「南岳行っておきたいけど、藪ルートだろうなあ。」と、いつものごとく考えながら地図を眺めていると、稜線が余市岳につながっていることに初めて気がついた。しかも1000m越えの三角山が3つもあるではないか!
これは、偵察がてら行く価値はある、とがぜんやる気になる。
せっかくだから、同じ稜線にある手前の879m(山鳥峰というらしい)も三角点あるし、稜線歩けるから行ってみよう、ということで周回コースにしてみる。
地図に道あとがあるが、池から先はないようなもの。雪崩れ時期は無理ですね。
でも橋はちゃんとあった。
迫力ある谷を進み、稜線に上がる。
滑りはまったくつまらなさそうな稜線を軽快に上がると、余市岳方面がバーッと現れる。
で、ピーク。
1人だし高度が分かりにくいので慎重に地図を見ながら、まあまあ快適な広い稜線を進む。
定天がよく見える。
途中2か所くらい、少し滑れるところがあったが、スキーを楽しむような感じではない。
山鳥峰は、多分この辺だろうと見渡すとデポテープがある。
まさかと思って周辺を見渡すと、なんと雪に隠れたピーク標識があった。
びっくりです。
南岳もあるのは知っていたけど、あんなに立派なものだと思っていなかった。どなたか知りませんが目安になってありがたいです。
さて、下り。
思い切って沢型滑ろうかとも思ったが、一人だし、ところどころクレバス状も見えるので、できるだけ着実に尾根を下る。藪と微地形の極端さで地図読みに気合が入る。
無事、ぴったりの場所に出て終了。
南岳から向こうの1134mとか、1261とか形もかっこいいし、斜面もよさそうに見えたけど、滑りに行くには、アプローチがイマイチですな。
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