元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

身体の探究

2010-12-08 22:21:37 | 身体
先月から取り組んでいるダンサーのコンディショニング。
アンケート&体力測定の集計が終了しました。

今回の御依頼は チームに障害発生が多いので、何かしてほしいとの事。
いきなり“なにか”と言われても、全く現状が分からないままでは プログラミングできないので、まずは 現状を見せていただき、障害発生の原因を探って、その原因を取り除くプログラムを提供させていただこうと計画を立てました。

現状、約80%の人が障害を持っていました。

障害発生には 必ず原因があります。
一般的には・・・
�オーバーユース:過剰な練習量、不適切な練習方法
これは どれほど基礎体力が備わっているかにもよりますので
�基礎体力の低下
ここの中にも細分化すると、
・筋力低下、筋持久力低下
・柔軟性低下または 過柔軟性
・持久力低下
・敏捷性低下など
�体型:過体重など
�アライメント:姿勢不良(腰椎前弯増強、O脚、X脚、扁平足、回内足など)
�身体の使い方間違い=技術・フォームの悪さ
�環境因子(床、用具、温度、

いちお、予測は していました。

怪我をするダンサーは「ダンサーの身体は柔らかいけど、硬い」

予測は当たりました。
脚は 上がる、開く・・・
けれど、筋肉の1つ1つを見れば硬い。IMG_2IMG_1

私は 普段、ハムストリングのストレッチをするのに左の写真の具合で行います。
私は できませんが、ダンサーの人たちは ぐぃ~っと頭の方まで足を持ってきてストレッチをしていました。
どう違うのか?
どっちがいいのか?
何がベストなのか?
と、いう話し合いをすることから始めようかな・・・
身体を使って表現するのが得意な人達ですから、きっと身体の中の探究も鋭いはず。
でも、これだけ障害が多いので、何かを始めなければいけないのは事実です。



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