■大事なのは 目(雑誌)と耳(先輩)で考えないで自分の舌で判断するということ。流行のファッションというのは自分で考えなくてもいいんです。
それで「私は最先端を行っている」という勘違いを想起させ 購買につなげるというのが 業界、業者の目的 なんです。
それにまんまに乗ってるやつというのは一番の馬鹿だということなんです。
一番、個性的でない。それを真逆で信じてる。思うツボ。
コーヒー業界も同じです。
「V60」でうんちく 言ってるやつなんて結局は マティーニのうんちくを日本で それらしく行ってるやつと同じでしょう。
内容を 聞いてると本当に爆笑です。
「そんな紙使って何を能書き言ってるの?」
■自分の意見をどんな状況であれ はっきりと言えることが海外では大事なんです。予定調和なんてないんですよ 。日本だけ。
普段「 マティー」ニ なんて飲まない おっさんが海外旅行で飛行機乗ったら 「マティーニ 」なんて注文してかっこつけて これじゃダメだなんて言ってるのは本当に百姓根性 なんですよ。
■カクテルのレシピ なんていうのは そもそも 第二次世界大戦でヨーロッパ戦線を勝ち抜いた 連合国の兵士たちが各地で何かを買いたいという時に軍隊ですので 食べ物 持って帰るわけにいかない やっぱり 本 それも難しい本なんて持って帰っても仕方ない、誰でも読めるカクテルブック。それが一番ヨーロッパの香り「文化」のするもので尊ばれたんです。それだけの理由です。
それが何年か経って日本にもそれが古本で流れてきて 有名店のカクテル ブックがカクテルの「バイブル 」みたいになっちゃうんですね。(笑)
■ジンをストレートで飲まないやつが 「マティーニ」に云々と言っても 、もう「ちゃんちゃら」おかしいわけですよ。
ところがこういうことを書くと必ず「お前は本当のマティーニを知らない」からだと来るわな、これ。そういう事言う奴が現れる。(笑)
■申し訳ないですけど 世界各国のバーテンダーで日本人のような感じのバーテンダー はなかなかいませんよ なんかそれが正統派とかそういうもんじゃなくて人として客にへつらうことなく仕事しているのは 海外の人たちだと私は思いますよ。気さくで。
客が「緊張しなければいけない」店なんて大嫌い。
それって敗戦後、ロンドンやNYのBARで隅っこで飲んだ経験?
■まあ これがドリッパーの最終章なんですけど 「まとめ」 を書かなきゃいけないんですけど、まっ、「 V60」 使ってるやつが本気で自慢してるのを見ると もう日本は終わりだなと思っちゃいますね。(V60の発売当初の紙の評判で、今、物を言ってることさえも判ってない)
つまり、自分で何も自分で考えてない。舌で考えていない。
雑誌の記事を信じてるとか「特許」を取ってるとか、素人みたいなこと本気で言っている。
■ 5年で7割のカフェが閉店するという現実の数字の中にあるのは こういう「カフェ」 なんです。雑誌で流行りの器具を揃えただけ。意見はコピー。
私自身は 「V60」を見たらそこでは絶対 コーヒーは注文しません。それ以前に入店しませんが、注文するならトマトジュースがミルクでね。 一番コスパがいいし 味が安定しているのは それですよ。
■ 各機種 いろんな道具にその道のチャンピオンとか色々いるんですけど もちろん 何のために大会をするかというと 商売のためにしてるんです。
■宗教みたいな話 なんですけど 洗脳されてる人って一番顔が穏やかで にこやかで幸せなんですよ。それは 皆さんもテレビの報道見ればわかるでしょ。疑うこともしない。
それじゃあ 店は 簡単に潰れちゃうよ。
店主が何も持ってないのを主張してるだけじゃないですか?
「個性だ 個性だ」と言いながら 個性的な店舗作りの本を見て、個性的な店主の記事を見て、みんなが出しているサイドメニューを出して、やってる本人が全く面白くもないやつ。
隠語で「V」な奴です。