岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《お洒落なカップ&ソーサー編》☆

2013-06-18 10:33:38 | 工芸
皆さん、おはようございます。

昨日は、名古屋美術倶楽部にて業者間による交換会の年に一度の大会があり、参加してきました。
夕方には終わるだろうと思っていましたが、さすがに大会ということもあって出品数も半端なく有り、朝から延々と競りが続いた為に帰りが遅くなってしまいブログの更新が出来ませんでした。大変失礼致しました。

本日18日(火)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。

さて、今日から皆さんお待ちかねの「私の一押し作品!!」を、現在開催中の「九谷毛筆細字 四代 田村 星都 作陶展」 【 ~23日()】 の出展作品の中から、選りすぐってご紹介していきたいと思います。

先ず、ご紹介させて頂くのは小野小町が詠った和歌を枝に見立てて描かれた



   田村 星都 作 「細字鉄線文碗 」 H 5.5×D11.0cm・・・・・(売約済

 「色見えで 移ろふものは 世の中の 人の心の 花にぞありける」

訳: 色彩や形として見えるのではないけれども、(本物の花と同じように) あせていくものは、世の中の人の心という花でございますね。

続いて、少令史田氏肥人(しょうりょうしでんひのうまひと)が詠った恋歌が梅に描かれた



   田村 星都 作 「細字梅文碗」 H 7.5×D17.5cm・・・・・(売約済

 「梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋(こほ)しき 春来たるらし」

訳: 梅の花は今盛りです。沢山の鳥の声が恋しい春が来たようです。

注意: 表記した作品寸法は、カップの寸法です。

毛筆細字四代 田村 星都 (たむら せいと)

1980年、石川県小松市生まれ 2004年、筑波大学国際総合学類卒業・毛筆細字三代 田村敬星に師事 2007年、石川県立九谷焼技術研修所実習科修了
2010年、石川県小松市に工房を構える 2011年、雅号を奈都子から星都へと改める 

現在、西部渋谷店や日本橋三越本店などで個展・グループ展を中心に活動する
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