昨年12月、サンマルタン運河沿いに赤いテントが設置された。
Enfants de Don Quichotte(ドン・キホーテの子供たち)という
団体がホームレスのために設置したもの。
厳密にいうと単にホームレス支援だけでなく
社会にホームレスの問題を広く知らしめる目的もあるらしい。
(だから赤の目立つテントなのかも。)
パリの冬は東京の冬よりも寒いし
ホームレスの人々にとってテントは幾分助かるだろう。
このテントが設置された近くの住人からの不満の声もあるらしいけど、
そういう声は積極的には報道されない。
富める人が貧しい人を助けるのは当然(義務?)という
見方の強い国では反対の声を上げるのは難しいのかも、
と想像してみたりもする。
ちなみにフランスでは11月から3月の冬の間は
家賃滞納されても家主は賃貸人を家から追い出せない、
という法律がある(だから春にホームレスが増えるとも言われる)。
いずれにしても問題の根本解決ではない点で
(かつ誰かがその犠牲になっている点で)
手放しで支持できる対策ではないけど、テントに関しては
当座の問題解決(=雨風をしのぐ)と社会へのメッセージ
という意味では有効な行動だと思う。
以下はEnfants de Don Quichotteのサイト
(Photosから写真が見られます。)
http://www.lesenfantsdedonquichotte.com/v2/index.php
Enfants de Don Quichotte(ドン・キホーテの子供たち)という
団体がホームレスのために設置したもの。
厳密にいうと単にホームレス支援だけでなく
社会にホームレスの問題を広く知らしめる目的もあるらしい。
(だから赤の目立つテントなのかも。)
パリの冬は東京の冬よりも寒いし
ホームレスの人々にとってテントは幾分助かるだろう。
このテントが設置された近くの住人からの不満の声もあるらしいけど、
そういう声は積極的には報道されない。
富める人が貧しい人を助けるのは当然(義務?)という
見方の強い国では反対の声を上げるのは難しいのかも、
と想像してみたりもする。
ちなみにフランスでは11月から3月の冬の間は
家賃滞納されても家主は賃貸人を家から追い出せない、
という法律がある(だから春にホームレスが増えるとも言われる)。
いずれにしても問題の根本解決ではない点で
(かつ誰かがその犠牲になっている点で)
手放しで支持できる対策ではないけど、テントに関しては
当座の問題解決(=雨風をしのぐ)と社会へのメッセージ
という意味では有効な行動だと思う。
以下はEnfants de Don Quichotteのサイト
(Photosから写真が見られます。)
http://www.lesenfantsdedonquichotte.com/v2/index.php