閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

マンドリンのおけいこ

2009-06-07 14:20:15 | 日々
さてさて、「1935年もの」のマンドリンです。
Mの実家に長くあったもので、その前の持ち主は不明ですが、
じつはイタリアのクラシックマンドリンの名器カラーチェ
…のコピー品、純日本製(笑)

ぼろぼろに錆びた弦の切れ端などをはずし、
埃を落とし、よくよく磨いたら、見違えるようになりました。
ピックガードというのか、サウンドホール横にある飾り板が
なくなっているのが残念です。

まずは、買ってきた新しい弦を張る。
細い細いスチール弦が全部で8本あります。
同じ弦を2本ずつ張るので、実質は4弦と同じ。
とはいえ、8本あることに変わりはないので、けっこう大変。
かたいギアに油をさしたりしながら、悪戦苦闘。

つぎはチューニングです。
低いほうからG・D・A・Eと…音は4種類なんだけど、
2本ずつが、ぴったり同じにならないといけないわけで、
これがギターより難しくてめちゃくちゃ時間かかる。
そうとう強く張るので、弦で手が切れそうな感じ…。

ようやく音が落ち着いたところで、
一番簡単そうなDのコードをおさえて弾いてみましたら、

じゃららん…

予想外に華やかな音が鳴り響きました。
わぁお!

高校のとき部活でクラシックギターをちょっとやっていて、
マンドリン2本の入るアンサンブルだったのですが、
(たしか明治大学から先輩がコーチに来てくれていた)
わたしはマンドリンには1度もさわったことがなく、
ちりちりとトレモロを奏でるだけの楽器だと思っていました。
和音も弾けることや、ブルーグラスにも使われていることなどは、
つい最近、ネットで調べて知りました。
同じ弦が2本ずつある意味も、自分で音を出してみて初めてわかりました。

いまのところ、弾けるのはGとCとDのコードだけ。
この先は、どこかで手ごろな独習書をさがしてこなくちゃね。
スケール練習にハノンを超超超低速で弾いてみていたら、
押さえるほうの指が痛くなっちゃったので、
本日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする