紙ジャケCD「Through The Past, Darkly(Big Hits Vol.2)」と同時リリースだった、
オリジナルは66年のベスト盤「big hits ( high tide and green grass)」
こちらも待望のUK仕様で登場。しかもMONO!
所有のアナログは70年代プレスのUKステレオ盤。
写真集は欠落、インナースリーブもオリジナルでなく(アップルレコードみたいな黒い物に変えられてた)、
スリーブ自体にダメージもあってお安く購入できたもの。
まあ、プレイヤーズ・コンディションというか盤の状態もよく手軽にUK盤の音が楽しめるのでこれはいい買い物でした。
そして紙ジャケCDは、オリジナルの、しかも初版スリーブ再現を目指したもの。
フロント。
USよりもやはりこちらの魚眼レンズで撮られたUK仕様の写真が好きだ。
帯で隠れてるけど、フロントにはなぜか本来左下にある「DECCA」ロゴはなし。
ゲイトフォールドカバーを開いたところ。
簡素化される(写真集が別添になった)前の、ちゃんと写真集がスリーブに貼り付けられているタイプ。
バック。
レーベルにも初版に倣ってアンボックスド「DECCA」。やっぱり復刻ものにはオリジナルのレーベルに近づけたデザインがしっくりくるなあ。
音質については、オリジナルのモノ盤を所有してないので比較できないけど、
中低域が豊かで各パートの音の解像度も高く、かと言って大人しいわけではなく、モノラルならではの音割れ寸前みたいな迫力ある鳴り方をしてくれる。
原音に忠実というよりもオリジナルのレコードの音を再現してくれてるような印象を自分は持った。
さすがボブ・ラドウィック氏。
これが日本独自企画とは贅沢な。
ここまでの音が楽しめるなら「let It Bleed」50周年盤も行っちゃおうかな。
もちろん自分は通常盤をね。
高額なデラックスエディションの前に、まずオリジナル盤に手を出したいから(笑)なかなか踏み切れないけど。