8月12日
5時半くらいだったか? 起床。
朝ごはんは、残りご飯による玄米雑炊。
前日は、知恵と技術を存分に生かす日だったが、この日は体力の日。
これまでに進んだ高度は、800mぐらい。
ピークの標高は1515mだから、今日1日で700mを登り、登山道から下山する。
難しいところはないけどひたすら歩く。朝から素晴らしい好天だが、同時に暑い。
6:40C2発。
すぐに2段20mの大滝。ロープを出して右岸を直登。
トップを行くUに危なげなところは一切ない。
効きの怪しい中間ビレイひとつで越えていった。
後はここまでと同じ。セカンドかっぱがザックを背負ったまま登り、Uのザックを引き上げる。
「滝は終わりかなあ。」などと言っていると、すぐにまた滝。直登は難しいと判断し、右岸を高巻きして潅木で懸垂して沢に戻る。20mロープでなんとかOK。
あとは、ひたすら歩く。
沢が狭くなると同時に傾斜がぐんぐん増し高度が稼げるが、気温もぐんぐん上がる。
暑い中、ちょっとした滝を越えたり、ときどき腰まで使ったりしながら進む。
9:00、980m二股。
これまでのルートを振り返る。
1100mの二股は、ピーク直登に入らず右股に入る。
10:10、1200mの二股
この二股は左をとる予定だったが、かっぱの間違いで右に入る。
すぐに水流が切れたので水を補給。右に入ったことにはすぐ気が付くが、大して変わらないだろうと高をくくったのが大間違い。すぐに藪こぎが始まる。
藪の手前から、もう頂上稜線のスカイラインが見えていたのに…。
11:40には稜線に出たので、やぶは1時間ほどだったが、内容は濃かった。
笹藪~潅木藪~ハイマツ藪~また潅木藪~さらにハイマツ藪という感じ。
笹薮の間は、「このくらいならまだまだね。」などといっていたが、急斜面の潅木藪こぎとなると二人とも無言。
ハイマツの高さがまた中途半端。「低けりゃ弾んで気持ちよく歩けるし、高けりゃジャングルジムみたいで楽しい」はずが、どちらでもない高さ。乗れば頭を抑えられ、降りれば太い枝を押しやりながら進まなければならない。
やはり情報は大事です。
頂上稜線、新道コース登山道上。
稜線は、狩場側のみハイマツと潅木の藪。
反対側は草原になっている。
「まったくもう。」とつぶやき、快晴の青空の下でへたり込む。
そこに「お~い。」という声が何度も聞こえる。
近づいてくるのは、合流することになっている日帰り尾根パーティー。
子孫1・2も同行しており、めでたく親子対面。
聞けば、稜線上から藪の中を見え隠れするヘルメットが見えたという。
そのまま一緒になってピークへ向かう。
日帰りの皆さんは山行3日目に入っている我々とは足取りの軽さが違う。
何とか遅れをとらないようにピークへ。
12:00ごろ、狩場山Peak。
太平洋高気圧に包まれた素晴らしい青空の下、ピークで談笑、のんびり過す。
そして、下山。子孫2人はすたこらと、こちらはよろよろと降りる。
15:00ごろ新道登山口へ下山。
その日は、海辺の一軒家を貸し切り。
車を降りると冷たいビールが運ばれてきた。
至福の時間…。
5時半くらいだったか? 起床。
朝ごはんは、残りご飯による玄米雑炊。
前日は、知恵と技術を存分に生かす日だったが、この日は体力の日。
これまでに進んだ高度は、800mぐらい。
ピークの標高は1515mだから、今日1日で700mを登り、登山道から下山する。
難しいところはないけどひたすら歩く。朝から素晴らしい好天だが、同時に暑い。
6:40C2発。
すぐに2段20mの大滝。ロープを出して右岸を直登。
トップを行くUに危なげなところは一切ない。
効きの怪しい中間ビレイひとつで越えていった。
後はここまでと同じ。セカンドかっぱがザックを背負ったまま登り、Uのザックを引き上げる。
「滝は終わりかなあ。」などと言っていると、すぐにまた滝。直登は難しいと判断し、右岸を高巻きして潅木で懸垂して沢に戻る。20mロープでなんとかOK。
あとは、ひたすら歩く。
沢が狭くなると同時に傾斜がぐんぐん増し高度が稼げるが、気温もぐんぐん上がる。
暑い中、ちょっとした滝を越えたり、ときどき腰まで使ったりしながら進む。
9:00、980m二股。
これまでのルートを振り返る。
1100mの二股は、ピーク直登に入らず右股に入る。
10:10、1200mの二股
この二股は左をとる予定だったが、かっぱの間違いで右に入る。
すぐに水流が切れたので水を補給。右に入ったことにはすぐ気が付くが、大して変わらないだろうと高をくくったのが大間違い。すぐに藪こぎが始まる。
藪の手前から、もう頂上稜線のスカイラインが見えていたのに…。
11:40には稜線に出たので、やぶは1時間ほどだったが、内容は濃かった。
笹藪~潅木藪~ハイマツ藪~また潅木藪~さらにハイマツ藪という感じ。
笹薮の間は、「このくらいならまだまだね。」などといっていたが、急斜面の潅木藪こぎとなると二人とも無言。
ハイマツの高さがまた中途半端。「低けりゃ弾んで気持ちよく歩けるし、高けりゃジャングルジムみたいで楽しい」はずが、どちらでもない高さ。乗れば頭を抑えられ、降りれば太い枝を押しやりながら進まなければならない。
やはり情報は大事です。
頂上稜線、新道コース登山道上。
稜線は、狩場側のみハイマツと潅木の藪。
反対側は草原になっている。
「まったくもう。」とつぶやき、快晴の青空の下でへたり込む。
そこに「お~い。」という声が何度も聞こえる。
近づいてくるのは、合流することになっている日帰り尾根パーティー。
子孫1・2も同行しており、めでたく親子対面。
聞けば、稜線上から藪の中を見え隠れするヘルメットが見えたという。
そのまま一緒になってピークへ向かう。
日帰りの皆さんは山行3日目に入っている我々とは足取りの軽さが違う。
何とか遅れをとらないようにピークへ。
12:00ごろ、狩場山Peak。
太平洋高気圧に包まれた素晴らしい青空の下、ピークで談笑、のんびり過す。
そして、下山。子孫2人はすたこらと、こちらはよろよろと降りる。
15:00ごろ新道登山口へ下山。
その日は、海辺の一軒家を貸し切り。
車を降りると冷たいビールが運ばれてきた。
至福の時間…。