「 しずかさや 岩にしみいる 蟬の声 」
と
ばしょう(松尾芭蕉)がよんだ 立石寺には、
九相図がある。
と 聞きました。
くそうず(九相図)とは、
人間が死んだあと、白骨化するまでの9段階を 描いた仏教画
で、
たいていモデルは女。
小野小町とかが多いです→
死体は、
くさる
ふくらむ
臭う
黒ずむ
溶ける
犬や鳥にあさられる
散り散りになる
骨になる
灰になる。
(9段階)
・・どんなに見た目が キレイだろうが、一枚皮をはいだら、
みんな汚い
それが分かったら、肉欲をたち
、
修行に はげみやがれ
という、、
戒め目的で、だいたい描かれています。 だから、しゅうちゃく(執着)さえ冷めてしまうほど
その絵は みにくく(醜く)、
気持ちわるい・肉のかたまり(塊)として
克明。。 なのに 一方で、絵には・・
はかなさ、
かなしさ、
むなしさ、
あき
そして
それらを包み込む、仏へのいけい(畏敬)をも 含めた、
いくたのかんじょう(感情)を しずかに沸き立たせる
、
死への メメントモリスイッ
が
そうちゃく(装着)されている・・
そこが、
九相図の
見入ってしまうところです。「蟬の鳴く小説特集」のさいごに、セミでも小説でもない絵を持ってく
って
自分で ツッコんでおきますが・・
・・死んだあと、ころがって、バラバラのカサカサの粉々になって
消えていった
セミのなきがらを、
秋の初めに
たくさん、見たので🐻
なんか、いっしょだな~って 思って。。
(「蝉の鳴く小説特集」は、これにて終わりです
お読みくださいました・みなさま🐻 ホントにありがとうございました
気がつけば ギャオォ・・もう冬ですね。
)
この死体をむさぼる犬の絵を見て
若い頃に読んだ藤原新也の「印度放浪」を思い出しました。
「東京漂流」だったかな?
ガンジス河の河原で、人の死体に野犬が群がっている写真があったのです。
衝撃的でした。
蝉シリーズの完走、お疲れ様でした!
今回もおもしろい本をたくさんご紹介いただきました!
しかし、最後の九相図はずしり!と、響くものがありました。
いろんな事に興味を持ち、収集に勤しんでも興味がなくなると、トタンにガラクタと化してしまう・・。
そんな私に、重ねてしまいました。
私も修行にハゲもうかしら、と思いました。
(。・_・。)ノ
次のシリーズを楽しみにしておりす!
(*⌒▽⌒*)
今夏ほど蝉の鳴き声の多く賑やかだった年はありません。
大きな異変がなければと思います。鼓膜が変異をきたしているのかも知れませんが?
蝉シリーズありがとうございました🙋 また来夏~~~😍
蝉からのラストが九相図、流石です!!✨
小野小町、あの頃1番の美女とされながらも晩年の悲しく悲惨な最後は確かに九相図のモデルに適用されやすい要素満載ですが
小野小町本人はたまったもんじゃないだろうな…と友人感覚で感じてしまいました(*^▽^*)💦
どれだけ美しく、あるいは醜い人も最後は同じ
なくなれば皆同じですもんね。
なんだか教訓の様です。
九相図、
美人日本画家の松井冬子さんの絵を連想してしまいました(*^▽^*)
ふじわらしんやさん、クリンは写真家さんとしての活どうしか知らなかったのですが、たくさん本を書いているのですね❗
しらべたら、ズバリ『メメント・モリ(死を想え)』っていうタイトルのもありました📖🔔🔔🔔
しかも、現在ふじわらさんが立ち上げた有料会員制ウェブマガジンは人気ありすぎて入会できない状たいだとか⤴️⤴️
さすがはzooeyさまに忘れられないインパクトをのこすアーティストですね‼️
くそうず、うちのチットの本にいくつかのっていたのでクリンも見ましたが、、
小説以上に語りかけてくるものがありますね🌀
クリンより🐻🍀🌼
ありがとうございます✨✨🐻✨✨🍀🍀
セミ小説シリーズ、始めたはいいけど何冊くらいあるんだろう?と不安視しつつやってみましたが、いがいにたくさんあって、また内容も切なく深いものが多くておどろきました‼️
セミが語りかけてくる音の大きさというものをかんじましたよ⚡⚡
実はあと2冊、山田詠美の『蝉』っていう作品と『蟬の女王』っていうスターリングの作品を読みたかったのですが、うちのチットが忙しそうだからあきらめました・・⤵️
けっきょくチットのウケウリレビュアーな、クリンより🐻(nerotch さま、、ハゲむって書くと、とたんに別のいみっぽくなりますね⚠️)
ええっΣ🐻⚡
ifuriさま方面ではそんなにはげしくセミが⁉️⚡⚡
(東京はまあまあ例年並みといった鳴き声でした!)
セミの鳴き声はけっこう好きなほうで、とくに早朝に鳴き始めると夏休みっぽくてウキウキ🎵しますが、あまりにうるさいほどだと何かあるのか?と気になりますね⚠️
さいきん地しんも多いですしね、、
クリンより🌀(有益なじょうほう、ありがとうございました🍀🍀🍀
そして応えんも✨✨ありがとうございました🍀🍀🍀🍀🍀✨✨✨)
おはようございます👋🐻☀️✨✨←敬礼
先日、リフィさまに「階級」があることを知り、クリンたちものすごくビックリしていたんですよ⚡⚡⚡しかも佐官級‼️エリートではありませんか👑⤴️⤴️⤴️
小町も力づよい支えんをえられ、うれしいでしょうね🍀🍀🍀🍀🍀
ご存知かもしれませんが、京都に「随心院」という梅の名所で小町ゆかりのお寺があり、そこには小野小町晩年の「おばあちゃんになっちゃったすごい姿の小町像」があるそうです🍂🍂
うちのチット👩は昔それを見に行き、友人かんかくどころか、本人かんかくで同情していました~(笑)🍀
松井冬子さま🌹✨お姿はすぐに思い浮かべることができましたが、作品ってどんなのだっけ?と思い今見てみましたら✨
まさに‼️くそうずの世界につながる、幽玄な日本画が出て来ました~‼️💀🌼✨✨✨←なかなかステキですね🌈✨さすがはリフィさま✨✨✨
(画家の松井冬子さまと書家の紫舟さまがいつもかぶってしまう)クリンより🐻🌀
「それが分かったら、肉欲をたち、修行に はげみやがれ」
と、分かり易いダメ押しに
「ハイ」とうなずいた自分です。
かなしい人間のさだめですよね・・⤵️
くそうずには生前の姿も合わせて十相としたものもあるそうです🌀←老いを描いているのだかよくわかりませんが、余計なお世話だなって思いました‼️女子としては🐻🎀⚡
くぼにわさま、
くそうずでダメなら、病草紙なんかも色欲げんたいにはオススメだって、チットが言ってましたよ🍀✨
クリンより🌈✨