梅のつぼみに水玉。
略して梅玉(・・とは言わないか)
柳にゃんこも本日は水玉をトッピング。
今年も登場、ムラサキケマンに・・
ナガミー水玉!
大小いろいろ盛りだくさんなので、どこ撮ればいいか迷う。
欲張りすぎて、ひとつもピント合ってないことも多い。
直径3センチ、地上2センチの小さい小さい網をみつけた。
こんなところにも隠れている春。
今昔物語集を拾い読みする。
巻第二十四に「安倍晴明随忠行習道語」というのがある。
陰陽師安倍晴明の少年時代の逸話だ。
師匠の賀茂忠行に同行したとき、百鬼夜行の気配にいち早く気づき、
師に知らせたので難をまぬがれることができた。
忠行はこの子の非凡な才能を認め、以来、つねに身辺に置き、
自分の知るすべてを教えたという。
<此道ヲ教フル事瓶ノ水ヲ写スガ如シ>
この道を教えること瓶(かめ)の水を移すがごとし。
すっと読んで通り過ぎ、しばらくしてから、また戻って、じっと見る。
当時の慣用句かもしれないが、なかなか良い表現だと思う。
水は一滴も残さず移されたが、移した先は別の容器なのだ。
形状も材質もまったく違うかもしれない。
水を知識・技術とするなら、その容器は人格・個性にあたるだろう。
ものを教えるには、容器を見て判断する目と、
水を移す力の両方がなくてはならない。
賀茂忠行は、すぐれた陰陽師である以上に、
指導者としてすぐれた資質の持ち主であった。
・・というのは閑猫の拡大解釈で、そんなことはどこにも書いてありません。
忠行という人、これともう一話に登場しているけれど、
あっさりした叙述にとどまり、人柄のうかがえる記述のないのが惜しい。
(それにしても、漢字とカタカナだけの文ってじつに読みにくいです、ね・・)
本日の「いいね!」(?)
「きつね」は「FOX」か?
「たぬき」は何なのか、気になります。
というより、こんな食堂、実在するんですか。