ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団

2013-07-01 14:37:05 | クラシック

久しぶりにオーケストラを聴きに行ってきました。
調べてみたら、去年はクラシックコンサートに行ってない!
びっくり!

今回の演目は、こちら。

ベートーベン:交響曲第7番
ブラームス
:交響曲第1番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番(アンコール)

指揮はミヒャエル・ザンデルリンク。
ベト7にブラ1って、もろのだめですよね!
さすがにもう、あんまり関係ないのかなーと思っていたら、
お隣に座ってらした女性2人は、それ目当てで
初めてのオーケストラ鑑賞のようでした。
根強い人気がありますね。

まず、ベト7。
テンポ早めにスタート。
音がとっても軽やかでキラキラしてます
久しぶりに聴く生音、やっぱりいいですねぇ。。。
そして、オーボエとフルートの女性が演奏する時
ものすっごい体を動かすので、つい見てしまいますw
お2人、とても息の合った動きをされていて、
きっとプライベートでも仲がいいんだろうな、なんて想像してみたり。

ただ、ちょっと、速い!(爆)
第4楽章なんて笑っちゃうくらいの速さで、
走ってる感じはしないけど、そこまで速くしなくても・・・と。
バイオリンとかものすごい勢いで指が動いていて、すごかったです。
演奏終わって時間を確認したら、19:50。
だいたい交響曲って1時間くらいですが、
50分弱の演奏時間だったわけで、そりゃ速いはずだ、と。

アレですかね。
翌日もサントリーホールでの公演だったので、
移動しなくていいですよね。
朝、ちょっとゆっくりできますよね。
場所も、六本木ですよね。
そりゃー飲みに行きたいですよね。
それで、今日は速めにいこうぜ、みたいな・・・
な~んて考えすぎでしょうか

休憩を挟んで、二部はブラ1。
1部は下手にいたコンバスが2部は上手に移動していて、
奏者も増えてました。
登場した奏者を見ると、
第一奏者が皆交代してましたかね。
オーボエとフルートは男性に変わってました。
バイオリンも、コンマスからコンミスになってたし。

同じ楽器でも、奏者が変わると音が違いますねぇ。
オーボエがね、1部の女性はとても軽やかな音でしたが、
2部の男性はまろやかで落ち着いた音。
特徴に合わせて交代してるのでしょうか。
ブラ1はバイオリンソロがありますが、
とてもキレイな音で、うっとり

毎度、バックステージ席だったのですが、
舞台に近い方だったので、目の前にティンパニーがあったんですね。
あれ、演奏の途中で音の調整するじゃないですか。
指でたたいて、耳を近づけて音を確認している姿は職人って感じで
ついつい気になって見てしまいましたw
演奏も的確で、カッコいい!

コンバスも目の前に座っていたのですが、
高い椅子に座って、前かがみに演奏していて
結構運動量が激しそうだな、と。
年配の方もいらしたのですが、頑張れ!と応援してしまいましたw

ザンデルリンクさんは長身で指が長くて、なかなかのイケメン。
そして分かりやすい指揮でした。
指揮者もかなりの運動量ですねぇ~。

当たり前ですが、どのパートも確かな技術で、
中でもホルン!
ホルンであんなに小さい音は初めてかも、ってくらい
キレイにピアノの音が出てました。
ブラボー!

アンコールのハンガリー舞曲を、これまたすごい勢いで演奏して、終了。
お客さんの拍手がすごくて、皆さんとても嬉しそうでした。
いくつかのパートごとに立って、拍手をもらうのですが
演奏が大変だったパートは、明らかに拍手が大きくなるんですね。
ティンパニーとか、ものすごい拍手で、
バイオリンの人が振り向いて、ティンパニーか、納得!
みたいな表情をされていたのも印象的でした。

あ、アンコールの時、トライアングルがあったんですけど、
たたいた後、左手でトライアングルを扇いでたんですよね。
空気の振動を起こしてるんでしょうか?
面白いですねぇ。

大半の楽器は持ち運びが楽なので、
サッと舞台からハケられますが、
コンバスと打楽器は後片付けが大変です。
で、何となく去りがたい思いで客席に残っているお客様も多く、
再び拍手が起きて、それを受けて指揮者が再登場。
暖かい気持ちになれるコンサートでした。

ティンパニー奏者はマレット(ばち)を片づけてらしたのですが、
覗きこんでるお客様に「見る?」って感じで見せていらしたりして、
とても気持ちの良いカンパニーでした。

やっぱり、生音はいいですねぇ。
もう少しこまめに聴きに行きたいな、と思うのでした。

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