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かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

ペーペナイ流域探索の結実ライン 京極椴山1016峰~中岳

2023-03-05 | 雪の山
1016m峰は、三角点名が「椴山」なのだが、椴山はあちこちにあるようなので、「京極椴山」と呼ぶことにした。
数年前から、ペーペナイ川流域の山々を登ってきた。
どこも稜線が広く山が深くて、とてもよい。
で、春のロングラインを求めて、3人パーティーで椴山と中岳をつないでみた。


林道スタート。まっすぐ533m地点を目指す。

727mポコに上がれば、すぐに開けた稜線が広がる。
ここからずっと、眺めのよい広々稜線。

送電線をくぐると917mポコ。右から巻いて台地に出る。
ここからの急登は、ちと手ごわいが、岩がぼこぼこ生えていてかっこいい。

それを上がると台地が広がり、奥の横長がPeak。

このPeak、ペーペナイ川流域のど真ん中的な位置にある。
だから、喜茂別岳から中岳、無意根山、美比内山など低めの山々稜線を経由し余市岳まで、派生を見渡すと本倶登山までぐるっと見える。感動的な場所ですよ。

これ、中岳&無意根。こっちからの中岳は存在感あり。

奥に余市岳。南岳への派生尾根も丸見え。

椴山Peakを後に、中岳へ向かう。

雪庇はあるけど、広々していて滑るところが出てくる。

1000m広々台地で食事。


中岳稜線に取りつき、Peakへ。

ここら辺はさすがに強風。

でも眺めはとてもいい。ここまでくれば、中岳東側も遠くまでよく見える。

いつもは岩々しい中岳Peak東側もまだ雪がたっぷりついている。

さて下り。

最高ですね。
雪も悪くない。

あとは沢型にはまって下りるだけ。
全身で春と山と雪を楽しんだ。