心動く、それぞれの春

桜の花の華やかさとは裏腹に、風の冷たい1日でした。
パーソナルトレーニングクライアントのＭさん、84歳…
春をご一緒するのは4度目になります。
「桜の花が咲く頃には　また外に歩きに行きましょうね！」
と、言っていたのですが、月末より発熱があり、当分の間トレーニングは　お休み…となりました。
桜の花は　開いたのもかかわらず、体調を損ね、すこし自信を失われたのかもしれません。
Ｓさん71歳…変形性股関節症の女性…
Ｓさんのお宅にお伺いして2度目の春、、
Ｓさんの股関節の可動域は　トレーニング開始時よりすこし広がりました。
膝も変形していますが、膝の痛みは　全く無くなりました。
レントゲン上は　大きな変化がありませんが、筋肉のコンディションが良くなったのでしょう。
動きは　良くなったものの、たくさん歩いた日は　特に　股関節周辺の痛みが増すようです。
周囲には　同じく変形性股関節症で、手術をして良くなった人、あまり良くならなかった人がいて、トレーニング開始の2年前には　「手術はしない」と、おっしゃっていたのが　日を増すごとに、やはり手術をしようか、しまいか・・・・・
手術をしたら、痛みから解放されるかも…という思いが大きくなったのでしょうね、
最近、コンディションチェックの時には　私への訴えも「大丈夫です！」より、「痛いです！」と、辛いお顔を見る事が多くなり、正直言って辛かったです。
アスレチックリハビリも限界なのかな、、と思い、ＭＲＩなどの精密検査をお勧めしました。
診察より、先にＭＲＩの画像を見せていただき、私の推測では　手術するほどでもないのにな～それにしては　動きが悪すぎる…
と、なんども画像とニラメッコをして、何か良い方法は　ないものか思案をしながら、ドクターの診察を待ちました。
やはり、ドクターの見解は…「どうしても手術というレベルではない」
ドクターの言葉を聞いたＳさんは“手術は　しない！　トレーニングを頑張ります！”と宣言され、今週は　「痛いです」という言葉は　お聞きしませんでした。
（痛みが全くないわけはないと思いますが、股関節と私（トレーニング）と、ジックリお付き合いくださいね。）

Ｋさん75歳…腰痛でお悩みの方は　週に1度のトレーニングで、感触を感じられたようで、週に2回のご希望で訪問させていただくようになりました。
腰が痛くなるので、外には　出ない＝歩かない
出ないので、ずっとユルユルのジャージを履く＝ますます腹筋が　緩む
でも、Ｋさんは　「ちょっと外を歩いてみようかな。」
「ウエストをキュッと閉めるスカートを着たほうが良いですね～そうします。」
…と、行くたびに変化が出てきました。

綺麗な桜を元気に、朗らかに眺めたいですね～

今日は　娘の入学式。
セーラー服姿の娘を見て、胸が熱くなり、、
お弁当も毎日、がんばっちゃおぅ～！！と気合が入りました。