで買いました。滋賀県の団子です。甘かった。


全行程 2,140km 移動日だけが晴天でした。腰痛は翌朝まで続きました。術後2ヶ月ですが無理は禁物です。

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尾道・因島・岩国・松江城・足立美術館・大山寺・蒜山高原/玉造温泉 長楽園、武田尾温泉 別庭あざれ(前編)

2018年10月17日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

10/9-13の5日間、夫婦旅行です。中国の連休が終わった10/8以降出発としました。妻とは仕事の関係で10/10夜の合流です。埼玉から倉敷のビジホを目指します。昼食はETC2.0の無料IN-OUTで新東名から道の駅「もっくる新城」に立ち寄りました。"しんしろ"と読みます。
 
足湯は塩素臭が・・・。あとトイレやレストランに蠅が凄かったのですが「台風24号の影響で養鶏場から大繁殖」と。鹿肉カレーとコーヒー、交互に襲撃されました(泣)トイレでは尻にとまられて、"踊り食い"をされました(@@;)

工事渋滞が2ヶ所、宿は「ベッセルホテル倉敷」 6,900円 ここは良いですね。"ベッドが大きい・無音時計・フリードリンク・布製スリッパ・個別エアコン(部屋ごとの)・駐車場平置・付近に飲食店有り・安い" と言う事無しです。
 
但し「美観地区」は遠いので観光には不向きです。

岡山界隈は、「備中松山城(私には登れない)」以外は攻略済みです。広島の「尾道」へ。初めての訪問です。山頂の駐車場に停めました。係員がMAPをくれて説明してくれました。そのコースで散策します。
 
「文学のこみち」で下ります。尾道にゆかりのある林芙美子や正岡子規たちの作品碑がたくさんあります。
   

「千光寺(せんこうじ)」は空海がつくったと云われています。頂上には鎖を伝って登るのですが私には無理。しかし帰路のロープウェイから良く見えました。
  

尾道と言ったら階段も有名ですよね。登れませんが、ゆっくりなら降りられます。術前では歩けませんでした。清掃が行き届いており関心します。途中のトイレも綺麗で吃驚!のんびり散歩するならお勧めです。
 
裏には、廃屋もあります。車置けないし凄い坂ですからね。実際には住みにくい所なのでしょう。
 
降り切って通りを渡るとアーケードがあります。ちょっとだけ覗きましたが一昔前な感じ。
 
戻って海に向かってすぐラーメン屋です。駐車場の係員が云っていた店だな。すごい混雑でした。後で調べたら人気NO1の「朱華園」でした。そのまま進みます。このラーメン屋にしました。食べログでは16位でしたが美味しかったです。
 
「尾道ラーメン」は、しょうゆ味で背脂タップリかと思いましたが、意外なことにアッサリ。細麺にスープが良く絡みます。最初は私一人でしたが、地元民が詰めかけて満席に。しかしほとんどの客が「野菜ラーメン」か「焼きそば」を注文していました。

ロープウェイで駐車場に戻ります。幸運にも尾道観光の間だけ雨が止みました。「しまなみ海道」は2012年にも広島・宮島→道後温泉で渡っています。夕刻で風情がありましたが今回は残念なららの大雨となりました。
 
今治は一昨年に観光しましたのでUターンして因島の「白滝山」へ。江戸時代の仏像が並ぶ景色の良い所です。
  
晴れていれば、橋や島々が見えるのですが・・・ 駐車場から頂上までは10分です(健常者なら)。宿は広島駅直通の「ホテルグランヴィア広島」デラックスツイン【37平米】@22,950円 プチハイクラスです。風呂には洗い場も付きます。22時に妻が新幹線で到着しました。北陸や東北と違ってグランクラスの設定はありません。
 
居酒屋はハズレ。ちょっと高めの店にしたのに。イカは活きていて美味かったのですが牡蠣が不味い。宮島や盛岡で食べた奴は美味かったのになー。
 

広島界隈は観光済ですので、岩国を目指します。「岩国城」です。ロープウェイで登ります。オリジナルの天守台座です。現在の天守は景観に優れたところに建つ鉄筋です。
  
絶景です。錦帯橋が見えますね。


「錦帯橋」です。昭和28年に復元された橋ですが、木造で渡月橋より風情があります。水も綺麗で魚がウジャウジャ見えました。山の上には岩国城が見えます。
   
鶴の舞橋は見ました。残りは、桃介橋(長野県南木曽町)に蓬莱橋(静岡県島田市)ですね。

「松江城」に移動しました。妻の要望です。私は3年前に見ています。現存12天守のなかでは、姫路・松本に次いでの"お気に入り"です。
     
城内の井戸で、隣は塩蔵です。
  
柱は補強が施してあり無骨です。姫路城のような上から下まで貫く心柱はありません。堀尾吉晴・忠氏親子は豊臣~徳川と仕えて関ヶ原でも戦った武将です。毛利への備えもあり、実戦を踏まえた城であることが魅力です。大坂の陣より前の1611年に落成しました。

天守最上階です。宍道湖が見えますね。
  
「興雲閣(こううんかく)」は城内に建つ明治36年の洋館です。3年前は修復中でした。明治天皇行幸の際の御宿所ですが日露戦争で中止、後に大正天皇が宿泊しました。公開されたのは2015年からとのこと。
   
お堀には屋形船が周遊しています。

宿は「玉造温泉 湯之助の宿 長楽園」 【離れ特別室】知心庵 @36,180円 湯の川、玉造と散々塩素湯に嵌ってきましたので、数少ない源泉掛け流しを探しました。露天付でなければ2万前後の宿です。70部屋程の大型旅館でロビーやお庭が広いです。
 
