はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

王様のお菓子

2007-01-05 17:12:33 | Weblog
ガレット・デ・ロア、という。

フランスの年始に欠かせないアーモンドペーストのパイ。
元は1月6日の公現祭を祝う(キリストの誕生を知った
3人の賢者=王様がキリストに会って祝った)ためのお菓子。

社食のデザートコーナーにも置いてありなかなかの人気。
私は食後のデザートには重たいのでパス。

このパイの中にはフェーヴという小さな陶器(人形だったり
おもちゃだったりデザインはまちまち)が入っている。

切り分けたときに自分の分にフェーヴが入っていたらあたり。
ケーキの付属品の紙製の王冠をかぶり、その日はロア(王様)
のように振舞ってもよいらしい。
年始のおみくじ的楽しさ。

注意点は切り分けるときにうっかりナイフを陶器に当てないこと。
どこに陶器があるか分かってしまってちょっとしらける。
(注意しようがないけどね。)

週末うちでお茶でもしながら食べたいな、
と思っていたらHが仕事の帰りに買ってきてくれた。
どっちが王様になれるかしら。