元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

フラミンゴの個性

2012-03-13 22:47:25 | 身体
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わたし 「Mさん! おなかを凹めてください。」

Mさん 「私のおなかは出てるんですよ。」

わたし 「だから凹ますんですよ。キュッと凹ましてください! きついベルトを締めるように・・・。」

Mさん 「凹ますの、しんどいじゃない。」

わたし 「それがトレーニングなんですけれど・・・・・」


テレビで、1回のストレッチで・・・

「ほら! こんなにウエストが細くなった!!」

って・・・
姿勢を悪くしているか、姿勢を良くしているかの差だけなのに。


ぜひMさんに、そのストレッチを体験してほしい。
断固として、「私のおなかは出てるんですよ。」と言うだろうか?
Mさんでも、テレビ向けにお腹を凹ますのだろうか???

ちなみに写真は「片脚立ち」。
『ダイナミックフラミンゴ療法』というスゴイ名前を付けた人もいるそうです。

まず、片脚立ちをナチュラルに行うと、日頃の悪い姿勢が浮き彫りになります。
普段、身体の軸がどこにあるかを表し、その方向に倒れたり、よろめいたりします。
しかし、長時間片脚立ちで安定して立とうとすると、身体の軸を正しい位置へと身体自体が再教育を始めます。
どこが一番安定するか?が、正しい姿勢を導きます。

Mさんは お腹が前につき出て、身体が前方へ弓形になって、足底は 前方の爪先へ重心が偏り、腰や膝にダメージを与えるような立ち方をしています。
Mさんは 腹筋が大変弱くなっています。 そのため腰や膝が弓なりになり、その周辺は筋肉が硬くなっています。局所トレーニンングも必要です。

全身トレーニングとして、片脚立ちで、Mさんの場合は お腹を凹ます事により、身体の軸や足底の重心位置が中心へと整います。
しかし、補正をしないまま、立っていては 片脚立ちも効果を得るどころか、身体を痛めてしまいます。

片脚立ちで現れる症状は 10人10色です。
奥の方のGさんは 外側へ倒れる癖があります。

たかが片脚立ちですが、されど片脚立ちです。


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