元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

昭和の日

2013-04-29 23:32:42 | おたのしみ
昭和と聞くとホッコリと落ち着きます。
大阪と神戸で育った私は 昭和と聞くと大阪を思い描きます。
ふと、なんでかな?と、あらためて考えてみると、平成7年の大震災で神戸から、昭和の風景は たくさん失われましたからね。

昭和の日に大阪昭和町に行ってきました。
毎年、昭和の日に昭和町ではイベントが行われいます。
なじみのキモノ屋さん「姉妹屋さん」でも特別イベントがあったので、行ってきました~!
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キモノ好きさんが大集合でした。
そんな中、お客さん同士がアドレス交換!?
「あんたみたいな可愛い人に来てもらったら嬉しいから、うちへ取りに来て!!
 もう着られへんようになった紅いキモノが、ようけあるねん!!」
と、年配の方が若い御嬢さんへ・・・。
姉妹屋さんへ行くと、いつも長居をして、そのうちに他のお客さんが入ってきて、みんなでお喋りをして・・・
お店の姉妹のお人柄でしょうね。
お店も昔の長屋を使っていて、とても良い雰囲気で、昭和な感じですぅ。

昭和の次は 江戸時代へタイムスリップ・・・
天神橋6丁目にある大阪くらしの今昔館へ。
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こちらは江戸時代の大阪の町屋が再現されています。
落語に出てくる背景をイメージトレーニング!?

落語「青菜」では、長屋住まいの植木屋が御大家の旦那さんと奥さんの洒落た隠し言葉の会話の真似事をするというお話。
御大家では・・・「奥や、奥や・・・」と、旦那さんが奥さんを奥の間から呼びます。
長屋は1間しかなく、「奥」はありませんので、植木屋の奥さんは・・・
「はい!ダンさん!!」と、押し入れから飛び出る!?
・・・という場面を想像して、ぷぷぷ(笑)

江戸時代に生まれた落語も、先人のユーモアの豊かさが覗えますが、こちらも素晴らしいです。
現在、「なにわユーモア画譜」と称して、江戸時代から明治・大正・昭和初期にかけて「大坂画壇」といわれる画家のユーモアに富んだ作品が展示されています。
これまでに見た美術館で一番、時間をかけて楽しめたかもしれません。
美しく、可笑しく、楽しい絵が沢山ありました。

大阪は 今、グランフロント大阪が話題ですが、昭和の日だから(でもなく、人ごみは嫌い)天神橋6丁目から中崎町、梅田まで、のんびり散歩しました。
昭和から残る民家の玄関先の年期の入った植物が疲れを癒してくれました。 
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