赤岩探査1
2014-08-24 | 岩
1週間ほど前に、大変ありがたい本を手に入れた。
編纂された方々のおかげで、週末が充実するのはありがたいことだ。
終了点の整備や、ルート情報収集と整理にはかなりの努力があったと見受けられる。
その努力を少しでも察するために、古い赤岩本との違いを感じながら登りたい。
今日の赤岩は、まずまず混んでいる。
観音岩もトリコニーもチェックしたいルートはあるが、人がいたので東のチムニー岩まで上がる。
すっきりしたラインが入れられている、その名も『左ダイレクトルート』。
順調にリードするが、セカンドでしょうたろさんが登り始めたとき下部の岩がガバッとはがれる。
取れた跡には、ダンゴ虫がいっぱい。
蝕まれた岩肌が露出した。赤丸部分がはがれたところ。
幸い大事には至りませんでした。
中山ハング横の『トルージョン』が紹介されていたので触ってみる。
難しい。
トリコニーに移動。旧ジェードルルート、A1だった『トリコニーアラメール』11a。
下から見ると安心できそうなボルト間隔。
多少難しくても何とかなるかと思って取りついたが、ノーテンと言うわけにはいかない。
昼食後、奥チムニーへ。
腰が入っとらんの左にも右にもルートが書いてある。左は、『エルコンドルパサー』
そう言えば、誰かが「コンドルは飛んでいく」というルートがあると言っていたような…。
取りつき方がよくわからないので、とりあえず右の『打々っ子』に登る。
長くて快適なルート。
懸垂で降りながら、『エルコンドルパサー』を偵察する。
下部はよくわからないが、中間部は微妙なバランスで登りおもしろい。
続いて『右ルート』、「これ新しい本に残るんだ。」と思いながら、「残ったなら」と思い取りつく。
下の方はノープロですな。
『ファイヤーマン』が10c表記になり、『直上ルート』が、11cとなっている。
触るかな思いつつ行くと、大盛況。
『なめこスラブ』を2度ほど登り、戻るとしょうたろさんに『直上』をやってー、コールがかかり、挑戦。
難しそうでした。
人が多く訪れる分、それまでひっそりとしていた危険な部分にも触れられる機会が増えるので、大規模な落石は当分続くのでは?と推測します。 事故が無ければ幸いです。
人がいなくてよかったよ。
アルパインの場合は、真下で登っている人の真下にいないようにすることと、フレーク状などの場合、中にダンゴ虫などに荒らされていないか、注意する、など配慮が必要でしょう。