捜し続けること数か月、ようやくオリジナルのアナログ盤をゲット。
「TOUCH / THE BADGE」
知る人ぞ知る?、伝説のバンド?、「The Badge」1983年リリースのデビュー・アルバム。
スリーブ裏面
今となってはお恥ずかしい限りで、その存在を自分は知らなかった!
今年の春先に、某バンド・メンバー募集サイトで、「80年代に活躍した博多出身のバッジというバンドのコピーをやっています。
ベース弾いてもらえませんか?」と声をかけていただいたのをきっかけに聴き始め、今、思いっきりハマってます!
バンドのルックスや、The Jam来日時のオープニング・アクトを務めたなんてエピソードからMODSバンドとして紹介される事が多いけど、
そのサウンドはシンプルなロックンロール。
ルーツのモータウンやR&Bテイストのする曲も多いものの、親しみやすいメロディーとグルーブ感あるビート・サウンドは大好物のマージー・ビートを彷彿とさせる。
3ピースにリッケンバッカーということもありJAMをイメージさせますね。
そしてこのファースト・アルバムは捨て曲なし!
83年当時の音は反映されているけど「Lady on the Radio」で幕を開け「Going Back To My 60`s」、「Down Town センセイション」、「口びるかみしめて」、「内気なサンディー」に「Union jackに魅せられて」と名曲揃いで、時空を超えてロック・ファンに響く名曲たちだと思う。
ポニーキャニオン系リバスターレーベル
そんなBadge再評価の動きが2,000年代初頭にあったらしい(Badgeは86年に解散)。
このムーブメントもまったく自分の耳には届かず(その頃は御大の9年ぶりの来日もあったしね)。まぁ、ホントに自分のアンテナのカバー範囲の狭いこと(笑)
面白いのが再評価のきっかけとなったのは、海外のパワー・ポップのコンピレーション、しかもBootlegに収録されて逆輸入的に日本国内にもたらされたものだというのだからイカしてる。
これがきっかけとなりようやくCD化が叶い、未発表アルバムも3枚新たにリリースされるという、後追いながらもほれぼれするようなブレイク具合。
今年の春以降に買い集め、ほぼ揃ったCD群(未発表アルバムの第1集だけない)。相変わらず熱しやすく醒めにくい性格で・・・。
そして中心メンバーの中村昭二さんが、2004年以来、15年ぶりにライブを博多で行うとのこと!。
「Badge Night Vol.1」というイベントで、まさに「THE BADGE 2019」というバンド名で復活されるとのこと!。
Badgeに魅せられた絶好のタイミングでの復活の報せ。
行ってきます。