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かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

891m峰 足慣らし

2020-12-20 | 雪の山

例年だと雪のない時期も少しは山に登るのだが、今年はちっとも登っていない。そろそろ足慣らしに行かねばということで山域を探す。

体力が読めないので2時間くらいで登れて、スキーだから雪がしっかりあるとこ…。ここ数年、三角点Pも登る範囲に入っているが、よく考えてみれば別に三角点にすごく執着があるわけではない。だったら山っぽかったらいいのか、ということで禁断の世界への第一歩。

つまり、ただのポコを目指す。

積雪量を偵察しながら行く。元山周辺は、雪たっぷりで申し分ない。しかし気温は定山渓で-15℃。びっくりした。

気温が低く、人気のない山域は静謐そのもの。時々遠くでモービル音が響くが、久しぶりの森の中に心が洗われる。

雑木が少なく、大きなカンバと針葉樹が交互に現れて幸せ。しかも時々見晴らしのよい斜面に飛び出す。

2時間15分ほどで891mPeak。

ポコってして、眺めの良い場所。晴れている日なら長尾山稜線や余市手前の円錐の連なる峰が見えるでしょう。

気持ちよく下る。

下手くそ山スキーヤーの足慣らしにはちょうどよい。

登り返しはほぼないが、平地歩きがちらほら。アグレッシブな沢突入も選べる。短く雪が深いのでなんともない。

のんびり下って50分ほどで終了。

2時間の平均20cmラッセルでへこたれた。4時間ひざ下フルラッセル体力に1月中に戻したい。

冷え込みが厳しいので帰りに川をのぞいてみた。

静かな世界だ。

 

 

 



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