岐阜の画廊 文錦堂

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次回展「MINO展」のDMが出来上がって来ました!!

2013-01-21 18:25:23 | 工芸
皆さん、こんばんは。

今日は、2週間ぶりとなる休日のはずでしたが、午前中は、溜まっていた経理の仕事をしなければならずデスクワークに追われてしまいました・・・。(

さて、今年度第一弾の企画展となった先の「酒器展」でしたが、おかげ様で大盛況となり素晴らしいスタートダッシュを切ることが出来ました。
第二弾となる「MINO展」も続くべく、“魅力”ある作品をご紹介していきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは、DMが出来上がってきましたのでご紹介致します。

「桃山に想いを馳せて MINO展」 2月9日(土)~17日( 9:00a.m~6:00p.m 会期中無休

 【掲載作品】 池西 剛 作  「黄瀬戸梅花文鉢」

【出品作家】

池田 省吾 / 池西 剛 / 各務 賢周 / 加藤 高宏 / 金重 巌 / 堀 一郎

志野・織部・瀬戸黒・黄瀬戸など、桃山時代にそれまで無かった自由な発想で、“桃山陶”を華やかに彩った美濃焼
その伝統を継承しつつも、強烈な個性のもと、全国各地にて独自な美濃焼の世界を表現する人気陶芸家6名による“競演”です。
茶器・花器・食器・酒器など、美濃焼を担う新旗手たちによる個性溢れる新作の数々を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

今年の「MINO展」は、昨年のメンバーに新たに池田 省吾さん、各務 賢周さんが加わりスケールアップ致しました。 乞うご期待!!
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☆私の一押し作品《鬼才編(2)》☆

2013-01-20 12:48:56 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、青空が広がる冬晴れの一日となりました。

さて、早いもので現在開催中の「酒器展」も本日無事最終日を迎える運びとなりました。
今年は、例年以上に県内外から多くのお客様にご来廊賜り、大変賑やかで活気のある展覧会となりました。改めて厚く厚く御礼申し上げます。
近年の“酒器”ブームの影響もあって、年々優品の確保が困難になってきていますが、今年の「酒器展」は、各先生方の多大なご協力もあって逸品揃いとなり、“眼”の肥えた酒器コレクターの方々にもご満足いただけたのではないかと自負致しております。
これからも皆様のご期待に応えられるよう努力していきますので、今後ともお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。

なお、以前にこのブログでお伝えしました、別冊炎芸術『珠玉の酒器-見て・買って楽しむ陶磁器』(阿部出版)が、当初の予定より遅くなりましたが2月15日(水)に書店で発売されるそうです。まだまだ当分の間、“酒器”ブームが続きそうですね。

では、最後となりましたが、現在開催中の「酒器展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
ラストを飾る今日は、《鬼才編(2)》と題して、備前焼というよりも日本美術界の“鬼才”と云うべき安倍 安人先生の新作をご紹介致します!!

近年、新たに手掛けられる「彩色」作品ですが、今展でも会場で一際異彩を放つその作品群は見る者にインパクトを与え、大きな話題となりました。
今展では、新春にふさわしく「富士山」の図柄による作品が出品されました!!



   安倍 安人 作 「彩色備前酒呑」 H 6.0×D 6.4cm・・・・・(売約済



   安倍 安人 作 「彩色備前酒呑」 H 6.2×D 6.2cm・・・・・(売約済

安倍 安人(あべ あんじん)

1938年 大阪府生まれ 1959年 上京し、現代美術研究所に学ぶ 1967年 東京・日本橋で絵画の初個展開催
1986年 岡山県瀬戸内市牛窓町に築窯、本格的に陶芸を始める 1996年 ニューヨークDAIICHIギャラリーで個展 
2004年 ニューヨーク・メトロポリタン美術館に作品3点収蔵 2010年 愛媛・三浦美術館で個展

次回展、「MINO展」も乞うご期待!!

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☆私の一押し作品《鬼才編(1)》☆

2013-01-19 10:08:39 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今日と明日は、センター試験の日ですね。娘が受験し、家族中がピリピリムードだった昨年を懐かしく思い出します・・・。
受験生の皆さんには、今まで頑張ってきた成果を思う存分発揮して、この2日間を精一杯頑張ってもらいたいと思います。咲きますように・・・。

さて、早いもので現在開催中の「酒器展」(~20日())も今日と明日を残すのみとなりました。
今年は、例年以上に県内外から多くのお客様にご来廊賜り、誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。
まだまだ魅力的な酒器を取り揃えていますので、どうぞこの週末は、皆様お揃いでご高覧賜わりますよう、ご来廊を心よりお待ち申し上げております。

では、今日も現在開催中の「酒器展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は《鬼才編(1)》と題して、備前焼というよりも日本陶芸界の“鬼才”と云うべき隠崎 隆一先生の新作をご紹介致します!!

