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かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

12年ぶりの芦別本谷

2012-05-17 | 雪の山

12日に太陽の里に泊まり、13日で芦別本谷。
テン場は10人越え、本谷Pは5人、久しぶりの大所帯。

記憶が曖昧な年齢に差し掛かり、「本谷、何回目だろう?」などと考え、記録を振り返ると意外に少ない。
最後に登ったのは三稜を上がった2000年なので、12年ぶりだった。
しかも本谷をちゃんと詰めた記録は、相当前だった。

5:30、林道ゲート出発。
7:00、ユーフレ小屋。



7:20、ゴルジュ。完全にふさがっている。

春にしては寒い日だったが、太陽は顔を出してくれる。
あちこちのルンゼや夫婦のルートに思いをはせながら、ぐんぐんと進むと、5稜から順に岩稜が現れる。


1稜だけが、白く凍りつきとてもかっこいい。
1稜脇で、雪崩れた話など聞きながら、最後の詰めに入るとガスの中。

アイゼンの急斜面登りへの話題、登り方は三種類。
①オーソドックスにキックステップ直登、②直登だけど蟹股登り、③アイゼンは平行に深い角度で斜め登り、
さて、みなさんはどれ?写真は、蟹股ですね。
10:40、旧道にあがる。



11:00、ピーク。ここは三年前に来たばかり。でも、雪の世界は数年ぶり。

新道の下りは急斜面でドキドキ。昔冬尾根から上がり、軽い雪崩が起こったことがある。
雲峰まで下ると、また太陽が顔を出し、最高のパノラマ。
背負ってきたミニスキーで滑る。とても滑りやすい。


12:15、雲峰の下。
あとは、だらだら下るだけ、雪をつなぎ、時々尻滑りと滑落の違いを考えながら下る。
14:30? 下山。

新道は相変わらず長いですね。



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