・・と思ったら、羽ではなく、植物の種子だった。
数日前、風にのってふわふわ飛んでくるのを見た。
ちょうど目の前でサルスベリの木のてっぺんにひっかかったので、
どうやって取ろうかと一瞬考えたが
(木は高さ3メートルくらいあり、のぼるには細すぎるのです)、
数秒でまた舞い上がり、遠くへ飛んで行ってしまった。
きょうみつけたのは、庭の地面の上。
もちろん先日のが飛んで戻ってきたわけではない。
状態がきれいで、長旅の疲れも見えないから、
この植物の本体が、たぶんこの近くにあるのだろう。
種子の長さは20ミリ弱、綿毛も同じくらい。
「種子のデザイン 旅するかたち」(LIXIL出版)という本を見ると、
テイカカズラの種子によく似ている。
テイカカズラは丈夫な蔓草で、小さい風車のような白い花が咲く。
たいてい高い木の上などによじのぼっているので、
間近で見る機会がなかなかない。
以前、手の届く場所で咲く花をみつけ、たのしみにしていたら
案の定、あっというまに刈りとられてしまい、残念であった。
(こういうことがあるから蔓草というものが進化するのですね)
本日のにゃんこ。
風邪ひき茶々さん。
寝袋にすっぽり入って出てきませんので、
本日はシッポだけで失礼。
本日の「いいね!」
猫のゴロゴロで治癒力アップ!
ヒトもゴロゴロいうことができたら、
病猫の治癒力を高めてあげられるんだけど。
かわりに低めの声で静かに話しかけてみましょう。