伝統ある備前焼に「造形」という新しい要素を持ち込み一世を風靡した隠崎先生。
「備前の前衛」として走り続け、還暦を過ぎても今もなお圧倒的な造形力で他の追随を許さない隠崎先生の、先ずは代名詞とも云うべき三足作品2組より、

 【黒作品組揃】



   隠崎 隆一 作 「黒酔器」 H15.2×D 9.6cm・・・・・¥126,000-



   隠崎 隆一 作 「黒酒呑」 H 8.8×D 5.8cm・・・・・(売約済

 【備前作品組揃】



   隠崎 隆一 作 「備前酔器」 H16.0×D 9.0cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「備前酒呑」 H 8.8×D 6.0cm・・・・・(売約済

今や備前焼の中心作家として、リーダー的な存在となった隠崎先生。「備前焼とは何か」ということに徹底的にこだわり、「備前の“土”」を強く意識されています。
この作品は、隠崎先生の作品には珍しく備前焼本来の“窯変”が現れ、「焼きの景色」が楽しめる一品に仕上がっています。



   隠崎 隆一 作 「備前酒呑」 H 7.7×D 5.4cm・・・・・(売約済

隠崎 隆一(かくれざき りゅういち)

1950年 長崎県生まれ 1973年 大阪芸術大学デザイン科卒業 グラフィックデザイナーとして勤務 1977年 伊勢崎 淳に師事
1985年 岡山県瀬戸内市に築窯、独立 1990年 日本工芸会正会員 1995年 MOA岡田茂吉賞優秀賞 1996年 日本陶磁協会賞

明日も乞うご期待!!
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☆私の一押し作品《垂涎の的編》

2013-01-18 15:22:40 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、良く晴れた一日となりましたが、風が強く、体感的にはとても寒い一日となりました。

さて、早いもので現在開催中の「酒器展」(~20日())も後半戦へと突入です。
まだまだ魅力的な酒器を取り揃えていますので、どうぞこの週末は、皆様お揃いでご高覧賜わりますよう心よりお待ち申し上げております。

では、今日も現在開催中の「酒器展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は《垂涎の的編》と題して、今展でも特に話題となった3作家の作品をご紹介致します!!

先ずは、巨匠作品の雰囲気を漂わせる青磁の第一人者 川瀬 忍さんの練込みによる最新作から、



   川瀬 忍 作 「紋胎高脚杯」 H5.7×D7.4cm・・・・・(売約済

川瀬 忍(かわせ しのぶ)

1950年 神奈川県大磯に生まれる 1968年 祖父・初代 竹春、父・二代 竹春のもとで作陶開始 1981年 日本陶磁協会賞受賞

続いて、青磁に強い憧憬を持ち、志野焼の大家でもあるご尊父 若尾 利貞氏とは全く異なる独自の作風を切り開く若尾 経さんの作品から、




   若尾 経 作 「青瓷ぐい呑」 H12.8×D 8.8cm・・・・・(売約済

若尾 経(わかお けい)

1967年 岐阜県多治見市生まれ 1993年 日本大学芸術学部写真学科 卒業 1995年 多治見市陶磁意匠研究所修了
2010年 第5回パラミタ陶芸大賞展大賞受賞

最後は、伝統の赤絵を踏まえつつも従来の金彩に加え、九谷の和絵具のをアクセントに取り入れ、現代風にアレンジした作風で九谷焼に新風を吹き込んだ、現在“大注目”の見附 正康さんによる見事な赤絵細描作品から、



   見附 正康 作 「赤絵細描牡丹台付盃」 H3.8×D5.4cm(盃)・・・・・(売約済

見附 正康(みつけ まさやす)

1975年 石川県加賀市生まれ 1997年 石川県立九谷焼技術研修所 卒業 同年 赤絵細描の福島 武山に師事
2006年 経済産業大臣指定伝統工芸士に認定 2007年 工房を構え、独立

次回も乞うご期待!!




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☆私の一押し作品《唐津焼・井戸編》☆

2013-01-17 17:33:13 | 工芸
皆さん、こんばんは。

今日は、お客様からご依頼を受け、ご所蔵されていた愛着の品々を売立てに終日名古屋へ行っていた為、先ほど岐阜に帰って来ました。
ただ昨日、お客様宅から下見会場へと作品を運ぶ際、あまりの数と重さに腰を痛めてしまった為、今日は這う這うの体での岐阜~名古屋間の往復でした・・・。(
売立ての結果は?というと、“初口(うぶくち)作品”ということで注目も集まり、初会のご祝儀相場も手伝って、予想以上の金額で落札されることが出来ました!!
明日は、お客様に良いご報告が出来ます。(ホッ)

さて、今日も現在開催中の「酒器展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は《唐津編》と題して、現代唐津を代表する3作家の作品をご紹介致します!!

先ずは、唐津の若手作家に多大な影響を与え続ける川上 清美先生の意欲作、



   川上 清美 作 「斑絵唐津ぐい呑」 H5.6×D6.7cm・・・・・¥31,500-

川上 清美(かわかみ きよみ)

1948年 長崎県対馬生まれ 1980年 愛知県瀬戸窯業訓練校 卒業 その後、唐津・備前の窯元で修業 1998年 佐賀県唐津市半田にて独立

続いて、川上 清美先生の愛弟子、村山 健太郎さんの人気作、



   村山 健太郎 作 「朝鮮唐津ぐい呑」 H5.2×D6.7cm・・・・・(売約済

村山 健太郎(むらやま けんたろう)

1978年 佐賀県唐津市生まれ 2003年 有田窯業大学校 卒業 同年 川上 清美に師事 2008年 唐津市に築窯、独立

最後は、昨年12月に開催した個展の大成功がまだ記憶に新しい内村 慎太郎さんの作品です。今回出品された作品も全て完売でした!!



   内村 慎太郎 作 「井戸徳利」 H12.8×D 8.8cm・・・・・(売約済

内村 慎太郎(うちむら しんたろう)

1975年 鹿児島県霧島山麓湧水町生まれ 1995年 国立鹿児島工業高等専門学校 卒業 2002年 唐津焼工房雷山房として独立
2008年 工房を移し、山居窯開窯

次回も乞うご期待!!
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