【JBS】ジャパン・バリスタ・サプライ。ラテ・アート教室・珈琲焙煎プロ教室・ 珈琲焙煎機中古販売買取・・Cafe987

三重県桑名市多度町香取482-1:珈琲焙煎プロ講座:レバー式エスプレッソマシン講座:電話0594-48-5200

カフェの廃業率から見えてくる現実と虚像 ⑤

2025-01-17 | ◆日記・エッセイ・コラム
「個性的」とは店主の人格そのもので、店舗デザインではない。


成功している複数のCAFEの話もしよう。
彼等の店は朝開店したら満席が続く繁盛店である。開店してから数年以上になる。

私は、その店を定点観測している訳ではないが、明確な【答え】が探せないでいた。「勝ちに不思議の勝ち有り」の典型的な例だとも言える。最近、その店主さんと長時間話をする機会を得て感じた事は、店主の魅力が店舗である。

ここ2年 3年 私が住んでいる東海地方のカフェの話ですけど 皆さんてメディアで取り上げられ 派手に多店舗展開をしてたのですが倒産したところが多いです
振り返ってみればその店 その店に店主の顔は思い出すこともできない。

それはそれでいいんです そういう営業すれば つまり 「コメダ 」さん 。あそこは 店主さんの顔とか店長の顔とか覚える必要も話すこともないわけです。 その中で お客様は自分で楽しめばいいわけです。おしゃべりとかね。 そういう店舗と個人のカフェとは少し違う。

閉店するカフェの特徴はもう決まりきった 金太郎飴みたいな 「若い坊」やがやってる店ですよ。
何も面白くもない。つまらない奴らがやっている。
SNSに力を入れても底力がない、一度は来店するけれど二度と来ない。
それってSNS 9割?

まして、人生の成れの果てでカフェをやっているのでもない。
逆読みで
成れの果てになるまでの人生経験も何もないわけです。

それでも一つ何かアドバイスするとすれば・・・・
開業する時に「カフェ坊」先輩の話を絶対に聞かないことです。
相談しないことです。

これは「金儲け」 なんですよ。金儲けするためには 雑誌には絶対載ってないこと 色々とあるんですよ。
載せれないのです。大人の事情ちゅうヤツです。

例えば

エスプレッソマシンのセミオートなら
基本的にどのメーカーでも味は絶対に同じです。
ボイラーの中の水は使いません。
9気圧はポンプの圧力で、そこから銅管で水がHXから押し出すだけ、味は同じ・・

「エスプレッソマシンの抽出を10barにしたら美味しい」なんて本気で言ってる馬鹿が日本にだけいます。イタリア150年の歴史よりも上?
こんな連中が教えてるんです。

それはあらゆる 商売について言えることなんですけど本当の事は カフェの雑誌には絶対に書いて出ません。

「それは何ですか」 と聞かないでください。
教えるつもりも 毛頭ございません そんなことは 商売人として当たり前のことだからです。

5年以内に7割 占める閉店者その中に入らないためにはどうするか 逆算すればいいわけですよ
それが個性です。
個性的な店舗特集の雑誌を見て真似することじゃないんです。

検討をお祈りいたします。


最新の画像もっと見る