はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

庶民的で生活感満々の市場

2015-04-20 12:47:04 | モーリシャス:日常生活
東海岸の町フラック(Flacq)の日曜の市に行く。
フラックの市場は観光名所では全くなく、
モーリシャスの庶民が普通に買い物をする場所という印象。
フラック自体がおそらくインド系の人が多く住む町なので
市場にいる人は売っている人もお客さんも殆どがインド系。
それもあってか、クレオール語の他はかたことの英語だけで
フランス語は話さない店員さんも多かった。
マイノリティー感溢れている我々は観光客と間違われていた
ようだけど、店員さんは総じて親切。

市場は衣類、靴、DVD、家具、おもちゃ、家庭用雑貨など
食材以外の大抵のものを売っている。値段も安い。
洋服の多くが200~300ルピー(700円~1000円)。
ほかにも25ルピー(90円)均一の店とか
250ルピー(900円)均一の靴屋とか、生活感満々。
雑然としてはいるものの、家族連れが多く来ており、
危ない感じは全くないし清潔。

海賊版DVD屋に至っては全品1枚25ルピー(90円程度)。
品数は豊富で店内にずらーっとDVDがジャンル別に並んでいる。
DVDのパッケージは色が不鮮明なカラーコピーで
ディスクを直接包んだだけの簡素なもの。
ここまで海賊版であることが明らかで
悪びれていないと非難する気も失せる。
映像や音の質までは確認できなかったけれど、
店員さん曰く、good qualityとのこと。
堂々と店を構えているところを見ると、
警察の取締りとかは受けないんだろう。

昼食はインド系モーリシャス料理をテイクアウト。
名前はさっぱりわからない。揚げ物が多かった。
大人3人子供2人が軽く食べる程度の量で
合計160ルピー(550円)。
モーリシャスのレストランで外食をすると案外
高いのに比べても驚きの安さ。しかもおいしい。

フラックは家から1時間近くかかるので
そこまで足を延ばすことはなかなかないのだけど
ディープな普段着のモーリシャスを味わえる町。

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