With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

ロマン?

2005年06月16日 | 日常
何を隠そう、小学生の頃、従兄弟に連れて行ってもらった東宝映画、「零戦燃ゆ」を見て以来の零戦好き!。この戦闘機にまつわる栄光と悲劇のドラマは、決して横に置いて話をするべきではないと思うのだけど、小学生の自分にとっては、その流線型のボディの美しさと、開戦初頭の無敵の快進撃エピソードに心打たれ、これまた当時ハマりまくっていたガンダムと同列のヒーロー的存在だった。
そんな自分にとって、ちょっと胸が騒ぐニュースを見つけた!。

なんと、当時の設計図を元に、新たに零戦が製造され、初飛行したというのだ。
と言っても、すでに映画「パール・ハーバー」に出演済みだったけどね(オタク情報)。

ロシアで製造されたこの「零式艦上戦闘機22型」は、当然新品なので、当時実戦で使われてた機体と同様の運動を難なくこなすという。
写真で見ると、現代のF1マシンの様にムダな贅肉をそぎ落として設計された流線型のボディがしっかり再現されてるし、新品だから、日本機特有の外板のヨレヨレもない。まあ、当時の設計図を元に作られたクローンだから当たり前か。さすがにエンジンだけは当時のオリジナルじゃないけど…。

当然機銃や照準器は取り付けられてない。けれどその面構えからは、当時の航空技術の世界レベルを一気に追い越した零戦の迫力が、ズッシリと伝わってくる。

それにしても、道楽とはいえ、60年前の敵国の戦闘機をそのまんま作ってしまうなんて、日本じゃ考えられないことだなあ。それほど時間が経ったということか…。しかも22型…。