13日、沢では謎の力を発揮するはずのTちゃんを伴い、キラキラの1日を楽しんだ。
記録通り、入渓後30分で姿を現す4段の上2段。
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すぐに深いV字渓谷となり、
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噂の1段目、F1が姿を現す。
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濡れずにF1にたどり着き、早速登攀開始。
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噂通り、恐らく抜け口から落ちてもドボンするだけの渓谷ディープウオーター。
水流の左にこだわり、1回目は中間部から予定通りドボン。
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2回目で突破。
中間部に上がるときの足が難しいと感じた。
でも、ドボンするために登るのが楽しいと思います。
F2を超えて、F3を観察。
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登りたい衝動に駆られるが、ハーケンを打てるような感じがしないのでパス。
F4の真下に立ちたいので、一度左岸を上がって傾斜の落ちたところをトラバースしようとする。
でも傾斜の落ちたところは下から見たほどバンド状でなく、支点の取れない斜面トラバースになるのであきらめる。
F3滝つぼ縁から、右岸のルンゼとルンゼの間の狭い尾根に上がり、立ち木でビレイ。
そこからは、立ち木伝いに大高巻き。
高巻き開始から約1時間でF4の上に下り立つ。
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ここからも滝のオンパレード。
勝手にモアイの滝と名付けたF6。
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ロープを出してモアイの右から強引に上がる。
これはF8。
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こういうどこでも登れる大味な滝は、天気がいいとほんとに楽しい。
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F9、F10と好きなように登る。
喜び勇むはずのTちゃんは、際どい登りでは「大丈夫かも」と笑顔、しかし何ともないようなところでは、ダイナミックなムーブを繰り出して行き詰まるというパターンをくり返すので、時々先回りしてロープを垂らす。
世の中、いろいろな性癖の方がいますね。
滝でおなか一杯になったころ、明るい1枚岩の小道が続く。
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なんて素敵な沢でしょう。
沢を最後まで詰めると、獣道のような踏み跡に出た。
そこから少し藪を漕ぎながら左へ進路を取ると、889mの広場。
とても広い。後から確認すると、グーグルアースでもはっきりわかる。
広場から10分立たずに、ホロホロ山登山道に合流。3合目くらい?
20分くらいで、登山口着。
約6時間で抜けました。
アプローチなしで、こんなに滝やドボンを楽しんで少し後ろめたい気持ちになりつつも、満喫。