あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

誰に思いを伝えたいのか

2019-07-03 | from:sachiaki
今日は夜学バーのお昼の部を開けるために湯島へ行った後、
ずっと月一で参加している読書会へ行ってきて
改めて自分の思いを誰に伝える努力をしたら良いのか
そんなことを考えていたsachiakiです。

きっかけはお昼の部に遊びに来てくれたお客様からの言葉だったのだけど、
”この場には誰に来て欲しいのか?”
というのは、潜在的に思ってはいてても
そういえばちゃんとそれを言葉にしたことはなかったかもしれない
なんてハタと思い当たって、
これはさすがに怠慢かもしれない…!
と、固まってしまいました。

もちろん何回も文章として書き起こしたことはあるし、
Facebookページの最初の方のエントリなどには
”どんな人に来て欲しいか”を書いているし、
常に頭の片隅にはあるんだけど、
かといって、その人たちへ響くような言葉を紡いでいるかというと
まったく手探りでなにもしてなかったな……。
と。反省反省。

暗中模索で、その人たちが好むタームとかあるはずなんだけど
それがうまく掴み取ることができないでいる。
だから考えを深くしていなかった。

その間にも考えることは山のようにあって
そちらに向かってお喋りするように言葉を空間に放り続けていたら
私の好む”濃ゆい”人たちのセンサーには触れるようで
私の想像していたところとは違う人から声をかけられたり
リプライをもらえたりと、謎な現象が起きてきて
すごく楽しいコミュニケーション生活をさせてもらっているんですけれど、
あれ?それって私が望んでいたことなの??
って襟を正す気持ちになったのでした。

伝えたい層とかは違うんだけど
吉本隆明さんが言っていた
「中流の中以下の人が、どういうふうになってるかな、どう考えてるかな」
ってことを真に問いたださないと
私がリーチしたい人たちには届かないじゃないか……って。
今の所「そもそも考えることが好きでディスカッションも辞さない人」ばかり
引っかかってくれて仲良くしてくれるのですけれど
そこは違うんだよ、と。
 もちろん、引っかかってくれる愉快な人たちには圧倒的感謝があるし、
 遊んでくれてありがとうという気持ちしかないです。
 これからもよろしくお願いします!

私が声を届けたい人というのは、
それは今暗闇の中にいて、外に出たいけれど外は恐いし、
コミュニケーションを取る場は喋ったりしないと…という強迫観念で動けない人。
そんな人たち。

外はたしかに恐いし、
人々は勝手で残忍で絶望することは多い。
私も知らずに、また分かっていてても人を傷つけたりする。
だから傷つけられてばかりいる心の重傷者には
そう簡単に「大丈夫だよ」なんて言えないし、
うまく連れ出してみたものの
私自身が傷つけてしまうこともあるんだろうし、
なんてことを思うとウカウカしたことも言えない……なんて思ったり。

私は「人として善く生きるためにはどうしたら良いんだろう」って思っているのに
割と独善的でマイルールで動いてることが多いから
外側から見ている人からは「フリーダムでリビドーに素直に生きてる」と思われているそうだし
そういう風に見える人に弱ってる人が近寄ってこれるとも思えない。
(しかも本当に病んでいる人に対しては呪いが強すぎる場合
 「ごめんね」って言ってその人を自分から離したりもする)

私には私の人生があるけれど、
その人生を捧げる先はどこだった?と問わずにいられない。

今日読み終わってきた『代表的日本人』は
自分の信念に基づいて生きてきた日本人が5人ピックアップされている。
現代に蘇らせるには少々厄介な人たちではあるけれど
この人たちだったらどういう風に考え
どういう風に行動をするだろう?
そんなことを初めて考えてみました。

今まではマイルールや己の直感が導く先へと歩んできたけれど
少し先人の知恵を脳内シミュレートしてみて
そこから拝借してみても良いのかもしれない。
自分が思っているものと近接して
使えそうなプランがあるかどうかは分からないけれど
アレンジ次第だろうし、
頭の良い人たちはそうやってステップアップしていったのだから
自分が思う師匠を探してみようと思います。
(心の師匠はここ1年ちょっとカント様なんだけど、
 それとは別に戦略をトレースできそうな師匠を探してみようかと)
私は脳内がお花畑で間抜けなので今頃になってそんなことに気づいたけれど
こういうのもタイミングなのだろうし、
まぁこれも新月のお導きってことで。
これからも見守ってもらえますと幸いですよ!

さて、もう良い時間になってきたのでそろそろ寝ます。(AM2時)
そんじゃまたね!モイモイ
コメント
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