菊だけど、どこか菊らしくないような…と
ずっと前から思っていたら、じつはキク科ではなく
キンポウゲ科でアネモネのなかまだと知った。
ああ、そうだったんだ。
こちらが忘れていても、毎年ちゃんと忘れずに咲いている。
コスモスとはまた違う、紫がかった落ち着いたピンクが好きで、
いつもお隣まで見に行く。
自分ちに植えればいいようなものだけれど、
庭と呼べる場所は、晩秋になるまでずっと木陰なので、
植えてもたぶん日照不足で無理だろう。
では庭の外は、というと、猪に掘り返されるか、
鹿に食べられるか、どちらにしてもがっかりなので
試してはみない。
山の栗が、今年は久しぶりに豊作で、
お砂糖をいれてペーストにしたり、栗ご飯にしたり、
渋皮煮をこしらえたりと、ひと月たっぷり楽しめた。
夜に落ちる栗は、猪がひとつ残らず拾ってしまう。
ヒトは欲張りなので、昼間に行って木を揺すったりして、
ちょっとでも多く採ってやろうと試みるけれど、
栗の実は落ちるときにならなければ落ちないものだ。
1キロほどまとまったら、熱湯につけて皮をむき、
渋皮もきれいにむき、ビニール袋にいれて冷凍庫にしまう。
炊き込みご飯にするときは、必要なだけ取り出して、
凍ったまま炊飯器にポンと入れる。
これが便利。
生栗をそのまま保存する方法もなくはないが、
時間がたてばたつほど皮むきがおっくうになる。
季節のうちに、拾った勢いが残っているうちに、
加工できるところまでしてしまうのがコツで、
さすがに今年はむき方もだいぶ上達した。
さあ、もうじゅうぶんだ。
これでおしまいにしよう…と自分に言い聞かせても、
目につけば、また5つ6つとポケットに入れてきてしまう。
閑猫のご先祖は、野ねずみか、りすかなんかでしょう。
きっと。
ずっと前から思っていたら、じつはキク科ではなく
キンポウゲ科でアネモネのなかまだと知った。
ああ、そうだったんだ。
こちらが忘れていても、毎年ちゃんと忘れずに咲いている。
コスモスとはまた違う、紫がかった落ち着いたピンクが好きで、
いつもお隣まで見に行く。
自分ちに植えればいいようなものだけれど、
庭と呼べる場所は、晩秋になるまでずっと木陰なので、
植えてもたぶん日照不足で無理だろう。
では庭の外は、というと、猪に掘り返されるか、
鹿に食べられるか、どちらにしてもがっかりなので
試してはみない。
山の栗が、今年は久しぶりに豊作で、
お砂糖をいれてペーストにしたり、栗ご飯にしたり、
渋皮煮をこしらえたりと、ひと月たっぷり楽しめた。
夜に落ちる栗は、猪がひとつ残らず拾ってしまう。
ヒトは欲張りなので、昼間に行って木を揺すったりして、
ちょっとでも多く採ってやろうと試みるけれど、
栗の実は落ちるときにならなければ落ちないものだ。
1キロほどまとまったら、熱湯につけて皮をむき、
渋皮もきれいにむき、ビニール袋にいれて冷凍庫にしまう。
炊き込みご飯にするときは、必要なだけ取り出して、
凍ったまま炊飯器にポンと入れる。
これが便利。
生栗をそのまま保存する方法もなくはないが、
時間がたてばたつほど皮むきがおっくうになる。
季節のうちに、拾った勢いが残っているうちに、
加工できるところまでしてしまうのがコツで、
さすがに今年はむき方もだいぶ上達した。
さあ、もうじゅうぶんだ。
これでおしまいにしよう…と自分に言い聞かせても、
目につけば、また5つ6つとポケットに入れてきてしまう。
閑猫のご先祖は、野ねずみか、りすかなんかでしょう。
きっと。