離れの入口です。古い建屋で洗面は1台のみ。但しベッドは良い物で露天も本物の"源泉掛け流し"です。良いお湯でした~♪
   
食事は半個室。食事は価格相応です。刺身は貝類のみOK、ノドグロは小さいけど美味しく戴けました。
  

大浴場は"源泉掛け流し"ですが"塩素投入"の表示もあります。露天は塩素臭あり。内湯はほとんど感じません。空いていると思ったら、ツアー客(クラブツーリズム)は18時半過ぎに到着しました。
 

この宿の自慢は「大露天 龍宮の湯」です。"塩素投入"表示ですが全く臭いません。混浴ですが男女とも「湯浴み着」着用です。一枚目の画像はHPからお借りしました。
 
広いのが○、パンツを履くので温水プールっぽいのが×です。でも、この界隈は塩素臭の宿ばかりですので、貴重な存在かも。総じて"価格相応"かと。

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九州(嬉野・平戸・祐徳稲荷・高千穂峡)(2)

2017年04月02日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
(1)からの続きとなります

九州自動車道が、工事渋滞7kmなため益城熊本空港ICで降りました。益城町内を県道57で横切りましたが、ビニールシートで覆われた家屋、崩れた家屋が点々としていました。そろそろ1年経ちますが、家を建てるには金が掛かりますからね。大変なことです・・・各神社等に募金箱が設置してあります。

「高千穂峡」です。これが「真名井の滝」に近い「御塩井駐車場(おしおい)」です。とても狭く夕方にも関わらず、駐車時はほぼ満車でした。画像は帰りの16:57のもの。朝夕が狙い目です。
  
橋の上から、メインポイントが見えます。

遊歩道を歩きます。池にはチョウ鮫がいました。
  
遊歩道側からの画像です。ボートで動けるのは、この一部分だけです。空気も美味く、マイナスイオンを感じます♪



橋が3つ見える所には「あららぎ駐車場」があります。ここからでも観光しやすいと思います。ここまでの往復で40分程です。
  
宿は、高千穂の「旅館 神仙」です。離れ「万葉」@64,800円 温泉でもないのに高額ですが、阿蘇付近の温泉宿は満室でした。九州は宿の予約に余裕が必要です。

設備・サービスは良いですね。離れ・庭・大きなソファ・トイレx2・フルーツ・ドリンク類・床暖房・湯も塩素臭くはありません。
    
夕食の個室食事処までは、60-70m程歩きますので冬は寒いです。朝食は近くでした。これで「200gの高千穂牛サーロインステーキ」とは思えませんね。150gないっしょ(笑) 参考に200gのステーキを貼っておきます。食事は美味しいと思いますが、価格的には、もう一歩欲しいところ。
    
この部屋に6万払えるかが、評価のポイントです。「高千穂神社」で神楽を見るなら17:30から夕食にする必要があります。20時開始ですので。神社までは、徒歩10分くらいかな。

4日目は、高千穂の「天の岩戸神社」へ。
 
本堂です。奥から徒歩10分で、「天安河原(あまのやすかわら)」です。
 
水が綺麗です。


 



最後の宿、熊本市北側の山鹿市を目指します。高森峠から見る南阿蘇村です。これから寄る「白川水源」も中程にあります。雪は皆無でした。レンタカーはラクティスです。
 

「白川水源」です。水が噴き出しています。
  



阿蘇山へのアクセスは、南からも西からも通行止めです。北からとなります。落ちた「阿蘇大橋」のう回路も阿蘇山へ右折はできません。

たぶん、二重の峠から。西から見る阿蘇です。


菊池溪谷へは、地震の影響で入れなかったので「鞠智城跡(きくちじょうあと)」へ。漸く晴れてきました。。


宿は平山温泉「やまと旅館」 新館離れ @39,000円 九州の温泉サイト「温泉パラダイス」によると「泉質ランキング」は、1位嬉野 2位指宿 3位平山 4位霧島 5位湯布院とのこと。

一枚目が本館で大浴場があります。チェックイン時は無人で右往左往しましたね。困っていても庭の掃除の方は無視でした。
 
露天には階段を上ります。40℃位かな。私には屋外は冷えて危険です。入りませんでした。部屋風呂ONLYです。
 
部屋は離れです。外見にちょっとビビリましたが内部は大丈夫でした。二階屋で1Fは6畳+αにホットカーペット。2Fにベッドです。埃玉、風呂には蜘蛛の巣と、掃除がなされていません。

内湯は44℃位かな。露天は寝湯で40℃位。気温で温度が下るのです。露天は調整できないそうなので、夏は熱いのかも。湯の注ぎ込む所に寄れば暖かいです。掛け流しの硫黄泉で、とても気持ち良かったです。朝はウグイスも鳴いていました♪
   
食事は個室でした。量が多めで鮪は美味しく、貝類は駄目。"馬じゃぶ"は風味が飛んでいたので"豚しゃぶ"を推奨します。最後のは豆腐鍋の後のオジヤです。給仕は遅く、飲んでいる方はチャイムを連打していました(苦笑)
    
それでも、寝室・風呂・湯質・食事が良く、総じて"お勧め"です。最後の宿の湯が良いと、気持ち良く終れます。

熊本空港のJALカウンターは、長蛇の列でした。地方の空港ではよくあることです。早めの到着を心掛けましょう。


これで、九州の旅は取り敢えず終了です。今後は、山陰・京都が西日本側のターゲットとなります。まあ、手術の結果次第ですが。
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